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あなたの想いを描く吉田肖像美術”四方山話”

肖像画家のたわごと・日常便り

肖像画家の人の顔を描くという責任の重さ

2012年08月20日 | 肖像画

像画のお問い合わせは フリーコール  0120-94555

日本最大の肖像画家の祭典”全日肖展”にて「内閣総理大臣賞」受賞!

詳細はクリック吉田肖像美術

一枚の肖像画にお描きする方の特徴や人間性を表現することって結構大変なんです。私が若造の時には絵が得意といっても到底できなかった、肖像画という特殊な仕事。マリリン・モンローや、オードリー・ヘップバーン、有名映画俳優とかは映画雑誌から良く撮れた写真を引っ張り出し上手い下手は別にしてそこそこ描けたと思います。幸いなことに描いた絵については誰も文句を言う人はいません。しかし肖像画家という仕事では一度もお会いしたことのないお顔を描くわけです(そのようなケースが圧倒的大です)。しかも依頼された方、周囲の方の”熱い想い”という厳しいジャッジを受けるのですから大変な部分も多いのです。いろいろなスナップ写真から特徴を引き出し、イメージし、造形的におかしくないかの肉体的(筋肉、骨格)検証も必要です。おめかしした姿で装いを致します。一枚の肖像画が完成するまでの工程も参考になれば・・・。依頼される方よりも、作者の熱いハートでお描きする事でしか対応できません。(上の肖像画のお顔の部分で昨日ブログに掲載したお顔と変化がわかりますか?答えは眉毛の角度です。より優しく見えるようになったでしょうか。仕上げに向かって目の周囲は1,2ミリの変化で表情が大きく変わります。)決してお写真のままお描きするわけではありません。写真館で撮ったようなお写真は別ですが、お写真のお顔が逆光だったり、影の部分が多かったりするスナップ写真からの場合は、光源の位置を変えた表現にすることも大事な作業で、複数のお写真から造り上げていきます。

 

 

 

  

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