密教の根本尊である大日如来の化身、あるいはその内証(内心の決意)を表現したものであると見なされている。
「ノウマク サンマンダ バサラダン センダンマカロシャダヤ ソハタヤ ウンタラタ カンマン」
(namaḥ samanta vajrāṇāṃ caṇḍamahāroṣaṇa sphoṭaya hūṃ traṭ hāṃ māṃ. )
大意:「激しい大いなる怒りの相(すがた)を示される不動明王よ。迷いを打ち砕きたまえ。障りを除きたまえ。所願を成就せしめたまえ。カン マン。」
三昧耶形は利剣(倶利伽羅剣)、あるいは羂索。
種子(種子字)はカーン(hāṃ)、あるいはカンマーン(hāmmaṃ)。
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