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安保法制の整備加速 第3次安倍内閣が発足 中日新聞記事、見出しである。20141225
リードには、
第三次安倍内閣は二十四日、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て発足した、
とある。
>安倍晋三首相は閣僚十八人のうち十七人を再任。政治資金問題で再任を辞退した江渡聡徳(えとあきのり)防衛相兼安全保障法制担当相の後任に中谷元(げん)・元防衛庁長官を充てた。首相は集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制の整備を本格化。自らの経済政策「アベノミクス」を継続し、地方創生にも取り組む。
記事中見出しに、経済・原発政策 継続 首相「この道に信任」 とある。
見出しに、廃炉後の建て替え言及 経産省委 原発維持に積極姿勢 とある。20141225
記事には、
経済産業省は二十四日、総合資源エネルギー調査会の原子力小委員会を開き、電力自由化の進展も念頭に原子力政策の課題を示す「中間整理」をまとめた、
とある。
>中間整理の骨子
地球温暖化対策を検討する中、原子力の役割は再生可能エネルギーと同様に非常に大きい
電力会社や立地自治体は、廃炉に見合う供給能力の取り扱いを含めた原子力の将来像が明らかにならないと、廃炉を判断しにくい
廃炉費用は一定期間をかけて償却・費用化を認める会計制度を検討
核燃料サイクルは官民の役割分担や政策措置の検討が必要
見出しに、工事必要地域を公表 再生エネ買い取りで中電 20141225
記事には、
中部電力は管内五県(愛知、岐阜、三重、長野、静岡)で、事業者が発電する再生可能エネルギーの電気を買い取る際、送電線の増強工事が必要となる地域の地図を自社ホームページに掲載した、
とある。
写真記事に、聖夜の合唱 栄に650人 とある。
nikkei見出しより。
首相「強い経済取り戻す」 第3次内閣発足
雇用や医療、大胆に改革
記者会見する安倍首相(24日、首相官邸)
第3次安倍内閣が24日夜、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て発足した。安倍晋三首相は首相官邸で記者会見し「様々な課題に取り組む基礎となる強い経済を取り戻さなければならない」と述べ、経済政策「アベノミクス」を推進し、経済最優先の政権運営を進める考えを強調した。「農業やエネルギー、雇用、医療の分野で大胆な規制改革を断行していく」と語った。(関連記事総合2、政治面、社会1面に)
…続き
老朽原発5基を廃炉 年度内に決定 原電の敦賀1号も
ふるさと納税拡充 政府・与党、減税額を2倍に
春秋
作家中島敦は子煩悩だった。南洋庁の役人としてパラオ島に赴任した際、妻子に心温まる手紙を書いた。長男と聖夜を詠んだ短歌も残る。「クリスマス
中日春秋
2014年12月25日
96。去年のこどもの日、安倍首相はそんな背番号のついたユニホーム姿で、プロ野球の始球式に登場した。ご本人の弁によれば「九十六代首相だから」らしいが、なかなか意味深な背番号ではないかと話題になった
二年前の総選挙で政権の座についた時、安倍さんが狙いを定めていたのが、憲法九六条。改憲を国民投票にかけるには、まず衆参両院の「三分の二以上」の賛成が必要だとこの条文は定めているが、それを「過半数」に緩めようと意欲満々だったのだ
だがそもそもなぜ、改憲の条件は一般の法律の改正に比べ厳しくされているのか。その答えの一端が次の九七条に書いてある
<この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである>
基本的人権とは、先人が辛苦を重ね、ようやく手にした人類共通の遺産のようなもの。それをきちんと守り磨き、次世代に渡していかなくてはならない。そんな権利を謳(うた)う憲法は、厳しい手続きで守らねばならない-という歴史の知恵だ
安倍さんはきのう、第九十七代の首相に選ばれた。背番号「97」は九七条に、どう向き合うか。自民党の「憲法改正草案」では、九七条が削除されているのだが。
安保法制の整備加速 第3次安倍内閣が発足 中日新聞記事、見出しである。20141225
リードには、
第三次安倍内閣は二十四日、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て発足した、
とある。
>安倍晋三首相は閣僚十八人のうち十七人を再任。政治資金問題で再任を辞退した江渡聡徳(えとあきのり)防衛相兼安全保障法制担当相の後任に中谷元(げん)・元防衛庁長官を充てた。首相は集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制の整備を本格化。自らの経済政策「アベノミクス」を継続し、地方創生にも取り組む。
記事中見出しに、経済・原発政策 継続 首相「この道に信任」 とある。
見出しに、廃炉後の建て替え言及 経産省委 原発維持に積極姿勢 とある。20141225
記事には、
経済産業省は二十四日、総合資源エネルギー調査会の原子力小委員会を開き、電力自由化の進展も念頭に原子力政策の課題を示す「中間整理」をまとめた、
とある。
>中間整理の骨子
地球温暖化対策を検討する中、原子力の役割は再生可能エネルギーと同様に非常に大きい
電力会社や立地自治体は、廃炉に見合う供給能力の取り扱いを含めた原子力の将来像が明らかにならないと、廃炉を判断しにくい
廃炉費用は一定期間をかけて償却・費用化を認める会計制度を検討
核燃料サイクルは官民の役割分担や政策措置の検討が必要
見出しに、工事必要地域を公表 再生エネ買い取りで中電 20141225
記事には、
中部電力は管内五県(愛知、岐阜、三重、長野、静岡)で、事業者が発電する再生可能エネルギーの電気を買い取る際、送電線の増強工事が必要となる地域の地図を自社ホームページに掲載した、
とある。
写真記事に、聖夜の合唱 栄に650人 とある。
nikkei見出しより。
首相「強い経済取り戻す」 第3次内閣発足
雇用や医療、大胆に改革
記者会見する安倍首相(24日、首相官邸)
第3次安倍内閣が24日夜、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て発足した。安倍晋三首相は首相官邸で記者会見し「様々な課題に取り組む基礎となる強い経済を取り戻さなければならない」と述べ、経済政策「アベノミクス」を推進し、経済最優先の政権運営を進める考えを強調した。「農業やエネルギー、雇用、医療の分野で大胆な規制改革を断行していく」と語った。(関連記事総合2、政治面、社会1面に)
…続き
老朽原発5基を廃炉 年度内に決定 原電の敦賀1号も
ふるさと納税拡充 政府・与党、減税額を2倍に
春秋
作家中島敦は子煩悩だった。南洋庁の役人としてパラオ島に赴任した際、妻子に心温まる手紙を書いた。長男と聖夜を詠んだ短歌も残る。「クリスマス
中日春秋
2014年12月25日
96。去年のこどもの日、安倍首相はそんな背番号のついたユニホーム姿で、プロ野球の始球式に登場した。ご本人の弁によれば「九十六代首相だから」らしいが、なかなか意味深な背番号ではないかと話題になった
二年前の総選挙で政権の座についた時、安倍さんが狙いを定めていたのが、憲法九六条。改憲を国民投票にかけるには、まず衆参両院の「三分の二以上」の賛成が必要だとこの条文は定めているが、それを「過半数」に緩めようと意欲満々だったのだ
だがそもそもなぜ、改憲の条件は一般の法律の改正に比べ厳しくされているのか。その答えの一端が次の九七条に書いてある
<この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである>
基本的人権とは、先人が辛苦を重ね、ようやく手にした人類共通の遺産のようなもの。それをきちんと守り磨き、次世代に渡していかなくてはならない。そんな権利を謳(うた)う憲法は、厳しい手続きで守らねばならない-という歴史の知恵だ
安倍さんはきのう、第九十七代の首相に選ばれた。背番号「97」は九七条に、どう向き合うか。自民党の「憲法改正草案」では、九七条が削除されているのだが。