脱北者が表現した北側の国の様子である。そのことばには、メディアに触れることのなかったなかで、映画、ドラマを見てのことで、1年余を経ての南に逃れてきた元兵士である。母とその娘、家族で移った。党大会と核実験ニュースに外国メディアがふりまわされる。格子のない監獄そのものに、早くこちら側に連れてきてあげたいと声を絞り出した。市民が公式行事のたびに苦しめられてきているとも語った。マインドコントロール下にある人々は自由を規制されて従うだけである。レストランが外貨稼ぎの出張所のように機能していた中で13人もの大量脱走をだして、残ったのは7人、その対照を見せて報じられていたのは、わずか2日間で北から南にわたった経路である。その政治宣伝もまた、ニュースとなっている。 . . . 本文を読む