あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

獅子が舞う中辺路 継桜王子社

2011-11-06 21:35:36 | 熊野古道・古座街道歩き
2011.11.03(木)
 
今回は周辺行事などは全く調べずに中辺路歩きにやってきたので
まさかここでこんな勇壮な獅子舞に遭遇するとは思ってもいませんでした
 
ここ野中には近露王子、近野神社、継桜王子社に
毎年お正月とこの11月3日に奉納される獅子舞が伝えられているのです
 
後から学びましたがこの獅子舞は
南北朝時代に大塔宮護良親王が兵を集めたとき近露の豪士、野長瀬一族が駆けつけ
その士気を鼓舞する為に舞ったのが始まりとされていて
和歌山県の無形文化財に指定されているようです
 
これで、先程の野長瀬一族のお墓のもやもやが少しすっきりしました
 
奇しくも今日この時間に歩き終えてとくと見物出来るとは
まさしく、熊野が呼び寄せてくれたのかもしれません
 
しかも目の前でその勇壮な獅子舞を見るのです
 
雨がきつくなってきましたが傘をさしてデジカメと携帯とスタンバイして待ちます
 
 
さぁ~階段を駆け上ってきて奉納獅子舞の儀式が執り行われます
 
 
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獅子頭もしっかりと御祓いを受けてます
 
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太鼓が雨に濡れても構わないで玉櫛奉奠
 
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無事に奉納の儀式も執り行われ
いよいよ、地区の人々の前で獅子舞が始まります
ここの子供たちはもう慣れっこになったのか恐がったり逃げ惑ったりしません
 
 
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リフティング~~
 
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次は剣の舞でござい
 
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演舞の途中で黒子さんが何度も入れ替わります
絶妙のタイミングで出たり入ったりしながら演じてゆかれます
 
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何度もリフティングも披露
 
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近くで虜になって見ているワタシの顔を尻尾がピシピシと撫でて行きます
 
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あらら、可愛いお嬢さん、恐いのではなくて面白がってるんです
 
 
 
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ほら~かぶられるよ~~
 
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見事演じて獅子がもぬけの殻になりました
 
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この後は福のお裾分け~
餅撒きです
皆さんスーパーバックをぶら下げて準備です
 
キャベツなんか要らないよ~
後ろまで撒いてね~~~
 
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あんなに沢山飛んできたのにたった2個だけしか拾えませんでした
 
 
いえたった2個ではなく2個も拾いました
 
きっといいことありますよ~~~
 
 
         
 

熊野古道。中辺路 (高原~継桜 その②)

2011-11-06 18:03:48 | 熊野古道・古座街道歩き
wwww 続き wwww
 
国道にエスケープできるチャンスです
バス停もあります 11:30
 
でも今夜はお宿を予約していますので気合を入れなおしてGO~!!!
階段坂を登りついて旧国道に出ると直ぐ山道へと入ります
 
箸折峠に差し掛かったようです
 
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程なく道標が知らせてくれる牛馬童子様への分岐
 
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古道を少し離れて石段を上がったところにおわしました
皇位を奪われ退位し出家、法皇として熊野への御幸の旅姿の花山法皇だといわれる
熊野にて千日修行を終え霊験を得て西国三十三観音霊場の巡礼を為しその寺々で歌を読み
それが御詠歌となったといわれ西国観音霊場の祖と言われるようになったのだった、、、かな?
 
 
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こんなに可愛らしい像なんですよ~
高さ50cmほど
 
後ろには役の行者様もいらっしゃいました
 
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ここでベンチに腰掛けて水分を一気飲み (これはイケナイことです)
 
なんだか、冷たいものが落ちてくるのが気になります
急ぎましょう
 
5分も山中を歩くとやっと前方に人里が現れました
 
下り坂の途中に東屋がありますが風景を楽しんだら
さっさと下ります
 
 
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雨がしとしと降り始めて石畳の急坂で危うく滑るところでした
ゆっくりと降りて行くと目の前に真赤に色づいた綺麗な木
油断召しますな!! これはハゼ(田舎ではこう呼んでいましたが多分ウルシ)!!
走って潜り抜けましょう
 
 
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下って飛んで降りたところは旧道のアスファルト
 
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もうすっかり道路は濡れていますが傘も差さずにザックカバーもせず
どんどん行きます
橋の袂にやってきました
手書きの古い表示板に従って進むとな~んと道が途切れています
ここも台風の大水でもぎ取られたようです
 
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引き返して北野橋を渡ります、流れる川は日置川
 
着いたところは~
やっとの思いで来ました
行程約4時間とあった近露王子社です 12:10 
う~ん休憩は合計しても僅か20分くらいしか取ってませんから3時間ほどで着いたのですね
近辺は広い公園になっていて道路の向かいには「熊野古道なかへち美術館」もあります
 
 
 
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王子社にお参りです
 
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ここらで、おにぎりでもと見るとなんだか地元の物産店やら大鍋が炊かれています
そういえば、昨日の古道館で今日はお祭りだと言ってました
運がよければお祭りが見れるかもと言ってたわ
どおりでずっと山中にいる時から太鼓の音が鳴り響いていたんですね
 
それに禊の湯という足湯もあるではありませんか
早速、大鍋の煮込みうどんを1杯¥200で注文して足湯に浸かりながら頂きました
箸折茶屋さんは食事も出来るようです
少し汗と雨で冷えた身体に足元も体内もぽかぽか
 
おにぎりはもう要らなくなりました
 
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15分も温まって
外反母趾のテーピングも外して快調な歩きの復活
近露のメーンストリートを過ぎて
野長瀬一族の墓の標識を左に
興味あるけど勉強不足
この一族はえ~と?解りませんのでパスして直進します
 
と思ったらまた、だらだらの登り、しかも舗装道路
嫌いなんだわ~と文句たらふく、またまた汗が吹き出て
 
どっこらしょっと上がったところは
近野小学校
今日は祭日、お休みです、静かです
もう一段高いところで道路が左と直進に別れます
標識を探すとありました道路の脇の少し藪の中に隠れそうでした
真っ直ぐです
 
 
道が狭くなって車の通過を待つ祭りの半被姿
お~~~、祭りだ!!と駆け寄ると時既に遅く、幟を片付けているところでした
残念無念、、、、
 
 
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まぁ、運がなかったってことですかいな~
さっき、足湯してなければ間に合ったようです
たら、れば、は言わないようにします、ハイ、
しょんぼりと足取りが重たくなってきました
 
エンゼルトランペットの色といい柿の色といいイエロ~  、、なんのこっちゃ~
 
 
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狭い道路をテクテク歩いて行くとバス停がありました
 
 
 
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やはり台風の影響で通行規制がかかり4t車以上は通れないようでバスも例外ではなく
国道の広い道路まで行かねばならないようです
 
この張り紙を見て急に気をとりなおして歩き始めるのでした
 
横道にそれて古道に再び入ります 楠山坂登山口
 
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また舗装道路に出てお地蔵様にご挨拶
 
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すると前から何やら怪しげな動物がスタスタと歩いてきます
ぎょ!! 狼か~~!!
まさかね、こんな昼間からは出んやろ
に、しても不気味や~
目を合わさんように知らん顔して行こうっと
 
急いで交わして振り返ると
なぁ~~んだ、ワンちゃんでした
しかもこんなポーズで笑っています
 
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ん、もう~! 驚かさんといて~な、犬も猿も相性悪いねん
鹿さんならかわいけどなぁ~~
 
落ち着いたら峠の地蔵さんにもご挨拶
 
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おばぁちゃんたちは何を見上げてるの?
ムカゴがいっぱいなってるんやけど高くて取れんのよ~
そうかぁ~、時間があれば棹持ってきて傘広げて採ってあげたいけど
先へ行かんならんさかい、ごめんね~
この辺りで一番標高の高い集落に着いたようです
 
 
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集落の外れに水道の敷設記念の碑がありました
この大畑地区はかなり、昔は水の苦労を強いられていたようです
記念碑にはもう野中の地名が現れました
 
 
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ひょっとしてもう間もなくですかね~
嬉しくって嬉しくって~~~走ってしまいます
 
比曽原王子がみつかりました
 
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さらにズンズン進みます
村のお地蔵様は雨避けにおおきな石の笠
 
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綺麗な石垣が苔むして続きとても和みます
 
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道が二手にわかれました
左へ坂道を上がります、滝尻からの番号道標が32番になって一里塚の石標も過ぎて
伝馬所跡までやってきました
民家では葬儀が営まれるようです、合掌して通り過ぎます
なんだか、暇をもてあましているおじさんに話しかけると
古道はこの道だけど下に少し下れば「野中の清水」があると教えてくださいました
 
また登って戻ってこないといけませんが下って見ることにしました
 
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あれま、さっき分かれた道に下りたようです
 
斉藤茂吉も詠んでますね
 
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美味しい水を頂いてペットボトルにも満杯にしましょう
 
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咽喉を潤したらまた来た道をえっちらしょと登って
さっきの場所に戻ります
 
13:40 またも時間が早すぎますがお宿に一応電話を入れてみます
 
ご主人、びっくりしながらも快く引き受けてくださいました
 
では、と少し進んだところで
 
立派な大木が目に飛び込んで長~い階段が現れ鳥居に
継桜王子社とあります
 
着いちゃったんですね~~
今日の目的地に
 
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野中の一方杉
 
その枝は一様に那智を向いているとか、、、、いないとか、、、
 
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と、ここでマニアらしきカメラを持った男性がこれから
奉納獅子舞があってその後で餅撒きもあるよと教えてくださった
 
いや~~、ほんなら宿に電話してもうちょっとしてから行きますと言うわ~~
と、早速お宿に電話すると
どうぞゆっくり見物してからお越しくださいとのこと
 
やったぁ~
 
 
 
大きな杉の木に癒されながら過ごすことにしました
気がかりは少し雨がきつくなり始めた事です
 
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これはマニアの男性が地べたに寝転んで撮ってくれました
 
 
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13:45
獅子舞は 14:30 かららしいですが
いつまでも待ちますよ~~

 
 
 
 
 
                          rrrrr 本日の歩きの章はこれにて rrrrrr

熊野古道・中辺路 (高原~継桜 その①)

2011-11-06 14:24:10 | 熊野古道・古座街道歩き
2011.11.03(木)
 
静かな静かな夜、星はみえなかったけれど
 
朝はお目覚め 4:00
辺りはまだ帳の中、うっすらとうっすらと明けるのを冷んやりとした空気を浴びて待つ
朝風呂を終えて
 
6:00 まだ下の里には灯りが見えるだけ
6:15 ようやく白んできました
 
この季節にしては妙に暖かく空は雲厚く
期待の朝霧はほんの少ししか出てません
 
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出発の仕度を整えても朝食は 7:30が一番早い時間とのことで
朝の散歩に出掛けます
 
大きなマイマイか?でんでんむし?がのんびりと銀杏の木でこれまた朝の散歩
またまた、角出せ槍出せ目玉出せ~~♪
暫し、戯れて古道を昔の旅籠跡の方へ下り行くと
 
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杖を頼りの一人のご夫人の姿を発見
スタスタと寄っても忍び寄っても驚かしてはいけません
ちょっと足音立てて近づき「「おはようございま~す」」
 
でもやっぱり背後からの声掛け、驚かしてしまいました
 
昨日、立ち寄った無料休憩所の当番でこれからお茶を沸かし番人をされるそうだ
お願いして一緒に着いて行くともう一人同じような年恰好の方がやはり当番のようだ
 
泊まった「霧の郷たかはら」さんの食事は美味しかったか?
これから何処へ行くのか?
今日は、祭日だから名物の<草もち>が販売される
日、祝祭日のみの手作り限定品
やったぁ~!!
何時から? そうだね~~8:00にもなったら届くよ~
そりゃ、朝ごはん食べたら一番に飛んでこなきゃ~~ね!!
などなど沢山の話をしてまだ長い朝食までの時間を過ごす
 
こうした郷のお年寄りのボランティアで休憩所も掃除が行き届き
トイレも拝借できて最高の眺めを楽しんでゆったりと休憩が出来るのだ
感謝~~~!!
テーブルにあった「熊野のむかしばなし」という本が目にとまり、さらっと読み流す
 
7:20 そろそろ朝食も用意できたろうと宿へ戻るが
まだ、テーブルには何もない
 
あら~8:00になってから、、、本当はもうとっくに出発したかったんだけどなぁ~
 
ま、仕方ない、草もちをゲットしてからゆっくり行こうとまた部屋に戻る
 
8:00 やっと朝食の時間
 
さんまの開きが丸ごと~
あとはお惣菜が各種と香の物にお味噌汁
 
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コーヒーは超アメリカ~ンのブラックで、、 (なら、飲むな!!)
 
 おにぎりを今日のお弁当にお願いしていたのを受け取り
高原の水に梅干を入れてもらい、チェックアウト
 
雲ってますね~~
せっかく少し霧が出たのに手前の方は田んぼのおがくずの煙??
台無しやがな、、、
 
 
 
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急いで先程の休憩所に立ち寄るとおばさんがもう一人増えて待ってくれてました
草もちを欲張って芋餅と2個ずつ頂き、ザックに入れます ¥400也~~
 
記念におばさん達の笑顔を一枚
 
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きぃ~つけていきよ~~
の、言葉に送られて出発です
 
庚申さんのところまで直ぐにきつい上り坂
早くもお弁当や草もち、水の重さに音をあげそう
 
それでは高原の郷ともお別れ
今日の歩きのスタートです
 
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9:05
 
こんな看板に妙にやる気を奮い立たせてレッツゴー!!
 
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直ぐに石畳の道を登って行きます
一里塚の標柱を見て先へ先へ
はれ~~、冷たいものが頬にポツっと、
急がねばなりませんね~
でも登りは敢え無くギブアップ
ハァーハァーと大きく息をしながら一歩ずつしか進めません
古道歩きで語り部さんに教わった呼吸法を思い出しながらです
 
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高原池までやってきました
紅葉は全くの気配もありません
 
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またも木の根道の登り
 
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大門王子に着くと昨夜同じ宿に泊まっておられた二人連れの外国の方が先着してました
お二人はここまで散策に来られたようです 9:35
 
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王子を過ぎて少し緩やかに登ったら今度は緩やかに平坦な道が続きます
今年は赤か白か?  黒もできたんですか?
 
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道が分かれてもきちんと熊野古道の表示があり迷うことはありません
下り坂になると調子よくとっとこと進みます
 
休憩所の東屋と緊急電話があります
 
 
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まぁ、お世話にならずに済みそうです
 
少し進むと十丈王子に到着 10:00
古道を挟んで直ぐ下にソーラー装置のトイレもあります
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この先はどうやら登りのようです
再び喘ぎながら、あ~しんど~と大きな声を出して看板がないと行過ぎてしまうところでした
この辺りから道が狭くなって右側が崖になってきたのです
 
木の根っこに小さなお地蔵様
小判地蔵様です
そういえば、伊勢路の語り部さんが巡礼は行き倒れた時に路銀を沢山持っていれば
地元の方や篤志家が手厚く葬ってもらえたと、、
差し詰めワタシは文無しだから、無縁仏にもしてもらえないなぁ~
もう、年老いたから狼も見向きもしないだろうし、野ざらしのまま朽ち果てるのも良かろう
 
 
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進んで行くと真新しい道普請の後
きっとこの台風で崩れたのをいち早く保存会の方々が修復してくださったんでしょうね
ツアーで歩くには通行に人数制限が必要ですよ
 
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悪四郎屋敷跡ですって
なんだか山賊の屋敷みたいですが、悪は悪でも力持ちの頼りになる人だったんですね
あいにく山頂へは先を急ぎますゆえ参りませぬが通してくださいませね~~
今度は左が切れてきましたよ~
このあたりに山頂から降りてくるんでしょうか
登っていれば50分は要したでしょうね、、10分で通過
 
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これからもったいないが下って下って行きます
一里塚を過ぎて下ります
右下に林道が見え隠れしてます
万が一はあそこに飛び降りましょう
 
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今度は更にきついつづら折れの急坂です
でも少しだけ色づいた葉っぱに癒されます
ここにも大好きなヒメシャラがありますね~~
 
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登りきると上多和茶屋跡
大正期まで人家があって山中にはお墓も残っているようだ
そしてまた下る~
 
少し落ち着いて平坦な道が続く~
三体月伝説
もうしんどいから看板を読んで立ち休憩です 10:55
 
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ちょい休憩したら観賞地への分岐を左下へ下ってずんずん行きます
細い林道に飛び出て横断してまた山道を下ります
幅の狭い石屑の坂道(坂尻の谷)を慎重に下って
水に押し流された鉄の橋が下方に見え新しい木橋が設置してあります
ほんとうにありがとうございます
感謝で渡って
大坂本王子です
 
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また新しい木橋を渡り無事残った古い草木の生える木橋を渡り
 
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猪垣のような石積みの向こうに道路を見ながら小さな沢を渡り
 
 
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見覚えのある案内板をやり過ごして
階段を少し登り初めて気付いた
道の駅
牛馬童子ふれあいパーキング 11:25
 
ツアーの時に何度もここで昼食のお弁当を広げ
帰りにはトイレ休憩とお土産や夜食のおにぎりを買いました
 
 
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高原を出て全く人家も無く二時間半近く
やっと出会った人の気配
 
さぁ~~ここまでくれば
あの牛馬童子様も間もなく
 
懐かしの道の駅を見ながらゆっくりと階段登って行くとしましょう
 
 
 
wwwww 続きます wwww

熊野古道 ((口熊野より中辺路歩き・滝尻~高原 2-2))

2011-11-06 02:29:57 | 熊野古道・古座街道歩き
dddddbbbbb 続き
 
平安の文字を思い浮かべるムラサキシキブ
 
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真っ赤なカラスウリ
 
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左下に川谷の集落を見下ろし、今日の目的地にやってきましたよ
 
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高原熊野神社は王子ではありませんが熊野古道で最古の社殿が残る神社です
えも云われぬご神木の大楠
 
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苔むす屋根の社殿
 
 
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境内のベンチでおにぎりをと思ってましたが何だか食欲がわきません
 
暫く大楠を眺めてから先へ進みます
 
すると広い駐車場があり見晴らし抜群の休憩所がありました
 
右の重なる山の一番奥は小辺路歩きで越えた果無山脈
あの山脈の向こう側の奈良県十津川村も台風の甚大な被害で犠牲者が出ました
切なくなります
 
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遠く西北の方向にはバスハイクで行った虎ケ峰も
ここはまさしく{たかはら}
 
14:00 です
やっぱりお腹が空いてきます、薄情ものです
 
無料休憩所がありますのでお邪魔して腰を降ろしましょう
 
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内部はとっても広々として片付いています
皇族の方が若かりし頃に行啓されている写真も壁に貼ってあります
サルノコシカケはカチンカチン
 
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マツボックリがありました~~ 高いお山にありました~~ おサルが??? ♪~
鼻歌を歌って誰もいない休憩所のノートに一筆啓上
<とお~っても素晴らしいところです>
 
紀ノ川SAで買ったおにぎりをいただきます
 
もう、「霧の郷たかはら」さんはすぐそこ、一度電話してみます
<すぐそこまで来てしまったんですが、、、、>
<いつでもお越しください>
ありがたいことですと喜び勇んで行きます
 
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14:20 チェックインしてまだ時間が随分早いので近場の散策に出掛けます
 
古道の続く高台へと上がり眺めを楽しみ
 
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道で会った老夫婦に話しかけ、暫くお話をうかがうと
この高原の元住人で今は下に降りて暮らしているがあの台風の時は水が恐くて
高原に上がって避難していたとのこと、下の家も無事でなによりだったが
こんなに水が出たのは初めてのことだったと話してくださる
 
立ち話が長くなっても失礼かと別れていろは坂を登る
 
空き缶と自転車のリムを利用したエコな水車がなんともおもしろい
くるくるくる、、緑の森の彼方から陽気な音が聞こえます~~あれは水車の回る音~~♪
ことことこっとん、、、とは聞こえなかったけど、いいなぁ~~癒される~
 
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結局、今日は曇ったままで少し暗くなり始めてきた
集落の入り口には必ずあったと言われる庚申さん、しっかりお見守り
 
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更に上がって行くと遊歩道の看板があり雑木林の中を登って行くこと10分
何にも無いうえに全くの雑木の中に石の寄せ集め
表示板が無造作に置かれている、数メートル進むと壇ケ峰 506m
「久良羅山くららやま」ともいうらしいですね
 
しかし、遊歩道にしたら淋しい山林です
特別に何も見当たらないので来た道をさっさと帰りましょう
どうも方角的に明日歩く古道のようです
明日、また歩くことになりますからね
 
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あのトンネルを抜けて行けば竜神温泉へ続くのでしょうかね~~
 
 
 
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 15:45 一望百峰の時間をやり過ごしお宿に戻りお風呂で汗を流しても
まだ夕食の時間までたっぷりとあります
 
フロントらしき受付のラックに見覚えのある小冊子がありました
熊野学舎さんの発行される月刊誌
‘からすとんぼ’ http://blogs.yahoo.co.jp/morihira
 
すぐ近くに届けて下さる方がいらっしゃるそうです
編集か執筆に携わってらっしゃるのでしょうね~
 
ほんのちょっぴりご縁があることをお話して、よろしくお願いしま~す
 
 
やっと、夕食の時間になりました 18:45
 
支配人さんかな? とても丁寧に食材の説明をしてくださいます
 
先ずは
モズクガニ
イタドリ、地元野菜のオンパレード、、
あっはっは、ひたすら食べることに集中して全て飛んでしまいました
 
でも、クサギの名前にはビックリ!!
思わず<は?あのクサギ(臭木)?>と問い返してしまいました
 
ですが、口にしてみれば何の臭みもなく美味しく頂戴しました
手間をかけて臭みを抜き調理されているこの地の食材のようです
お浸しなのか和え物だったか忘れました~~、味音痴~~
 
 
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あとはイベリコ豚のしゃぶしゃぶ
そして、絶品はピーナツ豆腐の揚げだし
これは、癖になりそうなくらい美味しかった
里芋のしんじょ揚げ
〆にラザニアです
 
 
写真は全部ぼけちゃいました
 
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勝手に銘々してしまいましたがお品書きをもらえばよかったですね
 
アルコールを口にしませんから最初から御飯を頂戴して
食べる勢いが早く調理場を慌てさせたようです
 
デザートは何を頂いたかも忘れてしまいました、、、全くもって失礼なやつですね~
 
調理のおば様に絶品のピーナツ豆腐の揚げだしの美味しかったことを述べて
薪ストーブに火の入ったフロアを抜けて部屋に退散
 
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ツインルームですので二つのベッドを独り占めです
とっぷりと暮れた外に下の集落の灯りがところどころに灯って静かな郷の夜です
 
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朝霧を楽しみに漆黒の世界へ誘われて行きましょう