2011.11.04(金)
熊野三山も無事参拝して車をワタシの憧れの地へと~
マリン元タクシードライバーは安心安全なドライブに出発です
国道42号線を串本方向へと走ります
春に歩いた大辺路が付きつ離れつしていましたので見覚えのある風景です
汽水湖のゆかし潟から鯨の町、太地を過ぎて
日本一短い二級河川「ぶつぶつ川」も過ぎ、浦神から海霧撮影ポイント手前で
国道を離れ海岸から遠ざかります
佐部城址を左に車は進みます
佐部、さべ、サベ、何かを思い出そうとしますが
大辺路歩きでの思い出は佐部城址と区切りの歩きの中継点でこの先の施設で
トイレをお借りしたことくらいしか頭に浮かんできません
車はスイスイと峠にさしかかり峠の地蔵様を見て、この道歩いたんですよ~
この峠の古道を「ロッコンショウジョウ~サンゲサンゲ~」と詠いながら、、、と、興奮しまくりです
やがて峠を下り「高池の虫喰岩」です
そうです、そうです、ず~っと歩きました逆方向にですが、、
河口の第五福竜丸建造の地記念碑から古座大橋を渡り川沿いに古座の町を上ってきて
古座役場から今来た道を戻る方向へ歩きました
今日は車でここから古座川に沿って古座街道を少し案内してもらいます
とてもワクワク心が躍っているのが判ります
先ず、海山川の祭典が繰り広げられる河内島
古座川にある島全体が神域となっていて7月には河内祭りが古式ゆかしく執り行われます
早くも興奮しているワタシの気持ちをなだめるように次なる場所へと車は走ります
古座川も氾濫して床上浸水があちこちでありましたが幸いにも土石流がなく人命の犠牲はなかったようです
着いたところは「古座川の一枚岩」
約 1、400万年前の火山活動で形成された古座川町三尾川から那智勝浦町まで細長く円弧状に続く
古座川弧状岩脈。古座川の景観を特徴づける急峻な岩山群が分布しており
2009年に「日本の地質百選」に選定されたそうです
先程の「高池の虫喰岩」も浦神の国道沿いの虫喰岩も一連の地質だそうです
カメラには一枚に収まりません
下って橋の上からパンフに出てくるアングルで一枚にしてみます
川面に見事に映る山並み
地元の方は馬岩、牛岩と呼んでいるそうですよ、どうしてかおわかりですね、、、
あまり時間もありませんがもう少し奥のマリンさんのお気に入りの岩山を見に進みます
お~~これは素晴らしい、まさしく名の通り~「天柱岩」
この山に中級者コースとしての登山道があるらしい
ガイド付きでないと鎖場があったりしてちょっと危険だとか
決まりですね~春は桜並木の古座川とこの山登り、ウッフッフjjjjjjjjjjjj
まだまだ奥へと魅力的な景観は続きますが予定の時間が迫ってきました
それに、早朝に串本の自宅を出て中辺路の小広まで迎えに来てくださって
熊野三山巡りからここ古座川まで長きに渡っての走行
そろそろお疲れもあると思います
名残はつきませんが串本駅へと送っていただくことにします
必ず、春に歩きたい、、、
あの司馬遼太郎さんがこよなく愛した古座街道
生涯唯一の別荘を持った地
あら~ここがその別荘です
随分、道路際にあるんですね、、少し前まではこの道路も街道で大した車も通らなかったのかも??
その向かい側にマリンさんの親戚のお宅があって
先の台風で床上浸水となり泥かきや後の片付けに通われたようです
マリンさんは今はタクシー業務は辞めて
福祉タクシーを創められ
障害者のヘルパーと二足の草鞋のお仕事です
週に何度かはこの古座川の奥深い上流のお宅に
家事援助や行動支援に通っておられるそうです
移動時間3時間で支援活動時間1時間半程
都会では先ず考えられない気の遠くなる移動距離です
いろいろな支援のありかたや仕組みの話などを教わって
早くも車は串本の駅に到着です
マリンさん
ほんとうにお世話になりました
きっと来春のイベント成功させましょね~
16:45発の各駅停車で白浜へ出て
白浜発の特急スーパーくろしおで天王寺へ
この道中に寝過ごさないように
とある人にイタメールしておきます
お陰さまで天王寺着寸前にピタッとメールが入り
終点新大阪まで行かずに済みました
天王寺駅に着いたら何やら駅がざわめいています
またです!! 阪和線、人身事故でストップ
3分の違いで難を逃れて到着でしたね~~
地下鉄を乗り継いで
21:30 無事自宅に帰り着きました
3日間の歩き旅&ぶらり熊野観光
マリンさんという素敵な熊野の案内人にめぐり合えることができてたっぷり楽しみました
そして帰りの道中の居眠り防止に巻き込まれた
とある方、、、、
拙い記事にお付き合い下さった
皆さん、ありがとうございました
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