ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「カツベン!」

2020年07月30日 | 日本映画
2019年公開の日本映画の紹介です

監督は周防正行。
大正ロマンっぽい、コメディっぽい、ドラマ映画です。
主演・出演は、成田凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、竹野内豊、山本耕史、池松壮亮、竹中直人。


大正4年、1915年。
幼い俊太郎が映画の撮影現場を見ながら友達とはしゃいでいると、何度も注意されついに警官・木村に追いかけられてしまいます。
ある時俊太郎は同じくらいの梅子に連れられ、建物の羽目板を外すして奥に入ると活動写真の観客席でした。
俊太郎と梅子は、活動写真や活動弁士について、楽しく話をするのでした。
10年後。
俊太郎は映像が流れる横で、観客を前に活動弁士をしていました。
外では仲間が留守宅に忍び込み、俊太郎に終わったことを告げます。
俊太郎は礼服からいつもの服に着替え、映像担当と共に仲間の運転するトラックに乗り込みます。
わけまえをもらう俊太郎は、「弁士が必要と言われたのに盗みをするとは」
と文句を言い逆に怒られてしまいます。
ある日、弁士の途中で木村に見つかり、慌てて皆逃げます。
すると、トラックの後ろに乗った俊太郎は大金を積んだトランクと共に転がり落ちてしまったのです。
偶然弁士が辞めたばかりの『青木館』に雇われた俊太郎は、与えられた部屋の屋根裏にトランクを隠します。
しばらく下働きの俊太郎は、代役のチャンスがあり、観客を沸かせることに成功するのです。
ある日、俊太郎は女優と話す機会があり、正に、夢をかなえた梅子だったのです。

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俊太郎と梅子役に決まった成田凌と黒島結菜は、それぞれ100名ずつのオーディションだったようです。

監督曰く、活動弁士として活躍する姿が容易にイメージできたという成田凌。
『MEN'S NON-NO』の専属モデルのようです。
「スマホを落としただけなのに」(2018)、「人間失格 太宰治と3人の女たち」(2019)などの出演、
今年3月公開の「弥生、三月-君を愛した30年-」の主演、
今年公開予定の「まともじゃないのは君も一緒」の主演と、目白押しです。

登場する『活動弁士』とは、
無声映画(サイレント映画)を上映中に、傍らでその内容を解説する専任の解説者のことです。




お立ち寄りありがとうございます
映画の歴史ですわ!!
コメント (4)
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