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Appleが販売しているiPad用スタイラスは全部で3種類。そのうち2種類は、Apple Pencilの第1世代と第2世代。そしてもう1種類は、Logicool (海外ではLogitech) から販売されているLogicool Crayon (ロジクールクレヨン)だ。
Apple Pencilの第1世代と第2世代では機能面に違いがあることはすでに別記事 「Apple Pencil(第2世代) レビュー | プロのイラストレーターにiPad Proで絵を描いてもらいました」 でお伝えしたが、それではLogicool CrayonとApple Pencilにはどんな違いがあるのだろうか。
当記事では、Logicool CrayonとApple Pencilとの違いを紹介するとともに、同スタイラスの特徴や使い勝手をお伝えする。(商品提供:ロジクール)
2019-05-14
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こちらが今回紹介する 「Logicool Crayon」 。見た目はとてもポップで可愛らしく、製品名にもあるとおり 「クレヨン」 を彷彿とさせるデザインで、筐体には全体的にアルミが使用されており、上部のキャップやペン先などはシリコンで作られている。
本物の鉛筆のようなデザインのApple Pencilと、なぜこんなにもデザインが違うのか。その答えはおそらく対象とするユーザー層の違いにあると思われる。
「Logicool Crayon」 はもともと学生向けデバイスとして9.7インチiPad (2018) と同時に発表されたこともあり、シンプルでスタイリッシュなデザインを採用したApple Pencilとは違い、明るいカラーを使った ”学生” 向けなデザインになっている。”学生” と言ってもどちらかというとピューピル (児童) のような低年齢層を意識しているようにも見えるが、可愛らしいデザインが好きな人からすればApple Pencilよりもこちらの方が好みかも?
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ペン上部には電源ボタンが用意されている。電源は2秒長押しでオンになる仕組みで、電源が入ると電源ボタン横にあるLEDライトが緑色に点灯する。電源をオフにするときも同じように2秒長押し。
このLEDライトは常に光っている訳ではないので、残念ながら 「今電源が入っているかどうか」 を確認する術はないのだが、電源オンと電源オフの時はLEDの光り方が違うため、電源がついたか消えたかの見分けはつくと思う。
ちなみに、このLEDライトはバッテリー残量の表示にも使われる。バッテリー残量が10%以上の場合は緑点灯。10%以下の場合は赤点灯、そして残量が5%を切った場合は赤点滅と変わっていく。
バッテリー残量10%以上:緑点灯
バッテリー残量5%~10%:赤点灯
バッテリー残量5%未満:赤点滅
「Logicool Crayon」 のヘッドにはキャップが用意されていて、このキャップを開けるとLightningコネクタ(メス)が登場。ここにiPhoneを充電するときと同じように、Lightningケーブルを挿す事で充電ができる。
" alt="" aria-hidden="true" />Lightningポート(メス)が内蔵
初代Apple PencilにもLightningコネクタが搭載されていたが、初代のコネクタは “オス” タイプでiPadに直接挿すことができた。しかし、「Logicool Crayon」 はiPadに直接繋ぐ事は出来ない。充電方法とペアリング方法は初代Apple Pencilとは異なることをここで伝えておきたい。
ちなみに、ペン先はApple Pencilのものとほぼ同じものが使用されていて、書き心地に関してはApple Pencilと似たものになっている。ただし、「Logicool Crayon」 には筆圧感知機能がないので完全に同じ書き心地ではない。
ここからは実際に使ってみたときの感想をお伝えしていきたい。
まず第一に伝えなければいけないのが、「Logicool Crayon」 の書き心地はApple Pencilとそこまで変わらないということ。前述のとおり、「Logicool Crayon」 にはApple Pencilと同じペン先が使用されていることもあり、画面をなぞるときの感覚はApple Pencilとほぼ同じだ。
" alt="" aria-hidden="true" />筆者が昔飼っていたウサギを描いてみた
傾き検知機能も搭載されているため、傾ければ筆のように太く力強く書いたり、立てることで細くシャープに書くこともできる。
違いがあるのは、筆圧が感知できるかどうか。Apple Pencilにはペン先に筆圧検知機能が搭載されており、押し当てる力に応じて書く ”濃さ” を変えることができる。
" alt="" aria-hidden="true" />紫のタテ線をみれば筆圧感知機能の有無が一目瞭然
メモを取ったり、ちょっとしたお絵かき程度であればそこまで重要な機能ではないと思えるが、プロのイラストレーターなどペンの筆圧を必要とする方にとっては表現の幅が狭くなることになる。スタイラスの性能としてはやはりエントリークラスの製品ではあると言えるだろう。
「Logicool Crayon」 の魅力。それはズバリ 「価格の安さ」 と 「複数のiPadをまたいで使えること」 「握りやすい&転がらない」 の3点。また、先日のiOSアップデートによって使える機種はiPad Pro(2018)にも拡大されており、Apple Pencilよりも汎用性が高いデバイスになっているのも特徴だ。それぞれのメリットを以下で個別に紹介していく。
Apple Pencilではなく、「Logicool Crayon」 を選ぶ最大の理由がおそらく価格だ。「Logicool Crayon」 はApple公式サイトで税別7,880円(税込8,510円)で販売されている。
これに対して、Apple Pencilは初代モデルが税別10,800円(税込11,664円)、第2世代モデルは税別14,500円(税込16,550円)。価格差は初代モデルが約3,000円、第2世代モデルは約8,000円。
この価格差はかなり大きい。特にiPad Pro(2018)で使える第2世代Apple Pencilとは1万円弱もの価格差になっているため、「Logicool Crayon」 を購入して浮いたお金をiPad性能のアップグレードにいくらか充当することもできるだろう。
使い勝手もApple PencilとLogicool Crayonはそこまで大きくは変わらないので、ライトな用途にApple Pencilを使うことを考えているなら、Logicool Crayonの購入がベターかもしれない。
Logicool Crayonのもうひとつ大きな魅力。ペアリングが不要で、さらに複数のiPadと行き来ができるということ。
Logicool Crayonは、iPadとペアリングすることなく使える不思議なデバイスだ。Apple PencilでさえBluetoothのペアリングが必要なのに、なぜかLogicool Crayonは電源を入れるだけでスラスラ書き始めることができる。これは小さなお子さんなどペアリングという操作があまり得意ではないユーザーにとって便利なのではないだろうか。
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しかもペアリングという概念がないため、他のiPadに移るときも 「ペアリング解除 → 次のデバイスでペアリング」 の工程を踏む必要がない。2台以上のiPadを持っている方は、Logicool Crayonを買えば簡単に使い回せるのでオススメだ。
Logicool Crayonが対応している機種は以下の通り。
当初はiPad Pro以外の機種に使用が限定されていたが、今年春にリリースされた 「iOS 12.2」 からiPad Pro (第3世代/11インチ・12.9インチ) でも使えるようになった。
ただし、上記表のとおりiPad Pro (第2世代/10.5インチ・12.9インチ)やiPad Pro (第1世代/9.7インチ・12.9インチ) で使うことができないので、その点には注意していただきたい。
ちなみに、Apple PencilをペアリングしたiPadでは、Logicool Crayonが使えない仕様になっている。再びLogicool Crayonを使いたい場合は、「設定」 アプリからApple Pencilのペアリングを解く必要がある。
Apple Pencilは、Apple Pencil(第2世代) になって、鉛筆のような断面が設けられたこともあり飛躍的に持ちやすくはなったものの、初代は完全なる円筒形。さらにツルツルと滑りやすいプラスチック素材を使用していたこともあり、「うまく手にフィットしない」 と感じることが多かった。
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その点、Logicool Crayonはアルミ素材で作られている上に、平らな形状をしていてとても握りやすい。持ちやすさでは、Apple Pencil(第2世代) と同じくらいかApple Pencil (第2世代)の方が少し持ちやすいかなとも感じる。
しかもお子さんの小さな手でも持てるので、家族で使うことを前提に購入するなら個人的にはLogicool Crayonがオススメだ。
筐体がアルミ製なので高級感という意味ではApple Pencilには負けてはしまうのだが、実際の使い勝手を考えるなら、やはり持ちやすさや使い勝手を選びたいところ。
持ちやすさ
Apple Pencil (第2世代) ≧ Logicool Crayon > 初代Apple Pencil
さらにLogicool Crayonの平らな形状は、Apple Pencilの悪い癖である 「コロコロと転がる」 ことがないのもひとつのメリット。
実際にApple PencilとLogicool Crayonを机の上で転がしてみたが、一番遠くまで転がったのは、初代Apple Pencil。完全なる円筒形をしているので、止めない限りどこまでも転がっていってしまう。それに対してApple Pencil(第2世代) は数回のローリングでストップ。
しかし、Logicool Crayonは形状ゆえに1回とも回転せず。実験の結果、狭い机の上で使うならLogicool Crayonが最適という結論に。
転がりづらさ
Logicool Crayon > Apple Pencil (第2世代) > Apple Pencil (初代)
ちなみに、ロジクールによると Logicool Crayon は最大1.2メートルぐらいの高さまでだったら落下に耐えられる頑丈さを持っているそうだ。1.2メートルといえば、机の高さぐらい?学校などで児童や生徒に使わせることを考えるなら、学校関係者の方はLogicool Crayonの方を選んだ方が良いかもしれませんよ。
ここからはやや細かい話。
まず、Logicool Crayonはバッテリー内蔵、ケーブルに繋ぐことなくワイヤレスで使うことができる。充電は前述のとおり、Lightningケーブルでつなぐだけ。バッテリー持ちは7.5時間で、スタイラスペンとしては十分なレベル。LEDライトが赤く点灯しだしたら、コーヒーブレイクして充電すると、またしばらくは使うことができるだろう。
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ちなみに、Logicool Crayonで個人的に気になるのは充電コネクタを隠すキャップがシリコン製で少し脆そうだということ。少し強めに引っ張ると引きちぎれる可能性があるので、同製品を充電する際は少し気をつけた方がよさそう。あと小さなお子さんに持たせる場合はこのシリコン部分を噛んだりすると誤飲してしまう可能性が少なからずあるため、目の届かない場所で使わせないなどの配慮は必要かもしれない。
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以上がLogicool Crayonの実際の使用感。Apple Pencilと比較する形でお伝えしてきたが、Logicool Crayonの魅力を少しでも理解していただけただろうか。
正直なところ、Logicool CrayonもApple Pencilも大して性能は変わらないので、iPadで使えるスタイラスを安く導入したいなら、Logicool Crayonがオススメだ。
logicool Crayon がオススメなのは、前述のとおり安くスタイラスを導入したい方、もしくは持ちやすさや転がらないという利点からお子さんや児童・生徒がいるご家庭の方。今ならiPad(第6世代)やiPad mini 5、iPad Air、iPad Pro(2018年モデルに限る) のどのモデルでも使えるため、iPad用のスタイラスを購入する際のひとつの選択肢として考えていただきたい。
Logicool Crayon はApple公式サイトのほか、Amazonでも販売されている。価格はAmazonが少しだけお安いため、Apple公式サイトで購入する理由が特別なければAmazonで購入すると良いのではないだろうか。通常価格は税別7,880円 (税込8,510円)だ。
Logicool Crayon レビュー | 安いだけが魅力じゃない。Apple Pencilと実機比較
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Appleが販売しているiPad用スタイラスは全部で3種類。そのうち2種類は、Apple Pencilの第1世代と第2世代。そしてもう1種類は、Logicool (海外ではLogitech) から販売されているLogicool Crayon (ロジクールクレヨン)だ。
Apple Pencilの第1世代と第2世代では機能面に違いがあることはすでに別記事 「Apple Pencil(第2世代) レビュー | プロのイラストレーターにiPad Proで絵を描いてもらいました」 でお伝えしたが、それではLogicool CrayonとApple Pencilにはどんな違いがあるのだろうか。
当記事では、Logicool CrayonとApple Pencilとの違いを紹介するとともに、同スタイラスの特徴や使い勝手をお伝えする。(商品提供:ロジクール)
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Apple Pencil 第2世代 レビュー | プロのイラストレーターにiPad Proで絵を描いてもらいました
2019-05-14
「Logicool Crayon」 の製品デザインをチェック
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こちらが今回紹介する 「Logicool Crayon」 。見た目はとてもポップで可愛らしく、製品名にもあるとおり 「クレヨン」 を彷彿とさせるデザインで、筐体には全体的にアルミが使用されており、上部のキャップやペン先などはシリコンで作られている。
本物の鉛筆のようなデザインのApple Pencilと、なぜこんなにもデザインが違うのか。その答えはおそらく対象とするユーザー層の違いにあると思われる。
「Logicool Crayon」 はもともと学生向けデバイスとして9.7インチiPad (2018) と同時に発表されたこともあり、シンプルでスタイリッシュなデザインを採用したApple Pencilとは違い、明るいカラーを使った ”学生” 向けなデザインになっている。”学生” と言ってもどちらかというとピューピル (児童) のような低年齢層を意識しているようにも見えるが、可愛らしいデザインが好きな人からすればApple Pencilよりもこちらの方が好みかも?
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ペン上部には電源ボタンが用意されている。電源は2秒長押しでオンになる仕組みで、電源が入ると電源ボタン横にあるLEDライトが緑色に点灯する。電源をオフにするときも同じように2秒長押し。
このLEDライトは常に光っている訳ではないので、残念ながら 「今電源が入っているかどうか」 を確認する術はないのだが、電源オンと電源オフの時はLEDの光り方が違うため、電源がついたか消えたかの見分けはつくと思う。
新品価格 |
ちなみに、このLEDライトはバッテリー残量の表示にも使われる。バッテリー残量が10%以上の場合は緑点灯。10%以下の場合は赤点灯、そして残量が5%を切った場合は赤点滅と変わっていく。
バッテリー残量10%以上:緑点灯
バッテリー残量5%~10%:赤点灯
バッテリー残量5%未満:赤点滅
「Logicool Crayon」 のヘッドにはキャップが用意されていて、このキャップを開けるとLightningコネクタ(メス)が登場。ここにiPhoneを充電するときと同じように、Lightningケーブルを挿す事で充電ができる。
" alt="" aria-hidden="true" />Lightningポート(メス)が内蔵
初代Apple PencilにもLightningコネクタが搭載されていたが、初代のコネクタは “オス” タイプでiPadに直接挿すことができた。しかし、「Logicool Crayon」 はiPadに直接繋ぐ事は出来ない。充電方法とペアリング方法は初代Apple Pencilとは異なることをここで伝えておきたい。
ちなみに、ペン先はApple Pencilのものとほぼ同じものが使用されていて、書き心地に関してはApple Pencilと似たものになっている。ただし、「Logicool Crayon」 には筆圧感知機能がないので完全に同じ書き心地ではない。
実際に使ってみた感想
ここからは実際に使ってみたときの感想をお伝えしていきたい。
まず第一に伝えなければいけないのが、「Logicool Crayon」 の書き心地はApple Pencilとそこまで変わらないということ。前述のとおり、「Logicool Crayon」 にはApple Pencilと同じペン先が使用されていることもあり、画面をなぞるときの感覚はApple Pencilとほぼ同じだ。
" alt="" aria-hidden="true" />筆者が昔飼っていたウサギを描いてみた
傾き検知機能も搭載されているため、傾ければ筆のように太く力強く書いたり、立てることで細くシャープに書くこともできる。
違いがあるのは、筆圧が感知できるかどうか。Apple Pencilにはペン先に筆圧検知機能が搭載されており、押し当てる力に応じて書く ”濃さ” を変えることができる。
" alt="" aria-hidden="true" />紫のタテ線をみれば筆圧感知機能の有無が一目瞭然
メモを取ったり、ちょっとしたお絵かき程度であればそこまで重要な機能ではないと思えるが、プロのイラストレーターなどペンの筆圧を必要とする方にとっては表現の幅が狭くなることになる。スタイラスの性能としてはやはりエントリークラスの製品ではあると言えるだろう。
Logicool Crayon | Apple Pencil (第1世代) | Apple Pencil (第2世代) | |
---|---|---|---|
傾き検知 | ◯ | ◯ | ◯ |
筆圧検知 | × | ◯ | ◯ |
ダブルタップ | × | × | ◯ |
「Logicool Crayon」 の魅力はどこにあるのか
「Logicool Crayon」 の魅力。それはズバリ 「価格の安さ」 と 「複数のiPadをまたいで使えること」 「握りやすい&転がらない」 の3点。また、先日のiOSアップデートによって使える機種はiPad Pro(2018)にも拡大されており、Apple Pencilよりも汎用性が高いデバイスになっているのも特徴だ。それぞれのメリットを以下で個別に紹介していく。
① 「Logicool Crayon」 はApple Pencilより安い
Apple Pencilではなく、「Logicool Crayon」 を選ぶ最大の理由がおそらく価格だ。「Logicool Crayon」 はApple公式サイトで税別7,880円(税込8,510円)で販売されている。
これに対して、Apple Pencilは初代モデルが税別10,800円(税込11,664円)、第2世代モデルは税別14,500円(税込16,550円)。価格差は初代モデルが約3,000円、第2世代モデルは約8,000円。
製品名 | 価格 |
---|---|
Apple Pencil(第1世代) | 税別10,800円 (税込11,664円) |
Apple Pencil(第2世代) | 税別14,500円 (税込16,550円) |
Logicool Crayon | 税別7,880円 (税込8,510円) ←安い! |
この価格差はかなり大きい。特にiPad Pro(2018)で使える第2世代Apple Pencilとは1万円弱もの価格差になっているため、「Logicool Crayon」 を購入して浮いたお金をiPad性能のアップグレードにいくらか充当することもできるだろう。
使い勝手もApple PencilとLogicool Crayonはそこまで大きくは変わらないので、ライトな用途にApple Pencilを使うことを考えているなら、Logicool Crayonの購入がベターかもしれない。
② 「Logicool Crayon」 はペアリングが不要、複数のiPadをまたいで使える
Logicool Crayonのもうひとつ大きな魅力。ペアリングが不要で、さらに複数のiPadと行き来ができるということ。
Logicool Crayonは、iPadとペアリングすることなく使える不思議なデバイスだ。Apple PencilでさえBluetoothのペアリングが必要なのに、なぜかLogicool Crayonは電源を入れるだけでスラスラ書き始めることができる。これは小さなお子さんなどペアリングという操作があまり得意ではないユーザーにとって便利なのではないだろうか。
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しかもペアリングという概念がないため、他のiPadに移るときも 「ペアリング解除 → 次のデバイスでペアリング」 の工程を踏む必要がない。2台以上のiPadを持っている方は、Logicool Crayonを買えば簡単に使い回せるのでオススメだ。
Logicool Crayonが対応している機種は以下の通り。
Logicool Crayon | Apple Pencil (第1世代) | Apple Pencil (第2世代) | |
---|---|---|---|
iPad mini(第5世代) | ◯ | ◯ | × |
iPad(第6世代) | ◯ | ◯ | × |
iPad Air(第3世代) | ◯ | ◯ | × |
iPad Pro(第3世代) | ◯ | × | ◯ |
iPad Pro(第2世代) | × | ◯ | × |
iPad Pro(第1世代) | × | ◯ | × |
当初はiPad Pro以外の機種に使用が限定されていたが、今年春にリリースされた 「iOS 12.2」 からiPad Pro (第3世代/11インチ・12.9インチ) でも使えるようになった。
ただし、上記表のとおりiPad Pro (第2世代/10.5インチ・12.9インチ)やiPad Pro (第1世代/9.7インチ・12.9インチ) で使うことができないので、その点には注意していただきたい。
ちなみに、Apple PencilをペアリングしたiPadでは、Logicool Crayonが使えない仕様になっている。再びLogicool Crayonを使いたい場合は、「設定」 アプリからApple Pencilのペアリングを解く必要がある。
③平らなので持ちやすい&転がらない
Apple Pencilは、Apple Pencil(第2世代) になって、鉛筆のような断面が設けられたこともあり飛躍的に持ちやすくはなったものの、初代は完全なる円筒形。さらにツルツルと滑りやすいプラスチック素材を使用していたこともあり、「うまく手にフィットしない」 と感じることが多かった。
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その点、Logicool Crayonはアルミ素材で作られている上に、平らな形状をしていてとても握りやすい。持ちやすさでは、Apple Pencil(第2世代) と同じくらいかApple Pencil (第2世代)の方が少し持ちやすいかなとも感じる。
しかもお子さんの小さな手でも持てるので、家族で使うことを前提に購入するなら個人的にはLogicool Crayonがオススメだ。
筐体がアルミ製なので高級感という意味ではApple Pencilには負けてはしまうのだが、実際の使い勝手を考えるなら、やはり持ちやすさや使い勝手を選びたいところ。
持ちやすさ
Apple Pencil (第2世代) ≧ Logicool Crayon > 初代Apple Pencil
さらにLogicool Crayonの平らな形状は、Apple Pencilの悪い癖である 「コロコロと転がる」 ことがないのもひとつのメリット。
実際にApple PencilとLogicool Crayonを机の上で転がしてみたが、一番遠くまで転がったのは、初代Apple Pencil。完全なる円筒形をしているので、止めない限りどこまでも転がっていってしまう。それに対してApple Pencil(第2世代) は数回のローリングでストップ。
しかし、Logicool Crayonは形状ゆえに1回とも回転せず。実験の結果、狭い机の上で使うならLogicool Crayonが最適という結論に。
転がりづらさ
Logicool Crayon > Apple Pencil (第2世代) > Apple Pencil (初代)
ちなみに、ロジクールによると Logicool Crayon は最大1.2メートルぐらいの高さまでだったら落下に耐えられる頑丈さを持っているそうだ。1.2メートルといえば、机の高さぐらい?学校などで児童や生徒に使わせることを考えるなら、学校関係者の方はLogicool Crayonの方を選んだ方が良いかもしれませんよ。
③iPhoneと同じように充電できる
ここからはやや細かい話。
まず、Logicool Crayonはバッテリー内蔵、ケーブルに繋ぐことなくワイヤレスで使うことができる。充電は前述のとおり、Lightningケーブルでつなぐだけ。バッテリー持ちは7.5時間で、スタイラスペンとしては十分なレベル。LEDライトが赤く点灯しだしたら、コーヒーブレイクして充電すると、またしばらくは使うことができるだろう。
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ちなみに、Logicool Crayonで個人的に気になるのは充電コネクタを隠すキャップがシリコン製で少し脆そうだということ。少し強めに引っ張ると引きちぎれる可能性があるので、同製品を充電する際は少し気をつけた方がよさそう。あと小さなお子さんに持たせる場合はこのシリコン部分を噛んだりすると誤飲してしまう可能性が少なからずあるため、目の届かない場所で使わせないなどの配慮は必要かもしれない。
まとめ:Logicool Crayonは良いスタイラスだけど、人によってはApple Pencilを選ぶべきなこともある
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以上がLogicool Crayonの実際の使用感。Apple Pencilと比較する形でお伝えしてきたが、Logicool Crayonの魅力を少しでも理解していただけただろうか。
正直なところ、Logicool CrayonもApple Pencilも大して性能は変わらないので、iPadで使えるスタイラスを安く導入したいなら、Logicool Crayonがオススメだ。
新品価格 |
logicool Crayon がオススメなのは、前述のとおり安くスタイラスを導入したい方、もしくは持ちやすさや転がらないという利点からお子さんや児童・生徒がいるご家庭の方。今ならiPad(第6世代)やiPad mini 5、iPad Air、iPad Pro(2018年モデルに限る) のどのモデルでも使えるため、iPad用のスタイラスを購入する際のひとつの選択肢として考えていただきたい。
Logicool Crayon はApple公式サイトのほか、Amazonでも販売されている。価格はAmazonが少しだけお安いため、Apple公式サイトで購入する理由が特別なければAmazonで購入すると良いのではないだろうか。通常価格は税別7,880円 (税込8,510円)だ。
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