ふくの映画ブログ

映画の紹介です

≪ 番外編 1+1は、2ではない系の映画 ≫

2020年07月10日 | 番外編
※注※ あくまでも、ふくの独断でございます



薄気味悪い系

「聖なる鹿殺し」(2018)
監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、バリー・コーガン
サイコ・ホラー映画

「悪の法則」(2013)
監督:リドリー・スコット
出演:マイケル・ファスベンダー、ブラッド・ピット、キャメロン・ディアス、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム
バリバリ15R指定のスリラー映画

不思議系

「スイス・アーミー・マン」(2017)
監督:ダニエル・シャイナートとダニエル・クワン
出演:ポール・ダノとダニエル・ラドクリフ、ほぼ全編二人だけ
奇想天外な青春・サバイバル・アドベンチャー・ファンタジー・コメディ映画

「ロブスター」(2016)
監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:コリン・ファレル、ベン・ウィショー、レア・セドゥ、レイチェル・ワイズ、 オリヴィア・コールマン
近未来の異色のラブストーリー

難解系

「ハイ・ライズ」(2016)
監督:ベン・ウィートリー
出演:トム・ヒドルストン、ジェレミー・アイアンズ、シエナ・ミラー、ルーク・エヴァンス
R●お▼英s×◎ぺoql的なSF・ミステリー映画

「メメント」(2001)
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ガイ・ピアース、キャリー=アン・モス
『オススメ映画』に必ずと言っていいほど名前が上がる、難解なサスペンス映画






お立ち寄りありがとうございます
こういう系が印象が強く、時々観たくなるから不思議です
全作品レビューしていますので、気になる方はご検索頂いて。
コメント (3)
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「家族を想うとき」

2020年07月10日 | ドラマ映画
2019年12月公開の映画の紹介です

監督はケン・ローチ。
イギリスの、実に日常的なドラマ映画です。
主演・出演は、クリス・ヒッチェンズ、デビー・ハニーウッド、リス・ストーン、ケイティ・プロクター。


イギリス、ニューカッスルのアポンタイン。
仕事の面接で、元建築労働者のリッキーは今までの仕事の履歴など語り、辞めた理由も話します。
勤務が決まった運送会社は、オーナー制で自分一人のフランチャイズだと念を押されます。
利用するバンは用意しなければならず、高額の手付金が必要になります。
妻のデビーに相談すると、仕事で使っている車を手放すことになりもめますが、将来のマイホームの為に了解するのです。
リッキーの仕事の初日は、積み荷が遅かったり迷ったり大変でしたが何とか終える事が出来ました。
リッキーもデビーも遅くまでの仕事の為、小学生の娘は留守番になり、高校生の息子は何かの活動に夢中になっていきます。
ある日デビーから、息子の事で校長から呼ばれたとリッキーは連絡を受けますが、仕事で立ち会えずデビーは憤慨します。
すれ違いが多くなる中でも、定期的に家族で過ごす時間を大切にしているリッキー達は夕食をともにし、ぎくしゃくし始めた息子との会話も弾みます。
しかし、デビーの携帯に緊急の連絡が入ってしまうのです。
すると、息子はあるアイディアを出しました。

*******************************************************
この映画はカンヌ国際映画祭・コンペティション部門でパルム・ドールを競った作品のようです。
※ 因みに受賞は「パラサイト 半地下の家族」

英国の「ゼロ時間契約労働者」の厳しい現状を描いた映画で、新自由主義経済の中の中産階級の立場が取り上げられています。
カンヌ国際映画祭で監督・ケン・ローチは、
「私たちがやらねばならないことはひとつ。
耐えられないことがあれば、変えること。
今こそ変化の時だ」
と語り、拍手喝さいだったんですね。

監督は、「麦の穂をゆらす風」(2006)と「わたしは、ダニエル・ブレイク」(2017)で、カンヌ国際映画祭/パルム・ドールを受賞しています
どちらも心に残るいい映画でした




お立ち寄りありがとうございます
国が違っても家族の悩みは同じと感じました
そして、温かみも
コメント (2)
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