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首相「景気回復が使命」 民主「亜榮活破壊に対峙」 衆院選、あす投開票 中日新聞トップ記事、見出しである。20141213
リードには、
第四十七回衆院選は十四日に投票が行われ、即日開票される、
とある。
>安倍政権の経済政策「アベノミクス」とくらし、集団的自衛権の行使容認の是非など安全保障・憲法、原発という日本の針路を左右する「三つの岐路」をはじめ、安倍政権が二年間進めてきた政治に対する国民の審判が下される。
>衆院選には、小選挙区(定数二九五)に九百五十九人、全国十一ブロックの比例代表(同一八〇)の単独に二百三十二人の計千百九十一人が立候補している。
記事中見出しに、経済、憲法…賛否交錯 とある。
> 十四日投開票の衆院選の結果は、日本の針路にかかわる安倍政権の経済政策「アベノミクス」や集団的自衛権行使容認などの安全保障・憲法、原発の「三つの岐路」をはじめ、今後の重要政策の行方を左右する。政策課題の中には与党内で完全に一致しないものや、野党間にも相違があるなど各党のスタンスはテーマごとに交錯している。
トップ左の見出しに、 再審決定取り消しが確定 福井中3殺害 とある。20141213
>福井市で一九八六年、中学三年の女子生徒=当時(15)=が殺害された事件で、殺人罪で懲役七年の実刑判決が確定し、服役を終えた前川彰司さん(49)が裁判のやり直しを求めた再審請求の特別抗告審で、最高裁第二小法廷(千葉勝美裁判長)は、前川さんの特別抗告を棄却する決定をした。
写真記事に、無駄遣いノー 有権者は注視 今年の漢字は「税」 とある。20141213
>
今年の漢字に選ばれた「税」を書き上げる森清範貫主(左)=12日午後、京都市東山区の清水寺で
一年の世相を漢字一文字で表す今年の漢字が「税」に決まった。日本漢字能力検定協会が十二日、京都市東山区の清水寺で発表した。森清範貫主が特大の越前和紙(縦一・五メートル、横一・三メートル)に一気に書き上げた。
nikkei見出しより。
省エネ建築、17年度から義務に 商業施設やホテル
床面積2000平方メートル以上対象
国土交通省は多くの人が利用する大型店やホテル、病院などの施設から出る温暖化ガスを減らすため、省エネ基準(総合2面きょうのことば)を満たさない建築の着工を段階的に規制する。床面積が2千平方メートル以上の場合、2017年度から着工を原則認めない方針だ。これまで建築主の自主的な取り組みを促してきたが、建築物の二酸化炭素(CO2)排出量は増加の一途をたどっている。規制強化に転じ、温暖化ガスの排出抑制を急ぐ。…続き
革新力 The Company 製造業ネクスト(4) 俺たちドラえもん 集まれば何でもできる
外国人株主、内需企業にも 建設や鉄道で増加、脱デフレ期待
地方創生アイデア勝負 経済対策に1000億円、自治体から提案募る
春秋
アンデルセンの「即興詩人」(森鴎外訳)にこんなくだりがある。主人公アントニオの舟が突然、竜巻に遭う。混乱した船頭は「尊きルチア、助け給へ」
中日春秋
2014年12月13日
「金持ちの富を減らせば、貧しい人は、より貧しくなる」。英国の名宰相とうたわれたサッチャーさんが政治信条とした考え方だ
「金持ちをより豊かにすれば、貧しき人々も潤う」。サッチャーさんや米国のレーガン大統領は一九八〇年代、そういう考えで市場原理主義に沿った規制緩和や富裕層への減税などを進めた。いわゆる「トリクルダウン(したたりおちる)」効果を信じてのことだ
その結果どうなったか。経済協力開発機構(OECD)は今週の火曜日、「多くの国で過去三十年間で所得格差が最大となった。格差拡大は各国の経済成長を損なっている」との最新の分析を発表した
推計によれば、格差拡大のために成長率はここ二十年間で米国で6%、日本で5・6%押し下げられた。つまり金持ちはより豊かになったはずなのに、貧しき人は貧しいままで、経済全体の活力もそがれてきたというのだ。欧米有力紙はこの分析を大きく伝え、英紙ガーディアンは一面トップでこう断じた。<OECDはきょう、トリクルダウンという考え方を捨て去った>
格差是正の鍵は教育だが、例えば米国では公立大学の授業料がここ二十年で一・六倍に上がり、貧困層の進学を妨げているそうだ。日本の国立大学はどうかといえば、平成になってからの二十年で一・五七倍
日米とも結局、したたり落ちているのは、若い世代の悔し涙なのか。
首相「景気回復が使命」 民主「亜榮活破壊に対峙」 衆院選、あす投開票 中日新聞トップ記事、見出しである。20141213
リードには、
第四十七回衆院選は十四日に投票が行われ、即日開票される、
とある。
>安倍政権の経済政策「アベノミクス」とくらし、集団的自衛権の行使容認の是非など安全保障・憲法、原発という日本の針路を左右する「三つの岐路」をはじめ、安倍政権が二年間進めてきた政治に対する国民の審判が下される。
>衆院選には、小選挙区(定数二九五)に九百五十九人、全国十一ブロックの比例代表(同一八〇)の単独に二百三十二人の計千百九十一人が立候補している。
記事中見出しに、経済、憲法…賛否交錯 とある。
> 十四日投開票の衆院選の結果は、日本の針路にかかわる安倍政権の経済政策「アベノミクス」や集団的自衛権行使容認などの安全保障・憲法、原発の「三つの岐路」をはじめ、今後の重要政策の行方を左右する。政策課題の中には与党内で完全に一致しないものや、野党間にも相違があるなど各党のスタンスはテーマごとに交錯している。
トップ左の見出しに、 再審決定取り消しが確定 福井中3殺害 とある。20141213
>福井市で一九八六年、中学三年の女子生徒=当時(15)=が殺害された事件で、殺人罪で懲役七年の実刑判決が確定し、服役を終えた前川彰司さん(49)が裁判のやり直しを求めた再審請求の特別抗告審で、最高裁第二小法廷(千葉勝美裁判長)は、前川さんの特別抗告を棄却する決定をした。
写真記事に、無駄遣いノー 有権者は注視 今年の漢字は「税」 とある。20141213
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今年の漢字に選ばれた「税」を書き上げる森清範貫主(左)=12日午後、京都市東山区の清水寺で
一年の世相を漢字一文字で表す今年の漢字が「税」に決まった。日本漢字能力検定協会が十二日、京都市東山区の清水寺で発表した。森清範貫主が特大の越前和紙(縦一・五メートル、横一・三メートル)に一気に書き上げた。
nikkei見出しより。
省エネ建築、17年度から義務に 商業施設やホテル
床面積2000平方メートル以上対象
国土交通省は多くの人が利用する大型店やホテル、病院などの施設から出る温暖化ガスを減らすため、省エネ基準(総合2面きょうのことば)を満たさない建築の着工を段階的に規制する。床面積が2千平方メートル以上の場合、2017年度から着工を原則認めない方針だ。これまで建築主の自主的な取り組みを促してきたが、建築物の二酸化炭素(CO2)排出量は増加の一途をたどっている。規制強化に転じ、温暖化ガスの排出抑制を急ぐ。…続き
革新力 The Company 製造業ネクスト(4) 俺たちドラえもん 集まれば何でもできる
外国人株主、内需企業にも 建設や鉄道で増加、脱デフレ期待
地方創生アイデア勝負 経済対策に1000億円、自治体から提案募る
春秋
アンデルセンの「即興詩人」(森鴎外訳)にこんなくだりがある。主人公アントニオの舟が突然、竜巻に遭う。混乱した船頭は「尊きルチア、助け給へ」
中日春秋
2014年12月13日
「金持ちの富を減らせば、貧しい人は、より貧しくなる」。英国の名宰相とうたわれたサッチャーさんが政治信条とした考え方だ
「金持ちをより豊かにすれば、貧しき人々も潤う」。サッチャーさんや米国のレーガン大統領は一九八〇年代、そういう考えで市場原理主義に沿った規制緩和や富裕層への減税などを進めた。いわゆる「トリクルダウン(したたりおちる)」効果を信じてのことだ
その結果どうなったか。経済協力開発機構(OECD)は今週の火曜日、「多くの国で過去三十年間で所得格差が最大となった。格差拡大は各国の経済成長を損なっている」との最新の分析を発表した
推計によれば、格差拡大のために成長率はここ二十年間で米国で6%、日本で5・6%押し下げられた。つまり金持ちはより豊かになったはずなのに、貧しき人は貧しいままで、経済全体の活力もそがれてきたというのだ。欧米有力紙はこの分析を大きく伝え、英紙ガーディアンは一面トップでこう断じた。<OECDはきょう、トリクルダウンという考え方を捨て去った>
格差是正の鍵は教育だが、例えば米国では公立大学の授業料がここ二十年で一・六倍に上がり、貧困層の進学を妨げているそうだ。日本の国立大学はどうかといえば、平成になってからの二十年で一・五七倍
日米とも結局、したたり落ちているのは、若い世代の悔し涙なのか。