ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「奇跡のリンゴ」

2020年07月20日 | 日本映画
2013年公開の日本映画の紹介です

監督は中村義洋。
青森のリンゴ農家・木村秋則の実話のドラマ映画です。
主演・出演は、阿部サダヲ、菅野美穂、山崎努、池内博之、伊武雅刀、原田美枝子。


美栄子が語る方言で始まります。
『むか~し、りんごはただの木の実で人間は長い年月をかけて甘く食べられるようにしました。
日本全国で栽培が行われましたが、難しくて辞めるところが多い中青森県だけが栽培を続け、それが津軽魂です・・』
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青森県津軽、三上家の次男として生まれた秋則は、幼い頃から何でも分解して構造を知ろうとしていました。
明るい秋則を、同級生の美栄子はいつも笑いながら見ていました。
高校卒業後東京で働いた秋則に、ある日実家から電報が届きます。
「スグカエレ タイフウデリンゴカイメツ」
帰省した秋則に、両親はお見合いを勧め、相手はかわいいままの美栄子で秋則は驚きます。
美栄子の家でリンゴ農家を継ぐ結婚でしたが、秋則は了承しました。
結婚式の日、突然停電し、皆は縁起悪いと騒ぎ始めます。
すると、仏壇のろうそくを失敬して照らしてきた秋則は
「光れば同じ」と笑うのです。
美栄子は秋則に、
「どんな時も皆を照らしている。
これからも、これから先も、皆を照らして下さい。」
りんごは農薬が必要で、体がかゆくなる秋則ですが、過敏症の美栄子は床に伏せってしまいます。
秋則は美栄子の為に無農薬のリンゴを作り始めますが、3か月でダメになってしまいました。
翌年も諦めず、秋則は農薬の代わりに「わさび」や「麦茶」など、たくさんの食品を試していくのです。

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この映画は、イタリア・フィレンツェで開催されたフィレンツェ映画祭で、「観客賞」を受賞しています。

主演の阿部サダヲと菅野美穂は、方言での演技にはかなりな苦労があったよう。
阿部「津軽弁の方が絶対に味は出るので」
菅野「優しい感じというか、丸い感じのニュアンスを言葉が表現してくれるので、難しいと思う反面、心強いですね」
全編津軽弁での演技に挑戦でした。





皆さま、お立ち寄りありがとうございます
リンゴはおいしく食べているだけでしたが、
作る苦労を知ることが出来るのも、映画のおかげでございます
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