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チャグラが生む奇蹟  クンダリーニヨガ A miracle created by chagra Kundalini yoga

2021-10-08 19:06:46 | 瞑想
チャグラが生む奇蹟

 クンダリニー・ヨーガが超常的能力を生み出す源泉は、「チャクラ」である。

 クンダリニー・ヨーガは三千年の歴史を持つ。

 そんなにも古い時代に、クンダリニー・ヨーガは、人間の体の中に、七ヵ所の

「力の湧き出る泉」を発見し、この泉を自由に制御して、超人的能力を発生させ

る技術をつくり出した。そうして、この「力の湧き出る泉」を「チャクラ」と名

づけた。

 チャクラとは、どういう意味か?

 英国、およびアメリカ、インドに本拠を持つ神智学協会発行の6The Chakras9

の中で、リードビーターは、それを6Force Centefと訳している。〃力の中心”

である。そうして、つぎのように解説している。

Chakraという語はサンスクリット語で、輪を意味し、文学的な表現をす

輪廻転生瞑想法II 62

れば、〃法の輪の回転”である。

と。

 また、別なヨーロッパのヨーガの指導者は「幅」であるといっている。

 わたくしの考えは、このほうに近い。

 しかし、これを、輪といったり帽といってしまったら間違いであって、それ

は、車輪の中心から八方に放射状に出ている支柱、すなわち幅には似ているけれ

ども、幅そのものではなく、また輪でもなく、幅の状態なのである。すなわち、

放射状の波動、というものが最も適切と思われる。

 それは、もの、そのものではなく、もの、の状態を示すもので、力をあらわ

しているのである。それは、ある刺激によってひとつの力が生じた状態なのであ

る。その状態が、幅のように放射されたかたちをとっているわけだ。

 それは、力が充実したとき、さまざまな色をともなって、かすかに光って見え

る。霊光に似ているが、オ上フは、チャクラのように多彩な色を発しない。

 

 チャクラが、どうして、超人的ともいうべき特殊な力を発生するのか?

 長い間、それは神秘的な謎とされていたが、近代生理学の登場によって、その

謎は解けた。

 チャクラの揚所は、すべて、内分泌腺と一致するのである。

 クンダリニー・ヨーガの熟達者は、特殊な修行によって得た力でその場所を刺

激し、ふつうの人間の持たない力を発生させるのである。内分泌腺がその力の発

生源なのである。

 これを、近代医学による内分泌腺と対照すると、表1(七三頁)のようになる。

 ただし、この、チャクラと近代医学の解剖学的対照は、わたくしの修行体験に

よってわたくしが分類したもので、欧米のヨーガの指導者たち(およびその系統

の人たち)の対照分類のしかたと、だいぶちがうところがある。わたくしは、わ

たくしの修行体験によって、このほうが正しいと信じているが、あるいは、これ

はリードビーター氏がいっているように、人種、民族別による体格、体質の相違

によるものであるのかもしれぬ。氏はその著書の中で、チャクラの大小、色彩、

位置、形状など、有色、白色、東洋、西洋の民族、人種の相違によってかなりち

がうものがあり、また、おなじ民族、人種でも、多少の個人差が見られる、との

べている。たしかにそのとおりだと、わたくしも思っている。

チャグラの機能


 チャクラは、ホルモンを分泌する内分泌腺と同一の場所にあり、ホルモンが持

つ驚異的な力を発現させる場所であることをのべた。

 では、各チャクラは、どのような力を発揮するのであろうか。

 クンダリニー・ヨーガの秘伝として伝えるところのものを記してみよう。

ムーラーダーラーチャタラ


内分泌腺の性腺、腎臓の部位である。

このヂャクラを覚醒すると、体力が異常に増進して、ふっうの人の三~五倍の

精力を持つようになる。三日、四日の徹夜くらい平気になる。いっさいの病気

を受けつけず、健康体そのものとなる。病弱だった者は、その悪いところが、み

ななおってしまう。このチャクラに綜制汐旧苫∃Qを集中してそのエネルギーが

発動したとき、㈲死の刑人でも床を蹴って立ち上がるだろう。男女ともにじっさ

いの年齢より十歳以上若べなる。

 そのかわり、強烈な性欲と生殖力を持つようになるので、そのエネルギーを、

オージャスという知能のエネルギーに変える方法をあわせもちいる。

 2、スヴァーディシュターナーチャクラ


 闘いのホルモン、英雄ホルモンを湧出させる副腎の部位である。

 このチャクラが覚醒して于不ルギーが発動すると、気力が充実し、勇敢になっ

て、積極果敢な行動力を発揮するようになる。なにものをも恐れず、なにごとに

も惑わず、大胆不敵、不動の信念を持ってどんな困難にもひるまない。生死を超

越した超人的手腕力量を発揮する

3、マニプーラーチャクラ(ナービーチャクラ)


ヨーガの奥義書である「ヨーガースートラ」にこうある。

臍輪に綜制をほどこすことによって、体内の組織を知ることができる。

この章について、佐保田鶴治博士は、

(自在力 第29節)

 臍輪というのは、実際の臍の孔ではなくて、そのあたりにありと想像され

る神秘な車輪状の部位のことで十六の幅をもっていると言われる。一説で

は、後世のハターヨーガで説く六つのチャクラの中の下から三番目にあるマ

ニプーフーチャクラのことであるともいう。いずれにせよ、肉眼で見える部

分ではなく、幽体に属するものとされている。臍輪は気体(生命エネルギー

からなる身体)の中央にあるから、これに綜制を行なうと、身体内の組織が

と解説されておられるが、これは、多少ともちがう。

 博士は、「そのあたりにありと想像される神秘な」といわれるが、この部位

は、決して空想的な場所ではない。たしかに神秘的とも思われる偉大な力を発揮

するけれども、医学的にはっきり確認されているのである。

 それは、医学的には、ソーフー・プレクサスと名づけられた「太陽神経叢」の


ことである。腹腔神経叢、内臓動脈軸叢ともいわれ、腹腔動脈より出る上腸間膜

動脈の起始部にある交感神経の大きい神経叢である(。胃の裏側にあって、さながら太陽の光線のごとく各臓器に神経を送っているので、この

名前がつけられた。

 すなわち、ここから出る神経は、食道、胃、腹部血管、肝臓、輸胆管、豚臓、

副腎、腸等に分布している。また、この神経叢は大小内臓神経、迷走神経、第

十二胸神経節、第一腰神経節などが集まっており、内臓の神経としては最も重要

な叢である。

 チャクラというのは、いずれも、いままで、空想的、神秘的場所とのみ考えら

れてきた。これらの部位は、決してそういうものではなく、さきにのべたよう

に、内分泌腺、神経群、酵素などに深い関係があり、じっさいに、医学的見地か

ら見ても非常に重要な場所であり、大切なはたらきをする場所なのである。

 「綜制をほどこすことによって、体内の組織を知ることができる」とあるが、こ

の綜制というのは、特別な修行を経た特殊な集中力をいう。この組織を知る、と

いうのは、単に組織を知るだけではなく、組織を自由にコントワールすることが

できるという意味である。じっさいにこの臍輪に綜制を集中すると、この太陽神

軽搬に属する内臓器官-―‐それは食道から、胃、肝臓、原臓、牌臓、副腎、腸に

至るまで、すべてを自分の思うようにコントロールできるのである。これらの内

臓器竹が、どんな状態にあるかをすぐ知り、少しでも異常があるようであれば直

ちに正常に戻してしまう。そういう力の訓練が、この臍輪のトレーニングであ

甲状腺・唾液腺の部位である。

 感覚器官の増幅が、高い次元に向かってなされる。

 聖霊と交流し、聖なるものの声を聞くことができるようになる。

 また、自分にとっで不可解な、理解できぬことなどを、天地にみちた、すぐれ

た心、智慧の于不ルギーに同化して、そこから聞くことができる。つまり、人の

肉体はほろびても、その人の持っていた心のエネルギーは、この空間に痕跡をと

どめているので、このチャクラでその心の波動と同じになれば、その心が持って

いたすべてのもの、意識も知能もみな自分と同化して、自分のものになるという

ことである。

 つまり、それは、霊界(四次元の世界)との交通の道が開けることを意味する

のである。

6、アージュニヤー・チヤクラ


脳下乖体の部位である。

 極度に発達した知能を持つ。

 一度、目にふれ、一度、耳にしたことは、ぜったいに忘れることのない記憶

力。どのように複雑な構造でも組織でも、瞬間的に分析し、推理し、理解して、本

質を把握してしまう演鐸と帰納の力。

 コトバという間接思考を経ない純粋思考から発する超飛躍的な創造力。

 究極には、仏教でいう「常楽我浄」の四徳を完成し、仏陀の感性に到達する。

 7、サハスラーラーチャタラ


 松果腺・松果体・視床下部の部位である。

 これを体現すると、仏陀の覚醒に到達する。すなわち、霊性の完成である。

 このチャクラは、「頭の中の光明」)とよばれる。このチャクラ

が目ざめた刹那、この部位に光明があらわれて、燦然とかがやくからである、と

いう。(極秘口伝あり)

 

 
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新型MacBook Proが10月12日発表のウワサ

2021-10-08 19:00:04 | pc

新型MacBook Proが10月発表、M1Xはグラフィックス重視のプロセッサに




テック系メディア『Front Page Tech』が共有したマーク・ガーマン氏の報告によると、AppleはM1X搭載MacBook Proを10月のAppleイベントで発表する準備を進めているそうです。

同氏によれば、Apple M1Xチップは、よりグラフィックを重視したプロフェッショナル向けのM1チップの名称であるとのこと。M1Xは、まず来月中にMacBook Proの新シリーズに搭載され、さらにハイエンドのMac miniシリーズにも搭載されるそうです。



 

技術的な面では、M1Xは10個のCPU(8個の高性能コアと2個の省電力コア)を搭載し、GPUは16コアまたは32コアの2つのバリエーションで開発されているとのこと。

なお、M1のCPUは8コア(4つの高性能コアと4つの省電力コア)で構成されており、GPUは8コアまたは7コアとなっていました。このことから、M1XはM1と比較して、電力消費量を犠牲に性能が向上すると考えられます。特にグラフィックス性能に関してはより大きく向上し、動画編集などの用途に適したプロセッサとなるでしょう。

マーク・ガーマン氏は新型MacBook Proの発売時期について、「今後数週間」としていますが、以前には詳細な日程も噂されています。


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今日の運命 2021年10月8日 Today's fate October 8, 2021

2021-10-08 08:58:27 | 運命学
2021108日  己丑日

五黄土星の日

小さな自我は破れやすい。絶望的な思いの人の来訪を受けたりする。名利を離れ天を相手にの心境を養え。

己丑日

虚空蔵菩薩



虚空蔵菩薩は計り知れない智慧と福徳を具え、衆生の諸願を成就させてくれる菩薩で、頭に寶冠、手に福徳の如意宝珠、智慧の宝剣を持つ。胎蔵界曼陀羅虚空蔵院の主尊

 

 

御真言

オン、バ、ザラ、アラ、
タンノー、オン、タラーク、
ソワカ

 

 
 皇帝
正位置・・・権力。支配力。一家の家長や一族の長。職場、またはグループのリーダー。長男。活動力。情熱。闘争本能。愛情や女性を行動や力で獲得するたくましい男性。性衝動。
逆位置・・・未熟。無力。外見と違って内面は弱い性格をもつ男性。統率力を失う。指導性の欠如。長男だが家や家業を継がない立場。

ウェイト解説
正位置・・・頑固さ。力。防御。実現。偉大な人物。同盟。理性。信念。権威と意志。
逆位置・・・慈悲。共感。信用。敵に対する困惑。障害。未熟さ。






万事思い通りに進まない日。
あちこちの地雷を自ら踏んでしまうような日になります。
何をするにも十分な余裕をもって行うことで、傷は浅く、不運からの素早いリカバリーが可能です。
こういう日もあるさ、と割り切るくらいの心の余裕を持つことが大切です。








October 8, 2021 Yin Earth Ox

Five Yellow Saturn Day

A small ego is easy to break. We receive visits from people who are desperate. Leave your name and cultivate your feelings toward heaven.

Yin Earth Ox

Kokuzo Bosatsu

The Kokuzo Bodhisattva is a bodhisattva with immeasurable wisdom and fortune, and fulfills the wishes of sentient beings. The main honor of the Mandala of the Two Worlds

 

 

 

Mantra

On, Ba, Zara, Ara,
Tanno, On, Tarark,
Sowaka

 

 

 

Emperor
Positive position ... power. Dominance. The head of the family or the head of the clan. Workplace or group leader. The eldest son. Activity. passion. Struggle instinct. A strong man who acquires love and women through action and power. Libido.
Reverse position: immature. Helpless. A man with a weak personality on the inside, unlike the appearance. Lose leadership. Lack of leadership. Although he is the eldest son, he is in a position not to succeed the family or family business.
Weight commentary
Positive position ... stubbornness. Power. defense. realization. Great person. alliance. reason. belief. Authority and will.
Reverse position ... mercy. sympathy. credit. Embarrassment against the enemy. hindrance. Immature.

 

 

A day when everything doesn't go as planned.
It will be a day when you will step on land mines here and there.
If you do everything with plenty of room, the scratches will be shallow and you will be able to recover quickly from bad luck.
It's important to have enough leeway to think that there are days like this.

 

 
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今日の運命 2021年10月7日

2021-10-07 06:41:26 | 運命学
2021107日  戊子日 千手観音菩薩

 

六白金星の日

新しい企画を持った人との接触あり。気が高ぶり争いが起りやすい。負けるは勝ち。怒ったら損、自己

誇るなかれ。心豊かにほのぼのと。


千手観音菩薩

 

千手千眼観自在菩薩。一切衆生を救うため、千の手と千の目を具足し、目と手はその慈悲と救済のはたらきの無量無辺なことを表す。一つの手で二十五有を救うとされる。

 

御真言

オン、バ、ザラ、ダ、ラマ、キリーク、ソワカ
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小さいiPad大好き!:iPad miniレビュー

2021-10-06 13:40:41 | デジタル

小さなiPad Air?


そんでもって、今回の製品ラインアップにはiPad miniが再登場しました。

あまりの小ささに、これまでのminiにはまったく心惹かれなかった私。仕事をするにはノート型パソコンを使いますし、電子書籍を読むにはKindleを。家でごろごろしながら、あるいは旅行中にテレビやウェブを見るには、パソコンとKindleの中間ぐらいのサイズのタブレットを使ってきました。

ちっちゃいiPad Airだ!」。「かわいい!」とも思いました。ディスプレイサイズは8.3インチで、ポケッタブルって言えるほど小さくないと個人的には思うんですが、それでも10.9インチのiPad Air、12.9インチのiPad Proよりはずっと軽くて持ち運びやすいことは確かです。

そこで、ふとこんな疑問に思い当たりました。このiPad miniは一体なんのために作られたんだろう?

これは買い


昨今のスマートフォン巨大化に伴い6.7インチのiPhone 13 Pro Maxなんかも出てるわけですし、それってiPad miniと比べたら1.5インチ小さいだけなんですよね。Samsung(サムソン)のGalaxy Z Fold 3みたいな巨大折りたたみスマホなんて、パカッと開くとディスプレイが7.6インチにまで拡大しますし。

でも、折りたたみスマホってまだまだ一般的には受け入れられていない感じです。おそらく値段と耐久性への懸念が関連しているのではないかと。だとすると、ほとんどの人は最新版iPhone 13 Pro Maxよりも小さいディスプレイの機種を使い続けているわけですよね。iPhone SEiPhone 8のディスプレイサイズはいずれも4.7インチです。今私が使っているiPhone 12 Proだって6.1インチですから、新しいiPad miniに比べたら断然小さいわけです。
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仏舎利というのは、おシャカさまの御遺骨のことなので     す

2021-10-06 11:05:59 | 


 

――守護霊を持つには、何か特別な行法が必要なのでしょうか。

桐山  守護霊は、霊格の高い霊になってもらうのですが、いきなりはできません。

            ″悪貨は

というのも、世の人みんなが、何らかの悪い霊、霊障を持っています

良貨を駆逐する”と言いますね。良貨を流通させるには、まず悪貨をなくさな

げればいけません。つまり悪い霊をなくすのが先で、霊障を断ち切れば、守護

霊はおのずと現れてくるのですよ。

 私自身、一生を霊障をなくすことにかけてきて、やっと守護霊を得たわけで

霊障を断つには″千座行″をはじめ大変な修行が必要だったのです。

 ところが61年、スリランカから私どもに。真正仏舎利”というおシャカさま

の御真骨をいただき、真の守護霊が持てるようになったのです。真正仏舎利を

いただき信心すれば、霊障を断ち、福徳を与えてくれる、まるでそれ自身が守

護霊といっていい、すごいパワーがあるのです。

 仏舎利というのは、それほど強いパワーを持っているのですか?

桐山  そうです。そもそも仏舎利というのは、おシャカさまの御遺骨のことなので

   すが、本当の御遺骨というのは簡単に得られるものではありません。みんな間

   に合わせの仏舎利を使っているし、私どももそうでした。ところが縁があって、

   本当のシ十力の御遺骨習万正仏舎利”を手にすることができたのです。

    この「真正仏舎利」は「生きているシャカ」として尊崇されています。これ

   を「生身如来」、「法身如来」と言います。

    密教では、シャカの御遺骨、御遺身を「変化法身の釈迦」といって、生身の

   シャカの本体とするのです。御遺骨、御遺身が、生きているシャカの本体です。

    私の著書「守護仏の奇蹟」でこの点を詳しく書いていますが、その密教では

   シャカに三重あることを説き、これを「三重の釈迦」と言います。

    第一重のシャカはシ十力の説いた教法。第二重のシャカは生身のシ十力の本

   体である御遺骨、御遺身。第三重のシャカは生身のシャカです。第三重のシャ

   カはすでにおられないので、第二垂のシャカを生身の釈迦如来としています。

    シャカというのは言うまでもなく仏教の開祖であり、仏教そのものの総本尊

   です。実在の仏はシャカだげで、私どもはそのシャカをご本尊としています。

桐山名言集◆この世の中のものすべて、どんなものでも、原因となるものがなくて生するものはなく、また因あって

生じても、これを助長する縁がなくては存在しない。因と縁か重なって、経過をたどり、結果か現れる。

差別はないのです。

のです。

  実在の仏である本尊としてのシャカは法のうえでオールマイティーであり、

   教えのうえでオールマイティーであり、救済者としてオールマイティーです。

   それら三つの力を持つシャカの法身舎利を私たちは「守護仏」とお呼びするの

です。

 真正仏舎利のおシャカさまが、夫婦ゲソカをやめさせるなんておかしいよう

だけれど、救世者としての力は、世界の危機を救うのも夫婦の危機を救うのも 

「守護仏」が、この世のあらゆる悩みや苦しみから、私たちを救ってくださる

   というわげですね。

桐山  すでにこの「守護仏」がもたらす奇跡がたくさん現れているのですよ。そし

   てこの「守護仏」こそが、ほんとうに力のある「守護霊」をもたらしてくれる

 

*如意宝珠法

  仏舎利を本尊として

法を修すること。

 この法は、ことに末

法の世の衆生を益する

ものとされている。物

質的に衆生の願望をか

なえるだけでなく、霊

障のホトヶを救い、三

界困苦の衆生を解脱さ

せる。

 

 

 

あなたも霊能者の仲間になれる

雲言囮ベストがだめならベターでゆけ。千座行で悪い運気を取れば9 達も得る

真正仏舎利という大パワーを得て、千座行をする必要がなくなったと言えるのですね。

 桐山  そうですね。修行の話をし孝すと、私が密教に入ったとき、ます考えたのは、

    一生を通じて自分の行としてどういう行法をしようか、ということです。これ

    は、密教の修行をする時、みんな考えることですがね。

     いろいろな行法の中から、より自分を高めてくれ、自分の方向に合った行法

を選ぶわけです。

 で、私のそりたいのが、。如意宝珠法”だったのです。

 仏舎利を本尊として、この法で祈るとき、自分の悪因縁を断ち切り、そのう

 願いが点のごとくかなりIオルマイティーな 高昨のわ法で。

    ところが問題は本尊とする仏舎利です。本物なんてあるわけない。大きな米

   粒を一つ清めて法を修すると本物と同等の仏舎利になるということになってい

   るのです。だからお米のことをシャリというんでしょう。霊石を使う場合もあ

   りますよ。

    で、お米の仏舎利で祈るのですが、心の片隅に「これは米粒じやないかな」

   という思いが少しでもあると、とても願いなんてかないません。それで行法を変えたんですね。

桐山  そう。要するに、「私にはまだ。如意宝珠法”なんてやる徳がないんだ、もっ

   と徳を積んだら、あるいは本当の仏舎利が手に入ることがあるかもしれない。

   そうしたら、如意宝珠法をやる資格ができたということだろう」と思いまして、

   ペストがだめならベターだというので選んだのが、。因縁解脱の千座行”だったのです。

    これは悪い因縁を切るだげの行法でしたが、悪い因縁を切ればおのずから福

   徳も生ずるだろうと思ったわけです。

 

 

霊言国人の悩みを聞き、アドバイスできる

   指導者を育てたい

 Z千座行から移行したことで、内容的にはどんな変化がありましたか。

 桐山  たいへんな飛躍です。

    今までは準紙如来という概念上の仏を通じてシャカを拝んでいた。つまり

他の大衆仏教と同じだったわけです。

 ところが、今度は、生きたシャカ如来を本尊として法を修することになった。

これは、今までとまるっきり違う。次元が違ってしまったわけです。

 前にお話ししたように、法のうえでオールマイティーであり、教えのうえで

オールマイティーであり、救済者としてオールマイティーである三つのスーパ

ーパワレ‘。これが、ほんとうの仏教だという

   つた。今まて思いです。そしてまた、実際に奇跡的霊験があいついで現れています。

具体的に、信者の修行のしかたはどう変わりましたか。つた。今までとまるっきり比較にならない

。結論から~うと、今我での、瞑想と拝むことが主体であった行から、非常に

実践的な信仰になったと思います。私のところの和讃をお読みになればわかる

とおり、″悩める人の杖となれ”とあります。これが実践行ですね。自分が救わ

れようと思ったら、まず他人を救え、と。おシャカさまのこの教えを梵行と言

うんです、が、阿含経の道場では、もともとこの梵行と所作、つまり修行の二本

立てなわけです。人を救うことと、仏を礼拝供養することですね。

 今までの千座行では、勤行に一目四十~五十分かかりましたから、これだけ

で精一杯というAが多かったんです。ところがこれからは、拝んでいた時間を

梵行に当て、人を助けることができるわけです。そこが実践的であり、また、

それこそがおシャカさまの阿合の道場のあり方だったということです。

   梵行というのは布教伝道のことだと思うんですが、具体的にはどのようにされ

   ていくのでしょうか。

桐山  人の悩みを聞いてあげて、アドバイスをするということも含みますが、そう

   いう人生相談のできる人をこれからどんどん増やそうと思っています。それに

   は指導的な霊能者を最終的に百人作ればいい。百人いれば世界を動かせると思

   うんです。

 

 
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『ホロン革命』

2021-10-06 11:02:18 | 
 

桐山靖雄 対談

「では、いよいよ本論に入りましょう。ケストラーはこう言っています」 とK氏は『ホロン革命』のページをひらいた。

『……ホモーサピエンスは進化論に適合しない病に冒された異常な生物種で、……人類の過去の記録をみても、また現代の脳科学からいっても、ホモーサピエンスが最後の爆発段階に達したある時点で何かに狂いが生じたことは、そしてもともと人間の体には(もっと具体的に言えば、神経回路には)致命的な工学上の欠陥が誤って組み込まれ、それがために人類の妄想傾向が歴史を通して脈々と流れていることは、否定すべくもない。これは恐ろしくも当然の仮定であり、人間の条件を真摯に追求しようとすれば、これから目をそらすことはできない』

「ゆえに、『種』として絶滅するのだ、といっております。

 桐山先生は、これにたいしてどうお考えですか?

 人間はケストラーのいうように、脳に致命的な設計ミスを持った異常な生物種であるとお考えになりますか?」

「いや、わたくしはそう思いません。設計はほとんど完全に近かったと思います」

「すると、設計は完全に近かったが、設計通りに進行しなかったということですか?」

「そうです。ですから、ケストラー自身もいっているように、もう一つのほうの推理、『ホモーサピエンスが最後の爆発的段階に達したある時点で何かに狂いが生じたことは』といっているのが正しいのです。設計ミスではなかった。設計はほとんど完全だったが、進化の途中で方向が狂ってしまったのです。わたくしは、すでに、それを『密教・超能力の秘密』で指摘しています」

 「具体的にお示しください」

 「人間は脳に霊性の部位を持っているのです。これはそのように設計されているのです。だから、この部位がその設計の通りに活動していたら、人類は、ケストラーのいうように『狂気』の川状をあらわさなかったでしょう。したがって、いまのような破滅に直面するようなことにはならなかったのです。この部位が進化の途中で閉鎖されてしまった。そのために、人類は、超 愚人 にたってしまったのです」

「ふうむ、これはおどろくべき発想ですね」

「発想じゃないのです。事実なのですL

「その霊性の部位とはどこですか?」

「大脳の最も中心である間脳の、視床下部です。このいちばん奥に、その部位があります。ただ

し、これがはたらくためには、そのすぐそばにある松果腺という内分泌腺の特殊なはたらきが必要です」

 「それは大脳生理学者の説ですか?」

 「いいえ、そうじゃありません。わたくしの修行体験による発見です。インドのクンダリニー・ヨーガ、チベット密教の修行などを参考に、わたくしが把握したものです。脳生理学はまだそこまで到達しておりません。ただし、アメリカのホルモン分泌学の権威J・D・ラドクリフという学者は、その著書『人体の驚異』(小学館)の中で、おもしろいことを言っております。

  『その機能がようやくわかりかけてきた松果腺は、脳の下側にくっついている小さな毬果形の腺で、人間が原始時代の祖先から受けついできた第三の目の残跡と推定されている』というのです。

 第三の目というのをご存じですか?」

 「ずうっと以前に、そういう題名の本を読んだことがあります。なんとかいう英国人が、チペ。第一章『ホロン革命』と『密教・超能力の秘密』の対論--一一一一一一-

トでラマ僧について密教の修行をし、眉間のあいだに、四次元世界や霊界を見ることのできる第三の目を持つたという内容で、ベストセラーになりましたね。もうほとんど内容を記憶しておりませんが、読んだおぼえがあります。

「そうですが、わたくしは、『密教・超能力の秘密』で、このラトクリフの文章を引用して、こうのべております、『第三の目とホルモン』という章で、

『おそらく、ひとは、「第三の目」などというと、いかにも空想的な、馬鹿々々しいことのように思うかも知れない。しかし、ヒトは、たしかに第三の目を持っていたのである。い や、げんに持っているのだ。人間のからだのなかで最も重要なはたらきをする内分泌腺をく わしくしらべてゆくと、それがはっきりしてくるのである。

ヒトはまさしく第三の目を持ち、しかもそれは、J・D・ラトクリフのいうように”残跡”ではなく、いまでも、活用すれば、実際に。見る”ことすら可能なのである。最近の科学の実験がそれを証明している。その最近の実験を紹介する前に、ひとつ、この不思議なはたらきをする内分泌腺というものを、もう少しくわしく調べてみようではないか』

 と、こうのべております」

「その第三の目が、つまり、先生のおっしゃる霊性の部位というわけですか?」

「いや、ちょっとちがいます。密接な関係はあるが、ちょっとちがいます。第三の目は、ラトクリフのいうように、松果腺です。わたくしのいう霊性の場は、それよりすこし深部の視床下部です」

「 ?」

「それは、ひと口でいうと、第三の目というのは、霊的次元のさまざまな現象を知覚し、見聞する能力を持つ目、といったらよいでしょう。視床下部のほうはそれを動かす『場』です。それはつまり、いまわれわれが持つ普通の目と脳との関係にあると思ったしょう」

 「なるほど」

「視床下部がなぜ霊性の『場』であるかについて、わたくしは、『密教・超能力の秘密』で、生理学と、ホルモン分泌学と、酵素薬理学の三つの面から解明しています。この視床下部が第三の目と連繋して活動するとき、人間は霊性を顕現するのです。その究極において、『密教・超能力の秘密』でいっているように、カミ、ホトケにまで到達するのです。人間は、知性・理性の場である新皮質と、本能の座である辺縁系の中間にある『間脳』に、霊性の場を持っていたのです。これにより、人間はバランスがとれるのです。ところが、この間脳にある霊性の場を、人間は失ってしまった」

 「ふうむ」

 「しかし、それを知っているひとたちがいた。その代表が、シャカです。シャカは、『成仏法』という名で、この霊性の場を再開発するシステムを完成した。古代密教が、それを受けついだL第一章『ホロン革命』と,『密教・超能力の秘密』の対論---7

「古代密教、とおっしやるのはどういうわけですか?」

「後世の密教は、大乗仏教の影響をうけて、シャカがつたえたシステムを様式化してしまったのです。まったくちがったものにしてしまった」

「なるほど」

「しかし、仏像とか、仏画とかは、古代密教の表象をそのままつたえています。密教の仏像の多くが、第三の目を持っているのはこのためです」

 「あの、眉間のところにある目ですね?」

 「そうです。その密教の代表ともいうべき仏像が、摩醗首羅です。これは、梵語の

(マヘーシュバラ)を音写したもので、これを『大自在天』と漢訳し、宇宙の大主宰神とされております。眉間に第三の目があって、合計、三つの目を持っています。われわれは、目が二つです。その二つの目の一つは、辺緑系の脳に通ずる目であり、もう一つは新皮質の脳に通ずる目で、この二つが一対になって、現象世界(物質世界)を見るのです。このほかに、じつはもう一つの目があった。それは間脳の視床下部の脳に通ずる霊性の目で、霊的世界を見る目です。これが、第三のとよばれるものなのです」

 「で、その第三の目が、『残跡』となると同時に、先生のおっしゃる霊性の『場』もはたらかなくなってしまったということですか?」

「そうですね、しかし、それは、霊性の『場』が閉ざされてはたらかなくなってしまったから、第三の目もはたらかなくなって、たんなる『残痕』になってしまったのだともいえるでしょう。要するに、密接な相関関係にあるものですからIL

 「ふうむ」

 とK氏はしばらく考えこんでいたが、

 「しかし」

 と小首をかしげた。

 「なぜ、人間は、その霊性の『場』を失ってしまったのですか? 退化、とは考えられませんね

え。人間の精神活動は原始時代から非常なスピードで進化し、進歩しているわけですから、退化などとは考えられない」

 「その理由ですか?」とわたくしは言った。

「第三の目」はなぜ消えてしまったか?

 「第三の目が閉じられてしまったのには、もちろん、大きな理由があります。わたくしのいう霊性の『場』は、間脳の視床下部にありますが、それは、要するに、物質的な欲望や本能を制御し、時には否淀して、より崇高なるものにあこがれる精神領域です。そういうと、それは新皮質系の領域じゃないかといわれるかも知れません。そうじゃないのです。

 新皮質系の知性は、神を考え(分析し演釈する)、仏を理解しようとするものですが、霊性は、神と一体になり、仏と同化しようとする趨性です。明らかに新皮質系のものとはちがうのです。

 新皮質が生か知性は、時実博士の表現によれば『より良く生きる』ことと、『より高く生きる』(六四ページ挿図参照)ことを目ざします。そのための創造行動をいとなみます。その結果、どういうものが生み出されたかといいますと、精神的には、哲学(および倫理・道徳)、物質的には科学(と技術)です。ことばを変えていうと、『より良く生きる』が科学と技術を生み出し、『より高く生きる』が哲学・倫理を生み出した。ところが、哲学・倫理はいままったく行きづまって、

人類がいまかかえる問題に、大声で1 告は発するけれども、なんの答も出すことができない。

一方、新皮質の『より良く生きる』という目標は、『より便利に』『より速く』の追求なりでしまった。ごらんなさい。現代社会は、新皮質文明であり、新皮質の産物ですが、現代社会の目標は、『より便利に』『より速く』がモ。トーでしょう。地球上のすべての企業が、それを目ざして狂父のごとく活動しています。それが結局は自分の首をしめることを新皮質は知りながら、止めることができない。なぜならば、それをおしとどめる間脳のはたらき、霊性の『場』を、はるか以前に、新皮質自身が押さえこんでしまっていたのです」「そんなことがあり得るのですか?」

「こういう現象は、大脳においてつねにおこなわれるものです。たとえば、動物が高等になるにつれて新皮質が発達してくるために、旧皮質はしだいに大脳半球の底面へ押しやられ、古皮質は大脳半球内部へ押しこまれるようになります。これは大脳生理学の定説で、これとおなじ現象が、人間の大脳においておこなわれたのです。

 新皮質は、それが人類の進歩と進化であり、平和と繁栄につながるのだという大義名分のもとに、間脳を押さえこんでしまったのです。そういう理くつを考え出すのは、新皮質の得意ちゅうの得意ですから

 霊性とは物質的な欲望や本能を制御し、時には否定さえして、より崇高なるものにあこがれる精神領域だと、さきにわたくしは中しましたが、そういうものは、新皮質の生み出す物質文化にブレーキをかけるものです。考えようによっては、新皮質の敵といっていい。だから、新皮質は全力をあげて、霊性の場を押しつぶしにかかった。人間のすべての欲望(大脳辺緑系)がこれにくわわった。これが、人間の『業』というものでしょう。

 だから、知性と称するものは、霊性、霊的なものを、いまでも、迷信といって敵視するでし。う。知性の持ちぬしだと自称するひとたちが、『霊』ということばを聞くと、たちまち歯をむき

出して噛みついてくるのは、そのためです」

 「はゝはゝはゝ、なるほど、なるほど」

 とK氏は大声で笑ったが、

「それはつまり、新皮質脳が間脳を押しつぶしてしまったのは、人類の歴史で、いつごろのことでしょうか?」と聞いた。

知性(新皮質脳)と霊性面脳)が一時に花ひらいた時代わたくしは、逆にK氏に質問し。

「K先生は、さきほど、人間の精神活動は原始時代から非常なスピードをもって、進化し、進歩してきたとおっしゃいましたが、はたしてそうでしょうか?」

「といいますと?一

「わたくしは、ずうっと古いある時代から、すこしも進歩していないのじゃないかと思うのです。むしろ、退化しているのじゃないかと考えます」

「どういう意味ですか?」

「わたくしは、人類の精神文化は、いまから数千年前に、その進歩がおわってしまって、その後は、なんらあたらしいものを生み出すことなく、ただ先人のあとをなぞっているのにすぎないのではないかと思うのです。高い精神文化は、すべて紀元前に完成されてしまっている。ことに、霊性にもとづいた叡智の文化がそうです」

 「ふうむL

 「たとえば、人類の知的産物としての古典を考えてみるとき、ごくおおざっぱにいって、三つのグループに分けられるでしょう。中国の古典、ギリシャの古典、インドの古典です。いま、手もとに参考とするものがありませんから、ごくおおざっぱないいかたですが、中国においては、西紀前五世紀に孔子が生まれて儒教を説き、以後、ざっと、墨子、荘子、から、孟子、萄子、司馬遷にいたるまで、すべて紀元前のひとたちです。

 ギリシャでは、紀元前八世紀に、ホメロスが、『イリアス』『オデッセイア』を書き、前七世紀には、イソップが生まれ、前五世紀には数学のピタゴラス、哲学者のヘラクレイトス、悲劇作家のアイスキュロス、ソフォクレス、前四世紀ごろには、有名なソクラテス、プラトン、ついでアリストテレスが活動しています。このひとたちが、のちのヨーロッパ知的文化のもとをなしたことはご承知の通りです。いまの西洋文明の知的産物は、これらのひとたちの芸術や思想を抜きにしては考えられず、さらには、後世から現代まで、はたしてこれら世紀前のひとたちを凌駕するだけのあたらしい知性的産物を生み出しているといえるかどうか」

 「なるほど」

 「インドではもっと古く、紀元前一〇〇〇年、すなわち、前十世紀にすでに『リグヴェーダ』が成立しています。前八世紀にはバラモン教が活動しはじめています。前七世紀には『ウパニシャッド』が完成し、前五五六年にはシャカが生まれていますL

 「ふうむ」

 「西アジアでは、モーゼの出エジプトが紀元前十三世紀ですし、前八世紀には、預言者イザヤが活動し、前七世紀にはゾロアスター教が成立、同時に預言者エレミアが活躍している。そして、中央アジアでキリストが生まれ、紀元元年をむかえるわけです」

 K氏は無言のままうなずいた。

「じつに、百花捺乱ともいうべき華やかさではありませんか。人類の精神文明の頂点だったのです。これは、見かたによれば、知性‥‥新皮質と、霊性=間脳が一時に花ひらいた時代とみてよいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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Apple Watch SE(GPSモデル)- 40mmゴールドアルミニウムケースとスターライトスポーツバンド - レギュラー

2021-10-06 10:35:12 | デジタル
ほんのちょっと! ほんのちょっとだから!

Apple Watch Series 7の予約・販売・価格が発表されたタイミングで、併売が続くApple Watch SEとApple Watch Series 3の価格も改定されています。あっ、でも身構えないで! 大丈夫、本当にほんのちょっとです。
・Apple Watch SE…3万2780円から→3万2800円から(120円の値上げ)

・Apple Watch Series 3…2万1780円から→2万2800円から(1020円の値上げ)



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今日の運命 2021年10月6日

2021-10-06 06:30:04 | 運命学
2021106日  丁亥日

七赤金星の日

人より協力の依頼を受けたりする日。金運、喜び事あるも調子に乗って酒色に乱れぬよう心すべき日。小利に迷わず自他喜びを共にする心掛けも大切


阿弥陀如来

一切の衆生を救うため四十八の誓いを立てた仏。浄土宗、真宗の本尊で、無限の慈悲と永遠の存在と徳を与えられる。この仏を信じ、その名を唱えれば死後ただちに極楽浄土に生まれると言われる。

御真言

オン、ア、ミリ、タ、テイ、ゼイ、カ、ラ、ウン
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Apple Watch Series 7は10月15日発売、税込4万8800円から

2021-10-05 07:27:30 | デジタル
最も注目すべき点は、ディスプレイのサイズが前モデルよりも20%大きくなり、文字の表示量が50%増加したことだ。さらにディスプレイはより明るくなり、クリスタルも強化されている。また、防塵性能はIP6X、防水性能はWR50となっている。ウワサと違い全体的なバッテリー駆動時間は改善されていないが(定格は18時間)、充電は33%高速化されている。
画像クレジット:Apple


このスマートウォッチには、アルミニウムはミッドナイト、スターライト、ブルー、グリーン、(Product)Redの5種類のカラーがある。ステンレスは3色(シルバー、グラファイト、ゴールド)、チタンは2色(チタニウム、スペースブラックチタニウム)のラインナップがある。Apple Watch Series 7は399ドル(税込4万8800円)から、SEは279ドル(日本では税込3万2800円)からとなっています。また、Series 3は199ドル(日本では税込2万2800円)からとなっており、こちらも引き続き購入することができる。

アップルは、スマートウォッチの世界市場で圧倒的なシェアを維持しており、GoogleやSamsungといった競合他社は、Wear OSとTizenの両方を採用した「Galaxy Watch 4」で力を合わせている。Amazonもウェアラブル市場に参入しているが、これまでのところフィットネスバンドに特化しており、Google傘下のFitbitの直接的なライバルとなっている
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今日の運命 2021年10月5日

2021-10-05 07:16:11 | 運命学
2021105

丙戌日  阿弥陀如来

八白土星の日

内輪もめが起こりやすい。格別慈悲心が大切の日。もうけ話は損失となりやすい。

 

 



阿弥陀如来

一切の衆生を救うため四十八の誓いを立てた仏。浄土宗、真宗の本尊で、無限の慈悲と永遠の存在と徳を与えられる。この仏を信じ、その名を唱えれば死後ただちに極楽浄土に生まれると言われる。

御真言

オン、ア、ミリ、タ、テイ、ゼイ、カ、ラ、ウン

 

 
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新型MacBook Pro、10月12日発表説が浮上

2021-10-04 20:50:46 | タブレットPC
Appleのプロダクトに精通したBloombergのMark Gurman(マーク・ガーマン)氏によると、Appleは今月中にMacイベントを計画しているとのこと。また、台湾の経済日報では10月12日にイベントを行ない、新型のMacBook Pro・Mac mini・AirPods 3を発表すると、さらに具体的に報じています。12日とか言ったらもう来週じゃないですかー!

これまでの噂によると新型のMacBook Proは16インチと14インチで、CPUは「M1X」。ボディデザインも変更され、HDMI端子が復活するとか、MagSafeが復活するとか、Touch Barが廃止されるとかしないとか…。
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社会における解体と変身

2021-10-04 17:48:16 | 近未来
社会における解体と変身  2

 

市川亀久弥先生

 

 つまり、お粗末なバラック建築だったら、前の古びた建物をとりこわしながら、同時に新しい廸物を建てていくこともできるのだが、高級な建築物になると、そうはいかない。まず、コワシが相当程度にこわしてしまってからでないと、手がつけられないということである。

 『その、質的飛躍を含んだ、展開パターンの自然史上におけるティピカルーエグザンプル(典型的な例)をつぎに取りあげてみることにいたしましょう。これが、図4(略す)に示しました昆虫の、完全変態の過程にあらわれてくる個体発生史上の展開パターンであります』

昆虫における解体と変身

 『いま、最終齢の段階にはいった昆虫、つまり、すでに幾回かの脱皮(昆虫の種類で異なる)を経て、サナギになる直前の段階、すなわち終齢段階の幼虫があるといたします。この幼虫のからだのなかには、それまでの幼虫独自の形態、つまり、あのイモ虫状形態を維持するために分泌されていたホルモン(幼弱ホルモンと命名されているホルモン)が、急速に減少していく段階が訪れてくるのであります。一度こういうことになりますと、幼虫は食糧摂取をやめてしまいます。そして、外形的にはあたかも休眠的な状態にはいっていくのでありますが、その虫体の内部では、それまで活性度の分泌レベルを低めていましたホルモン、すなわち、前胸腺といわれているところから分泌される△前胸腺ホルモン▽なるものが最大の活性レベルに到達するのであります。こういうふうになりますと、虫体は徐々に縮みながら〈前サナギ段階▽という段階を通って、ついに、あの特異な形状の△サナギ段階▽にはいっていくのであります。

 ところで、この前サナギ段階を含めましたサナギ段階と申しますところは、虫体の内部におきましては、空前の大変革がまき起こっている時期なのであります。

 ナなわち、前述の幼弱ホルモン(JH)の分泌レベルが落ちて前胸腺ホルモン(PGH)の分泌が高まってまいりますと、それまでの特有な幼虫の形態は、急速に細胞レベルにまで解体化を開始していくのであります。(ある幼虫器官の細胞は、アミノ酸のレベルにまで解体して、液状にまで達するといわれております)』

 実際、この記述のとおりであって、私は、この文章を読みながら、少年時代を思い出す。たいへん残酷なはなしだが、小学校へ通学しはじめた当時、道ばたの木の枝についているサナギをとって、いったいこのなかにどんな虫がはいっているのであろうかと、その年ごろの少年特有の好奇心のおもむくまま、手あたりしだい、サナギの皮をむいてみたものである。なかから、不気味な色をした液体がピュツと飛び出して手をよごし、そのときのおどろきと、気持のわるい感触がいまだに私をとらえている。あれはなんの幼虫であったのか、どろどろの液体のなかに、小さな黒いつぶっぶがいくつも浮かんでいた記憶かおる。

 さて、

 『他方、この幼虫器官の解体化がスタートするのにひきつづいて、それまで幼虫の体内の各所に、一群の細胞の小さな塊の形をとって、休眠状態を続けておりました部分、ナなわち、細胞分裂をくり返して、やがて成虫器官となるべき細胞粒(成虫原基)の活動が、解体した幼虫器官

の栄箆を摂取して、強力に開始されていくのであります。けれども、このような深度の深い、急激な解体と再構成活動のなかにありましても、解体しつくしてはいけない部分、ないし、解体することのできない部分がちやんと残されているのであります。いな、既存の前提が、すべて解体してしまったのでは、歴史的な継承発展にはなり得ないのであります。

 つまり、それまでの生理個体の過去の蓄積を土台として、これを未来に向かって、質的にレべルアップしていくことが、とりもなおさず進化の階段をのぼっていくことでありますから、当然、幼虫器官のもっていた生理器官のなかの、虫体としての根幹となるべきものは、変革のあとにまで継承されていくべきことはいうまでもありません。

 この、解体しないで、次段階にもちこされる器官がなにであるのかと申しますと、これが周知の、①気門系(高等生物でいうところの呼吸器)、②循環器系、③神経系といわれているところ

、生物個体の基本構造にあたる器官群であります。もとより、これらの三者が有機的に結合した形態をもって、適当な温度と、湿度と、酸素の生活条件の確保のなかにもちこされていくのであります。

 以上は、△完全変態▽をとる昆虫の変態過程を、質的飛躍を含んだ歴史的過程の、典型的な例として取りあげてみたものでありますが、この展開パターンをよく注意してみますと、これは一九五五年、わたしが提唱してまいりましたところの、創造の理論、すなわち歴史の論理の展開パターンとしての、△等価変換展開▽をみごとに実現しているものであることがわかります』

 といって、これを、社会構造の変革にひきくらべっつ、論点をすすめる。

 『ところで、以上に取りあげてまいりましたような、劇的な形態をともたった大変革というものは、変革、ないし創造的発展のもっております単純明確なるパターン、すなわち、ティピカルーエグザンプル(典型的な例)ではありますが、つねに、実在する歴史の創造的展開が、こういう昆虫の完全変態パターンにみましたような、劇的な形態をとり続けているわけではありません。その本質としては、変革パターンとしての、等価変換パターンを取りながらも、これをより長い時問経過のなかに、小出しにして、質的展開を実現している場合のほうが、ものごとの歴史的な展開過程における一般形としてみると、はるかに多いのじやないかと思います』

 つまり、いっぺんに大変革をしないで、少しずつ、小出しに変化していく。これが、昆虫の△脱皮▽といわれている段階の変化である。

 周知のように、昆虫の成虫は、すべて、この脱皮といわれている段階的な△皮ぬぎ作業▽を何回かくり返したのち、その最終段階にはいって、はじめて羽化と呼ばれているところの大変革に突入するわけである。これは、不完全変態の昆虫(トンボやセミなどがその典型)、完全変態の昆虫(ハエやチョウやがなどがその典型)にかかわらずI様にたどる経過なのである。

 『ところで、以上の脱皮過程における発展のメカニズムは、もう少しくわしくみると、どのような内容になっているのでありましょうか。現代発生学上の記述を総合いたしますと、およそ、その概要は図6のごときものとなっているのであります。

 すなわち、すでにふれてまいりましたように、昆虫の体内では、幼虫的特徴の維持やサナギ化の開始などが、二種類の内分泌ホルモン、すなわちJHとPGHの両ホルモンの活性レベルや、幼弱ホぞモシ(JH.)前胸腺ホ,レモン(PGH)

図6脱皮過程におけるホルモンの影響模式図と等価変換展開

その時間的な交換によってコントロールされているものでありました。この言スムは、そのまま小変革過程としての、脱皮の出現過程のなかにもあてはルモン制御のメカるのであります。

 すなわち、図6の上部に示しました左端の脱皮点を出発点にして眺めてみますと、JHは、またたく問に急上昇して、活性度合の最大値に達してから、以後、しだいに降下のカーブをとってレベルーダウンしてきます。これに引きかえまして、PGHの分泌量、すなわち、細胞の活性度合のほうは上昇を開始して、つぎの脱皮点の直前くらいのところで最大点に達するわけであります。その直後に、これまた、PGHの分泌も急降下してきます。つまりJHも、PGHも最低にいたるわけでありまナが、この時期に、いわゆる脱皮が起こってくるのであります。

なにょりもまず虫体のスケールーアップを実現しておりますことがわかります。しかし、より注意ぶかく眺めてみますと、

前段階の幼虫に特有な形態や機能の一部が消滅して、脱皮後の段階には、それまでに発現していなかった新しい形態や機能を認めることができます。

 これはいったい、どういうことかと申しますと、脱皮という成長過程の作業では、虫体の形態や機能の大部分は変わらないけれども、ほんの一部分は完全に入れかわっているのであります。

以上の観察によりまして、小変革パターンとしての脱皮のメカニズムはだいたいおわかりいただいたのではないかと思いますけれども、ここで、そのしめくくりとして、もうひとつだけ申しそえておきたいことがございます。それは、虫体の内にあって、きびしくそれぞれの変革過程をゴッドローナなわち、PGHの分泌が最大に達した直後に起こってくるのであります。このことは、脱皮を

つくり出す主要因は、JHでなくて、PGHであろうという考察を生むことになり、PGHのこ

とを△脱皮ホルモン▽という名で呼ぶにいたっているのであります。

 さて、さきに述べました幼虫の最終齢段階にはいりますと、JHはストップして、ついに回復

しないことになります。このことからJHの主たる制御作用は、幼虫形態を維持するものであろ

うというふうに考えられて、JHという名称、ナなわち幼弱ホルモンということに理解されてき

たのであります。

 しかしながら、変革の論理、ないし、創造の論理を考える立場から大局的に申しますと、この

JHというのは、主としてシステムの現状状態を継続する作用をもち、PGHのほうは、主とし

て新しい組織の増殖を活性化する作用をもっているように考えられるのであります。

 いずれにしましても、この場合の脱皮という名の小変革、すなわち革新度の低い創造的展開は、まずシステムの全体性を保持するための働きと、この保持されたシステムの制約を生産的にはみ出していく働きとの、時間的にバランスのとれた、入れかえ作業のもとに出現しているものであることがわかるのであります』

 つまり、″脱皮”は、私がさきに述べた″バラックの建築”であって、とりこわしと、新築が、平行してバランスをとりつつ進行していく、ということである。

 そうして、今までの、生産出力増大に対応するための社会システム変革は、この″脱皮”の変革であり、それでなんとか事たりてきたのである。

 だが、現代と、そしてすぐ間近にせまっている未来社会は、人類に、どんな種類の変革を要求しているというのであろうか? それについて、市川氏はっぎのように論ずる。

ふたたび、社会における解体と変身

 『さて、昆虫発生史にあらわれてまいりました変革パターンの考察は、しばらくのあいだおあずけにしておきまして、つぎは人類の社会システム史にみられる変革の展開パターンと、その変革要因の問題を考えてみることにいたします』

 と、氏は、″人類の社会システム史における最終齢の段階”と名づける項において、人類史における過去の変革をとりあげる。

 『まず、古代において、新しい社会的な方式としての農耕生産経済が発明されて、社会的生産出力が「社会的余剰」を生むところにまで到達して、大規模な神殿の造営能力を持つようになる

と、他の隣接氏族社会からの掠奪をまぬがれるために城壁をもうけたり、あるいはフルタイムースペシャリストとしての、戦闘人口を養いうる経済段階にはいっていく。つまり、軍隊を持つ段階にはいったわけである。

 もとより、こういう生産出力の増大は、地下水が湧き出たように突如として出現したものではなく、氏族共同社会としての、それまでの初歩的な社会システムのいくっかのものに、自然発生的にあらわれてきたものであるから、それまでの社会システムの制御パターンの中心部は、シャーマニズム(未開宗教のひとつ)におけるシャーマンなどに多少毛の生えたような、聖職者的レベルのものに統括されていたのであろうことが想像される。すなわち、祈祷や礼拝行事をつかさどることのほか、種まき、取り入れの時期の指示、あるいは供物の財産管理などより多くを出なかった。原始的な段階の神官を中心とするものであったと考えられる。

 しかるに、前に述べたような生産出力の増大-1社会的余剰貯蓄――軍隊組織、というような社会システムが組まれてくると、それまでの神官や祭官を中心とした社会体制は崩れてくる。

 このような段階におきまして、ひとたび、近接の氏族社会とのあいだに戦闘状態でも勃発するということになりますと、それまでの社会システムのなかの、唯一の情報の蒐集伝達体制でもありました神殿を中心とする組織、すなわち、前述の原始的な神宮を中核とする組織は一転して、人びとの生命の安否にかかわる軍事的な計画や、その戦闘命令をつかさどる体制に転換するにいたるであろうことは、容易に想像できるわけであります』

 こうして軍隊ができあがると、たとえそれが史上もっとも原始的な軍隊であろうとも、それを指揮統括ナる司令官が存在しなくてはならない。

 『かくして、人類史上初の、ひとりの人物を中心とした、指示と命令のための絶対的な強さをもった制御パターンの体制が誕生することになってくるのであります。戦闘のはじまる前段階までは、前述の原始神官的な権限より多くを出なかったはずのひとりの人物と、それにまつわる人間関係が、戦闘の勃発を契機として、きわめて短日月のあいだに、強大な専制的権力と、それにまつわる官僚体制を生み出していくことになっていくのでありまナ』

 強力な司令官は、やがて全軍隊を統括し、「王」への階段をのぼり、ついに「王座」につく。

一砲兵少尉であったボナパルトが、やがて、「ナポレオンー世」として君臨した原型がそこにある。

 『事実(歴史における科学)の著者バナールも、これとほとんど同様な考え方によって、上古代の神官より、王への質的移行過程を考えてきております。これをわたくし流に申しますと、氏族共同体的な社会システムの、生産性が高まってきたある段階におきまして、原始神官と、それにまつわる制御システムのパターンに亀裂ができ、そのなかから、古代神聖王朝特有の強力な官僚的体制が、あたかも前述の脱皮を思わしめるようなプロセスをたどってあらわれてきたものであります』

 つづいて、氏は、図表8をつかって、以下の変革を説明する。

 『図における人類史の模型的表示は、人びとによってこれまで承認されてきました時代区分を前提にして、社会システムにおける創造的発展のための二つの要因の、時間的な変遷を、(T)部と(C)部との相関関係を軸にして、これを時間のものさしの線上に対応させてみたものであります。つまり、図における破線は、生産出力の社会的な活性度(社会システムに対ナる影響度合)を、また実線は、アブソリューティズム(絶対制)としての、宗教的な価値観を軸とする社会プソリューティズムを背景にした価値の役割のあった人類史段階  

社会的な牟産出力

・(Positive l゛eedbackをして系を前向きに変える役割)

生産力と価値体系を含む制御パターンの活性度

SuperCaalt)(氏族社会)(古代社会)(中世社会)(近代社会)ほぶJS]1〔超人類社会〕

       国家の誕生

 

 生産力と生産関係の矛盾によって出現した小変革、すなわち

 〈宗教革命の形を合んだ社会革命〉の起こった場所

 

  図8 人類の社会システム史にあらわれた等価変換展

    開パターンの模型

的規範、すなわちおの’おのの段階における慣習や価値基準にバックアップされた制御パターンとしてのモラルの、△社会的な活性度▽を表わしているものであります』

 図は昆虫の脱皮変身をつかさどるホルモン、JHとPGHのはたらきと、社会変革の動きとを

対応させてあらわしている。つまり、JH・幼弱ホルモンは、現状維持ホルモンとして今までの社会体制を維持してゆくところの警察権力や、行政施策を含む秩序維持のための社会的活性度であり、PGH・前胸腺ホルモンは、発生促進、すなわち現状変革ホルモンで、現体制をつき動か

してゆく可変的な生産出力活性度をあらわす。

 そこで、

 『社会的な生産出力の活性度がずっと上昇してきまナと、この対応原理にもとづいて、それまでの価値体系、およびそれにもとづく制御的な支配の官僚体制は、そのままの状態では十分な制御能力を果たしえなくなってまいります』

 つまり、ここにいたって、世にいうところの<社会革命▽なるものがまき起こってくるわけで、

 『これは、実に社会システムの発展史上における脱皮現象だったわけであります』

 そうして、そこでは、

 『必然的にそれまでの価値基準としての、権威をささえてきておりました神さまは、この新段階ににいたって、より普遍性をもった内容のものと取りかえなければなりませんでした。換言いたしますと、そこではなんらかの意味におきまして、いわゆる宗教革命をともなうことになっていく

のであります。

 そのようにして、社会システムの発展史というものは、社会システムの制御パターンの発展史、ナなわち、管理体制の変革的な脱皮の歴史でもあったことが理解できるのであります。

 したがいまして、古代、中世、近代にいたる社会システム上の脱皮過程というものは、これを巨視的に眺めてみますと、大要、以上のように理解していくことが可能になるのであります。

 具体的に申しますと、キリスト教とか、仏教とかの創唱的な大宗教活動におきましても、社会システム上における制御的な役割というものは、以上の解釈で、そんなに大きな見当違いを犯していることはない、と思っているのであります。

 ただ、ここで注目しておいていただきたいことは、近代社会の役割、すなわち、実質はともかくとして、一応、△主権在民▽をかかげて出現した<近代デモクラシー▽の社会におきましては、神観念の代行者的な役割を果たしていくための△人権思想▽とか、△人民主権思想▽とかを別にして考えますと、それまでの長い人類の社会システム史に強度の役割を発祥してきました、

アブソリューティズム(絶対制)としての神観念というものは、ふたたびその社会システム史的な意味を表わすことは、おそらくなろうと思います。周知のように今日では、<富の生産のた、あるいは、ある種の思想(イデオロギー)とかの権威が、それに代わっているのであります。しかも、

七〇年代の現時点におきましては、この△神観念的代行物▽の制御能力もまた、急速に薄れかけていることはご承知のところであります』

 つまりカミーホトケという″絶対的なもの″もまた、社会システムにおける制御のパターンのひとつであったのであり、いうなればJHホルモンであり、そういう意味では、警察権力や行政施策とそんなに変るものではなかったということである。したがって、ある時期において、それらの宗教は、△人指思想▽とか、△人民主権思想▽にとってかわられてしまった。脱皮した社会システムに無用のものになってしまったのである。けれども、その敗北と時代の流れを察知できない宗教人たちは、もう現代に通用しない古い思想を現代的に装飾して、現代科学の行きづまりの間隙を突いて「第三の文明」というようなものを創造すると号したが、それも、富の生産のためだとか、<大衆のため▽だとか、あるいは、ある種の思想(イデオロギー)とかの新しい権威の前には、当然、無力であり、そのために、それらの宗教団体は、宗教を捨てて。政治活動″に転換(変革)せざるを得なくなってしまった。(それもまたひとつの脱皮であろう。呵々)

 第三の文明を創造するといってたちあがった新しい宗教団体が、結局は、政治活動にその大半のエネルギーを向けざるを得なかったという事実は(それはもはや宗教団体ではない)、まさしく市川教授が指摘されている通り、従来の、カミーホトケというものを礼拝し、ごりやくをほい宗教が、もはや現代の社会システムに適応しなくなってしまっているというちは、そういう存在を無意識のうちに求めながらも、やむを得ず、そういう宗教に憩いを求めるか、もしくは絶望して、宗教というものから遠くはなれてしまっている。

 しかし、それはそれとして、一九七〇年代の今日、神観念にとってかわった〈富の生産のため▽だとか、△民衆のため▽だとか、あるいはある種のイデオロギーだとかの「神観念的代行物」もまた、ナでに、その権威を急速に失いつつあることは、もはや「ご承知のところ」であろ

『さて、話をふたたび図8のところに戻しましょう。さきほども少し言及したのでありますが、神観念的な、アブソリューティズムの代替物で、その社会システム史における制御パターンの役割を、かろうじて遂行させてきました近代のデモクラシーにおきましても、前述のように、新しい限界が出現してきましたことは、今日だれも否定することはできなくなっていると思いす。

 すなわち、社会的な生産出力のひとつの頂点を象徴ナるアメリカの宇宙計画では、人間の乗ったロケットが地球と月の間を無事に往復することができました。けれども、ひとたび地上の人間の世界に目を転じますときには、公害という名の<環境汚染▽を頂点として、幾多の世紀末的な混乱はとどまるところがありません。しかも、△大衆デモクラシー▽として出発しましたはずの、近代の政治形態のなかでは、意味の大半を失いかけた△形式的な多数決原理▽なるものが、いよいよ自己運動的にのたうちまわっているように思われるのであります。

 -‐このようにして、人類の社会システム史を、過去一万年のあいだつらぬいてきました制御パターンのアブソリューティズムというものは、いっきょに消滅する段階が訪れたものとみなくてはなりますまい。このことは近代自然科学と、そのバックーアップのもとに巨大化してきました、現代工業技術の、社会システム上におけるウェイトの必然的な結果としてあらわされてきたものでありましょう』

 さて、それで、結論はどうであろうか?

 『以上を、前述の昆虫発生史に対応をつけていいますと、人類の社会システム史は、いわゆる小変革としての脱皮の段階を通り越してしまって、いまやサナギ化の段階としての、空前の解体段階に突入しているらしいことを意味していると思います』

 いまや、まさに、人類は、皮をひんめくると、なかから青ぐろい液がビュツと吹き出す、あのサナギの解体状態とおなじ状態になってしまっているというのである。

 『端的に申しますと、今日の段階における社会システムというものは、おそらくそういう状態のなかに投げこまれているようであります。だといたしますと、人類史における完全変態的な、再構成的な救済方法を考えなければならない。でなければ、現代史は解体しっぱなしの状態にはいって、やがて糾添紗むかえてしまうのじやないかと思います。

 考えてみますと、脱皮に該当する小変革にすら、うまく通過することができなかったために、

完全に消滅してしまった古代文明は、ナイル河畔、中近東、あるいはユカタン半島などを調べてゆけば、けっして少ない数ではございません。いわんや、解体の深度と、変革の規模の大きさから考えまして、人類史上における現段階の危険度というものは、当然のことながら、なみたいて

いのものではありまナまい』

 では、いったい、人類はどうなるのか?

 解体しっぱなしで、ドロドロの液体状態の混乱のなかで、ホモーサピエンスは絶滅してゆくのか? 市川亀久弥先生はどのような予測をなされるか?

つまり、大なり小なり戦争や、搾取や、ライバル意識などにふりまわされてきたこれまでの、ホモーサピエッス的段階の延長線上における脱皮なのではなく、社会システム史における完全変態を確立したあとの、いわば△超人類史的段階▽への移行の可能性が訪れているのであります』

『以上の私見にたいした誤りがなかったとしますならば、おそらく、人類史におけるつぎの段階。は、アブッリューティズムという名の、有効性が保たれていた幼虫的段階から、羽根や管形口器の獲得に該当する、まったく新しい人類史的段階への脱出が待ちかまえていることになりまナ。

                   おお、これぞ、ティヤールードーシャルダン神父がぜったい信じて疑わなかった超・ヒト、ジョルジューオリヴィエ教授が予測するホモーエクセレンスが現実に生きる超人類社会CSociety of state homo saPience)の実現である。なんとすばらしいことではないか。みにくいサナギも蝶になる。にんげんばんざい、ホモーサピエンスぽんぽんざあい!

 ちょ、ちょ、ちょっと待ってもらいたい。そんなところでおどっていては困るんだ。少々、はやすぎる。そうはいかないんだなあ、これが。

 そのあとにつづく市川先生のコトバがたいへんきびしいのだ。

『しかし、それは、単なる可能性が残されている、というに過ぎないのでありまして、サナギ化の解体段階で、完全にその命脈を終わってしまう可能性のほうがより高いのかもしれません。その心配の種と申しますもりは、従来の、社会システム上の変革段階にくらべて、解体の深度がひじよう把大きいことです。したがってまた、この解体過程のなかにもちこまれる試行錯誤の過程にあらわれてくる、社会的なエントロピー(熱力学上の抽象的な量の単位)の増大化(無秩序化)には、予断を許さないものがあると考えなくてはなりますまい。

 つまり、現代の巨大化された機械文明というものは、ひとたび収拾のつかない状態におちいってしまったら、。あんがいにもろいことが予想できるわけであります』(引用文中の傍点は著考)

 で、では、ヤッパリダメナンデショウカ?

 なんだい、急にショゲてしまったじやないか。

 いや、そうでもないのだ。

 ここに、さすがの市川亀久弥先生もお気がっかなんだすばらしいシステムがひとつあるのだな。市川先生は、せっかくいいところまで肉迫しながら、まったくの専円ちがいのために惜しくもお気がつかれなんだ超人類社会創造のための唯一のシステムがここにあるのだ。

 地を這うみにくいイモムシが、一転してサナギとなり、つづいて春の中空を花から花へうららかに飛び交う、羽翼のいろもあざやかな蝶へと変身してしまう、すばらしい技術とシステムが、ここにある。

 サナギはかならず蝶になるのだ。

ヒトにおける解体と変身

 拙著「変身の原理」において、私は、湯川秀樹博士の文章を引用し、ひとつの道に秀でたすぐ

れた才能は、べつの世界においてもおなじようにすぐれた才能を発揮するのであろうという意味の讃辞を、この偉大な科学者に呈したのであったが、いままた、この本で、それとまったくおな

じことばを、湯川氏のお弟子である市川亀久弥氏に呈さなければならないことになったということは、これはいったいどういう因縁というものであろうか。

 「変身の原理」で、私はこのように述べた。

 『両極端は一致するというけれども、ひとつの世界をきわめた知性はまったくべつな世界にたい

しても、凡人のおよばぬ洞察をなすものなのであろうか。

 私は、つぎに述べるような湯川秀樹博士の文章を目にしたとき、思わずわが目を疑うほどのおどろきを感じたものである。湯川氏は科学について述べておられるのであるけれども、私には、

それがそのまま(密教)について語っているのではないかと思われるものであったのだ』

 この文章とまったくおなじ言葉を、私は、ふたたび、この本で、今度は、市川亀久弥氏の、

「等価変換展開理論」の、サナギの変態脱皮論にたいしてささげなければならなくなったのである。

 

 なぜならば、市川氏が説くこの理論のなかの、昆虫の脱皮過程における発展のメカニズムこそ、そっくりそのまま、’密教の持つ、超能力開発・変身の技術のシステムだったのである。

 「破局からの創造J55頁で、氏は、このように述べておられる。

 『i以上の脱皮過程における発展のメカニズムは、もう少しくわしくみると、どのような内容

になっているのでありましょうか。現代発生学上の記述を総合いたしますと、およそ、その概要

は図6のごときものとなっているのであります。

 すなわち、すでにふれてまいりましたように、昆虫の体内では、幼虫的特徴の維持や、サナギ化の開始などが、二種類の内分沁ホルモン、すなわちJHとPGHの両ホルモンの活性レベルや、その時間的な交換によってコントロールされているものでありました。このホルモン制御のメカニズムは、その生生小変革過程としての、脱皮の出現過程のなかにもあてはまるのでありま』(傍点は著者)

 文中の、″このホルモン制御のメカニズム″は、そのまま、密教のヒト改造の超技術に ″あてはまる″のである。

 いや、この″ホルモン制御のメカニズム″こそ、密教の秘密技術の根幹となるものだったのである。

 

 密教は、五〇〇〇年ものむかしに、この″等価変換展開理論″という現代のすぐれた科学者が提唱する創造理論をナでに技術化して、その体系のなかにとり入れてしまっていたのである。

 いったい、いかなるすぐれた叡智がそれをなしとげていたというのであろうか?

 前の頁で、私は、ながながと市川教授の文章を引用させていただいたが、それはこのことを説明したいためだったのである。もちろん、それだけのことではなく、人類史における各変革段階を、それは生産出力の増大とそれに対応する社会システムの制御パターンの変革にほかならないとする今日的な視点に立ったとらえかた、そして、現代文明の危機こそ、まさに、この、生産出力の飛躍に対応する社会システムの制御パターンの行きづまりであるという明快かっすぐれた論旨も知っておいていただかねばならぬ必要もあったからであるが、最大の理由は、密教のメカニズムと近代創造理論の関連について説明したかったからである。

 市川氏は、すでに前に引用した文章のなかでこう述べておられる(320頁参照)。

 『この幼虫のからだのなかには、それまでの幼虫独自の形態、つまり、あのイモ虫状形態を維持するために分秘されていたホルモン(幼弱ホルモンと命名されているホルモン)が急速に減少していく段階が訪れてくるのであります。(中略)、ところ、この前サナギ段階を含めましたサナギ段階と申しますところは、虫体の内部におきましては、空前の大変革がまき起こっている時期なのであります。すなわち、前述の幼弱ホルモン(JH)の分泌レベルが落ちて前胸腺ホルモン(PGH)の分泌が高まってまいりますと、それまでの特有な幼虫の形態は、急速に細胞レベルにまで解体化を開始していくのであります。(中略)』

 そうして、「それまでの生理個体の過去の蓄積を土台として、これを未来に向かって質的にレベルアップしていく」という進化の階段をのぼっていくわけである。

 これが、そのまま、密教の特殊技術なのだ。

 ヨーガは、訓練によっそヒトに超能力をあたえる。それは、それまでのヒトを一変させる。まったくべっなヒトに変えてしまう。ときにはヒト以上の存在にさせてしまうことも稀れではな

い。いうなればヒトにおける″変革″″脱皮″である。

 変革と脱皮についての市川教授の理論を聞こう(破局からの創造53?54頁)。

 『たとえば、不完全変態の昆虫と申しますものは、大局的にいいますと、以上にとりあげました

等価変換展開を、段階状展開とでもいうべき、ステップーバイーステップ方式によって、小出しにして、所定の変革を実現しているのであります。いな、劇的変換をみせている完全変態の昆虫といえども、一度にかかる発生過程上の新段階を実現したわけでは尨く、おそらく不完全変態の

段階を、ある過去の時代に通過しているものであることはいうまでもないと思います。

 つまり、以上を大川的に巾しますと、に比虫進化史の過程にあらわれた仙体発生史における創造的展開は、はじめの段階において、小出しの変革過程をくり返しているうちに、ある特定の種の祖先のなかに、最後の小変革段階である聊ヤの段階を、徹底した大変革のパターン(完全変態)に移行せしめていったものらしいのであります。(中略)           ゜

 さて、大要前述のようなプロセスによりまして、~完全変態の昆虫におきましても、サナギ化にはいるまでの段階で経験ナるところの小変革は、いったいどういう形態をとって実現しているものでありましょうか。これが周知の〈脱皮▽といわれている段階にほかならないのであります。

 川知のように昆虫の幼虫は、ナベて、この脱皮と名づけられる段階的な△皮ぬぎ作業▽を、お

のおのの成長段階に応じて周期的にくり返し、その最終段階にはいって羽化とよばれております

ところの、羽根開きの段階にはいっていくのでありまナ。これは、不完全変態の昆虫、完全変態

の昆虫にかかわらず、一様にたどる経過なのであります』

 私か、古代ヨーガの技術をとり入れ、真言密教の理論にもとづき、開発編成した超能力開発の

トレーニッグーシステムは、ヒトに八回の脱皮をさせ、九回目に羽化せしめる。市川理論の表現

をかりれば、八回の小変革的段階を経て、九回目に徹底した大変革のパターン(完全変態)を完

成させるということである。

 カイユは、四回脱皮して、五回目にはサナギに変身、六回目には羽化して空に舞いあがる。私

の密教システムは、八たび変身、九回目には大超能力者となって物質世界を飛び越える。三次元

世界から四次元世界への飛翔である。それは、みにくい、不気味なかたちをしたサナギやイモム

シを、一夜にして可憐な蝶に変身させ、中空たかく舞いあがらせてしまう、奇跡としか思えない

驚異のメカニズムと、おなじ原理の上に立っているのである。

第一の発見―-オタマジャクシはいつカエルになるか

 ひらひらと花から花へ、いみじくも詩人のルナールが恋文の配達人とうたった可憐な胡蝶の舞

いナがたにじっと見とれているひとにむかって、あれは、あのオソ毛をふるう毛虫やイモムシ、

サナギが変化してああなったのであって、つい昨日までは地面をみにくく這いまわるいやらしい

虫けらだったのだと説明しても、自然のメカニズムを知らないひとだったら、おそらくぜったい

に信じようとはしないだろう。とほうもないウソをつくひとだというのではあるまいか。それは

たしかに、それももっともだと思われるほどのおどろくべき変化である。

 けれども、いまは、そんなことくらいだれでも知っており、今さらだれひとりおどろこうとす

るものなどいやしない。ごくあたりまえの常識になってしまっている。

 だがI、

 

 ここに、いたって平凡な人間が、突然、非凡な能力を身につけて、想像を絶する偉大な力を発

抑しはじめる、いうならば、地を這う虫が突然空に舞いあがるような変化を起こナ不思議な技術があるといったら、ひとはまったく信じようとしないであろう。強いて強調すれば、頭のくるった諮人安恕狂、うさんくさいパッタリ屋の大山師とでもいうであろう。あるいは、、この両者はともに、自然があたえた″進化のメカニズム″を使って変身しているのだ

ら考えまして、人類史上における現段階の危険度というものは、当然のことながら、たみたいで
いのものではありますまい」
では、いったい、人類はどうなるのか?
解体しっぱなしで、ドロドロの液体状態の混乱のなかで、ホモ・サピエンスは絶滅してゆくの
か? 市川亀久弥先生はどのような予測をなされるか?
以上の私見にたいした誤りがなかったとしますならば、おそらく、人類史におけるつぎの段階
は、アプソリューティズムという名の、有効性が保たれていた幼虫的段階から、羽根や管形口器
の獲得に該当する,まったく新しい人類史的段階への脱出が待ちかまえていることになります。
つまり、大なり小な、戦争や、搾取や、「不バ心意識などにふりまかされてきたこれまでの、小

い占いが的階の延長線上にかける豚皮かのではなく、社会システム史における完全変
むかいたかとか、いかぶへ巡人類史的段階V公の移行の可能性が訪ねていか であります』
おお、これぞ、ティヤール・ド・シャルダン神父がぜったい信じて疑わなかった超・ヒト、ジ
ョルジュ・オリヴィエ教授が予測するホモ・エクセレンスが現実に生きる超人類社会 (Society of
super state homo-sapience)の実現である。なんとすばらしいことではないか。みにくいサナギも
蝶になる。にんげんばんざい、ホモ・サピエンスばんばんざあい!
アア
ウルトラ・メー
あと、ちょ、ちょっと待ってもらいたい。そんなところでおどっていては困るんだ。少々は
する。そうはいかないんだなあ、これが。

そのあとにつづく市川先生のコトバがたいへんきびしいのだ。
『しかし、それは、単なる可能性が残されている、というに過ぎないのでありまして、サナギ化
の解体段階で、完全にその命脈を終わってしまう可能性のほうがより高いのかもしれません。そ
の心配の種と申しますものは、従来の、社会システム上の変革段階にくらべて、解体の深度がひ
じょうに大きいことです。したがってまた、この解体過程のなかにもちこまれる試行錯誤の過程
にあらわれてくる、社会的なエントロピー(熱力学上の抽象的な量の単位)の増大化 (無秩序化)に
は、予断を許さないものがあると考えなくてはなりますまい。
つまり、現代の巨大化された機械文明というものは、ひとたび収拾のつかない状態におちいっ
てしまったら、あんがいにもろいことが予想できるわけであります』(引用文中の傍点は著者)
で、では、ヤッパリダメナンデショウカ?
なんだい、急にショゲてしまったじゃないか。
いや、そうでもないのだ。
ここに、さすがの市川亀久弥先生もお気がつかなんだすばらしいシステムがひとつあるのだ
な。市川先生は、せっかくいいところまで肉迫しながら、まったくの専門ちがいのために惜しく
もお気がつかれなんだ超人類社会創造のための唯一のシステムがここにあるのだ。
地を這うみにくいイモムシが、一転してサナギとなり、つづいて春の中空を花から花へうらら
かに飛び交う、羽翼のいろもあざやかな蝶へと変身してしまう、すばらしい技術とシステムが、
37社会における解体と変身
なかぞら

 

 

 

ここにある。
サナギはかならず蝶になるのだ。
ヒトにおける解体と変身
拙著「変身の原理」において、私は、湯川秀樹博士の文章を引用し、ひとつの道に秀でたすぐ
れた才能は、べつの世界においてもおなじようにすぐれた才能を発揮するのであろうという意味
の讃辞を、この偉大な科学者に呈したのであったが、いままた、この本で、それとまったくおな
じことばを、湯川氏のお弟子である市川亀久弥氏に呈さなければならないことになったというこ
とは、これはいったいどういう因縁というものであろうか。
「変身の原理」で、私はこのように述べた。
『両極端は一致するというけれども、ひとつの世界をきわめた知性はまったくべつな世界にたい
しても、凡人のおよばぬ洞察をなすものなのであろうか。
私は、つぎに述べるような湯川秀樹博士の文章を目にしたとき、思わずわが目を疑うほどのお
どろきを感じたものである。湯川氏は科学について述べておられるのであるけれども、私には、
それがそのまま(密教)について語っているのではないかと思われるものであったのだ。
この文章とまったくおなじ言葉を、私は、ふたたび、この本で、今度は、市川亀久弥氏の、
「等価で検展開理論」の、サナギの変態脱皮論にたいしてささげなければならなくなったのであなぜならば、相川氏が説くこの理論のなかの、昆虫の脱皮過程における発展のメカニズム
そ、そっくりそのまま、密教の持つ、超能力開発・変身の技術のシステムだったのである。
「破局からの制造』5頁で、氏は、このように述べておられる。
ー以上の脱皮過程における発展のメカニズムは、もう少しくわしくみると、どのような内容
になっているのでありましょうか。現代発生学上の記述を総合いたしますと、およそ、その概要
は図ものごときものとなっているのであります。
すなわち、すでにふれてまいりましたように、昆虫の体内では、幼虫的特徴の維持や、サナギ
化の開始などが、二種類の内分泌ホルモン、すなわちIHとPGHの両ホルモンの活性レベル
や、その時間的な交換によってコントロールされているものでありました。この小心かい制御の
たか、は、そのまま小変革過程としての、胞皮の出現過程のなかにもあてはまるのでかいお
す。(得点は著者)
文中の、このホルモン制御のメカニズム』は、そのまま、密教のヒト改造の超技術に"あて
はまるのである。
いや、この"ホルモン制御のメカニズム、こそ、密教の秘密技術の根幹となるものだったので
こんなん
339 社会における解体と変身
ある。
参戦は、五○○○年ものむかしに、この『等価変換展開理論』という現代のすぐれた科学者が

提唱する創造理論をすでに技術化して、その体系のなかにとり入れてしまっていたのである。
いったい、いかなるすぐれた叡智がそれをなしとげていたというのであろうか?
前の頁で、私は、ながながと市川教授の文章を引用させていただいたが、それはこのことを説
明したいためだったのである。もちろん、それだけのことではなく、人類史における各変革段階
を、それは生産出力の増大とそれに対応する社会システムの制御パターンの変革にほかならない
とする今日的な視点に立ったとらえかた、そして、現代文明の危機こそ、まさに、この、生産出
力の飛躍に対応する社会システムの制御パターンの行きづまりであるという明快かつすぐれた論
旨も知っておいていただかねばならぬ必要もあったからであるが、最大の理由は、密教のメカニ
ズムと近代創造理論の関連について説明したかったからである。
市川氏は、すでに前に引用した文章のなかでこう述べておられる(効頁参照)。
『この幼虫のからだのなかには、それまでの幼虫独自の形態、つまり、あのイモ虫状形態を維持
するために分秘されていたホルモン (幼弱ホルモンと命名されているホルモン)が急速に減少してい
く段階が訪れてくるのであります。(中略)、ところで、この前サナギ段階を含めました サナギ段
階と申しますところは、虫体の内部におきましては、空前の大変革がまき起こっている時期なの
であります。すなわち、前述の幼弱ホルモン (JH)の分泌レベルが落ちて前胸腺ホルモン (PG
H)の分泌が高まってまいりますと、それまでの特有な幼虫の形態は、急速に細胞レベルにまで
解体化を開始していくのであります。(中略)」
そうして、「それまでの生理個体の過去の蓄積を土台として、これを未来に向かって質的に レ
ベルアップしていく」という進化の階段をのぼっていくわけである。
これが、そのまま、密教の特殊技術なのだ。
ヨーガは、訓練によってヒトに超能力をあたえる。それは、それまでのヒトを一変させる。ま
ったくべつなヒトに変えてしまう。ときにはヒト以上の存在にさせてしまうことも稀れではな
い。いうなればヒトにおける"変革""脱皮”である。
変と脱皮についての市川教授の理論を聞こう(破局からの創造8~弘頁)。
「たとえば、不完全変態の昆虫と申しますものは、大局的にいいますと、以上にとりあげました
等価変換展開を、段階状展開とでもいうべき、ステップ・バイ・ステップ方式によって、小出し
にして、所定の変革を実現しているのであります。いな、劇的変換をみせている完全変態の昆虫
といえども、一度にかかる発生過程上の新段階を実現したわけではなく、おそらく不完全変態の
段階を、いる過去の時代に通過しているものであることはいうまでもないと思います。
つまり、以上を大局的に申しますと、昆虫進化史の過程にあらわれた個体発生史における創造
的展開」、はじめの段階において、小出しの変革過程をくり返しているうちに、ある特定の種の
祖先のなかに、最後の小変革段階である羽化の段階を、徹底した大変革のパターン (完全変態)
に移行せしめていったものらしいのであります。(中略)
さて、大要前述のようなプロセスによりまして、完全変態の昆虫におきましても、サナギ化に342
はいるまでの段階で経験するところの小変革は、いったいどういう形態をとって実現しているも
のでありましょうか。これが周知のへ脱皮Vといわれている段階にほかならないのであります。
周知のように昆虫の幼虫は、すべて、この脱皮と名づけられる段階的な八皮ぬぎ作業>を、お
のおのの成長段階に応じて周期的にくり返し、その最終段階にはいって羽化とよばれております
ところの、羽根開きの段階にはいっていくのであります。これは、不完全変態の昆虫、完全変態
の昆虫にかかわらず、一様にたどる経過なのであります』
私が、古代ヨーガの技術をとり入れ、真言密教の理論にもとづき、開発編成した超能力開発の
トレーニング・システムは、ヒトに八回の脱皮をさせ、九回目に羽化せしめる。市川理論の表現
をかりれば、八回の小変革的段階を経て、九回目に徹底した大変革のパターン (完全変態)を完
成させるということである。
カイコは、四回脱皮して、五回目にはサナギに変身、六回目には羽化して空に舞いあがる。私
の密教システムは、八たび変身、九回目には大超能力者となって物質世界を飛び越える。三次元
世界から四次元世界への飛翔である。それは、みにくい、不気味なかたちをしたサナギやイモム
ジを、一夜にして可憐な蝶に変身させ、中空たかく舞いあがらせてしまう、奇跡としか思えない
に異のメカニズムと、おなじ原理の上に立っているのである。

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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今日の運命 2021年10月4日

2021-10-04 07:31:25 | 運命学


2021104日  乙酉日  不動明王

九紫火星の日

金銭問題、女性にかかわる苦労あり。人に背反されることあり。派手な苦労をする日。

 

不動明王

五大明王、八大明王の一で、その主尊。種々の煩悩、障害を焼き払い、悪魔を降伏して行者を擁護し、菩提を成就させ長寿を得させるとされる。大火炎を背負い、右手に剣、左手に索を持つ

御真言

オン、サンザン、ザンサク、ソワカ

 
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