意味の三角形を見る。見るのは図である。伝統的にそう呼ぶという、意味の三角形は、じつは基本三角形とだけ名がある。だから、その時点で、意味の三角形として唱えたオグデンさんとリチャーズさんは、共著だということで、2人に名を分けるが、後々に、この図を基に、意味の三角形が作られていくことになる。それで、意味の三角形というのは、結局は、当初のものの捉え方がわかってのことかどうかという、ごくごく基本的な事柄が試されることになる。もちろん、図に書いて、その後の議論の発展が Ogden & Richardsをどう批判しているかによることである。
https://en.wikipedia.org/wiki/Triangle_of_reference
Triangle of reference
From Wikipedia, the free encyclopedia
>The triangle of reference (also known as the triangle of meaning[1] and the semiotic triangle) is a model of how linguistic symbols are related to the objects they represent. The triangle was published in The Meaning of Meaning (1923) by Ogden and Richards.[2] While often referred to as the "Ogden/Richards triangle" the idea is also expressed in 1810, by Bernard Bolzano, in his Beiträge zu einer begründeteren Darstellung der Mathematik. However, the triangle can be traced back to the 4th century BC, in Aristotle's Peri Hermeneias (often referred to in its Latin translation De Interpretatione, second book of his Organon). The Triangle relates to the problem of universals, a philosophical debate which split ancient and medieval philosophers (mainly realists and nominalists).
http://user.keio.ac.jp/user.keio.ac.jp › ~rhotta › hellog
#1769. Ogden and Richards の '''semiotic triangle'''
2014/03/01 - Ogden and Richards の semiotic triangle[semantics][semiotics][sign][basic_english][language_myth] ... 著者らが後に Basic English の創作を思いついたのも,このような "therapeutic" な意図をもっていたからにほかならない(Basic ...
>2014-03-01
標題は,Ogden and Richards による記号論・意味論の古典的名著 The Meaning of Meaning で広く知られるようになった,以下の図のことを指す.
http://www.gengosf.com/dir_x/modules/wordpress/index.php?p=163
意味の三角形-意味研究への誘い
辻幸夫(慶應義塾大学教授)
> 言語学では伝統的に「意味の三角形」という言い方をします。例えば、三角形の底辺の左側の頂点に「ヤマ」という言語記号を置き、底辺の右側の頂点には実際の指示対象となる山を置きます。そして残る頂点に山に関する概念を置きます。これで..言語記号=概念=指示対象..という三角形ができます。ただし言語記号の「ヤマ」と指示対象である山の間には必然的な繋がりはありませんので底辺は点線にします。このことは「ヤマ」がいろいろな山を指すことができる、他の言語にも山を指すことばがある、ということを考えれば理解できます。意味は言語記号と指示対象の間に概念が入って初めて完成すると想定するわけです。
https://ameblo.jp/gen-dai-bun/entry-11771970035.html
ロジカル現代文
言葉の意味18 「意味の三角形」
2014年02月14日(金)
テーマ:言葉の意味
> オグデン/リチャーズ共著、石橋幸太郎訳『意味の意味』(新泉社 一九八八)にふつう「意味の三角形」と呼ばれる、下記のような三角形が示されています。
この図に関しては、同書にはつぎのように記されています。
〈思想と象徴との間には因果関係が支配する。われわれが談話に用いる象徴体系は、一部はわれわれの行う指示により、また一部は社会的、心理的要因――つまり指示の目的や、われわれが象徴によって他人に与えようとする効果や、われわれ自身の態度――によってひき起こされる。人の話を聞くとき、象徴はわれわれに指示活動を行わせるとともに、事情により多少の差はあろうが、話者と類似の行動や態度をとらせる。
思想と指示物との間にもまたある関係がある。その関係は、あるいは(眼前の色彩ある表面を考えたり、注視したりする時のように)多少なり直接的であり、あるいは(ナポレオンのことを「考え」たり、「指し」たりする時のように)間接的である。後の場合には思惟行為と指示物との間に長い記号場の連鎖があるであろう。すなわち、語―歴史家―当時の記録―目撃者―指示物(ナポレオン)。
象徴と指示物との間には間接関係以外にとりたてるべき関係はない。その関係は誰かが象徴にある指示物を表させる時に生ずる。言いかえれば、象徴と指示物とは直接に連結されているのではなく(文法的理由のために、かような直接関係があるかのごとき言い方をする時には、それは単なる想定関係であって真の関係ではない)、ただ三角形の二辺を廻っての間接関係であるにすぎない。
例えば、「犬」という言葉と、われわれがよく街頭でみかける動物(犬という物)との間には、何ら直接の繋がりは存しないということ、および両者の間に在る唯一の関係は犬を指すときにこの言葉を用いるということだけであるということは改めて述べるまでもない。〉
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/l.www.u-tokyo.ac.jp › ~slogos › archive › hainiwa1979
発話行為論・草稿 - 東京大学文学部
この発話の実践過程を明. らかにすることが、この章後半の課題である。 第二節オグデンーリチヤーズの三角形. オグデンーリチャーズは、『意味の意味』に. おいて、象徴(ことば)・指示物・思想あるい. は指示の三者の関係を、次のような三角形で表. わしている。
https://www.slideshare.net/HajimeOshima2/ss-130850824
記号論の現代的解釈
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Hajime Oshima, -