たみびと、また人民、それぞれに意味内容をとらえるに、字通によれば民字は、>郭沫若は萌、盲、民の声が近く、その義が通ずることから、民を奴隷であると解したが、臣もまた大きな目の形、その目を刺す形が民で、合わせて臣民という。ともに本来は神の徒隷として、神にささげられたものをいう。 と解説する。民、訓義に[1] たみ、臣民。古くは神の徒隷として、神につかえるものであった。[2] ひと、新附の民。政治支配の対象たるものをいう。[3] 冥と通じ、くらい、おろか。 と見える。〔詩、大雅、仮楽〕に「民に宜しく人に宜し」とあり、人は卜辞では他種族のものをいう語で、族名を冠して某人という例であった。
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医者が財を成すことはあっても学者が富を得ることは難しいそうである。知財という語ができてなお、それは知的財産のことであるらしいが、それを知的所有権としても見る。その財産に、発明、創作によって生み出され、発明者の財産として一定の期間保護する権利だとか、それを具体的には特許権、実用新案権、意匠権および商標権となるようである。少し詳しくは、著作権も相当するが、そこには産業財産との区別があったりする。そうなると権利の主張のことで、知的財産権 Intellectual property とか言われる。難しく、無体物、情報を客体として与えられる財産権のことで、この権利にかかわって、ウイキペディアでは、>知的財産とは、知的財産権を含むより広い概念であり、その性質から、「知的創作物(産業上の創作・文化的な創作・生物資源における創作)」と「営業上の標識(商標・商号等の識別情報・イメージ等を含む商品形態)」および、「それ以外の営業上・技術上のノウハウなど、有用な情報」の三つに大別される。 と見える。 . . . 本文を読む