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3字熟語

2016-06-22 | 日本語百科
3字熟語、検索するとその辞書があった。言葉には、日本語らしいという、その語構成にまず目を見張る。辞書に一つを借りて、美しい日本語3字熟語を引用した。ウイキペディアには、3字の構成を分析している。>漢文の統語論による分類  元来、漢字は古い中国語、すなわち漢文を表現するための文字であるため、漢熟語も漢文の統語論(文法)に基づいて考えればよい。漢熟語の構造は一般的に、1.主述構造、2.補足構造、3.修飾構造、4.認定構造、5.並列構造の5種類に分類される。これを三字熟語に適用すると以下のようになる。>実際は、これらの分類が特に意識されることなく、ほとんど接辞のように機能する字も多い。接頭辞に関しては「亜 - 」「異 - 」「過 - 」「激 - 」「高 - 」「最 - 」「次 - 」「主 - 」「準 - 」「初 - 」「小 - 」「新 - 」「絶 - 」「前 - 」「全 - 」「総 - 」「多 - 」「大 - 」「脱 - 」「超 - 」「反 - 」「微 - 」「猛 - 」など、接尾辞に関しては「 - 化」「 - 格」「 - 感」「 - 時」「 - 的」「 - 度」「 - 性」「 - 派」「 - 味」などが挙げられる。「青年期」「変声期」などは、前2字が後1字を修飾する構造と分析することができるが、同様の構造をもつ「思春期」のように被修飾成分を伴って初めて自立した語となれるものも多く存在する。現代の日本語において、漢文の統語論では説明のつかない三字熟語も多く存在する。例えば、「望遠鏡」「内視鏡」がある。前者は、補足構造にしたがって「望」を動詞と解釈すれば「遠くを望む鏡」で一応正しいといえるが、後者は、「視内鏡」としなければ「内部を視る鏡」という意味にならない。また「理不尽」という語も「道理を尽くさない」という意味であるならば、認定構造にしたがって「不尽理」とするところである。「雰囲気」にいたっては、漢語文法の範疇ではほとんど解釈不能であるという。 . . . 本文を読む