辞書は読み物になった。
言葉の解釈を募集してそれを解説に載せようというらしい。
どういう形で収録するか、デジタル版であるから、コーナーのようになるか。
それは、いまのところ、朝日新聞記事によると、7日に募集を始めてから4千件以上の投稿があり、ホームページで公開しているようだ。最も多かったのは、愛 で、大人、自由が続く。
>【自由】「義両親と同居じゃないこと」、【愛】「誰もが努力次第で持ち得るもの」、【大人】「世の多くの男性がなかなかなれないもの」、【友だち】「別れない恋人」、【カワイイ】「わしの孫」――など投稿者の思いがにじむ語釈も。大辞泉編集部は「言葉の意味の一面をとらえたものだが、リアリティーが出る。コラムのように読んでもらえれば」としている。
さっそくサイトへ行くと、募集の概要は、8つの言葉、①愛、②自由、③大人、④失敗、⑤カワイイ、⑥友だち、⑦萌え、⑧SNSの語釈、1つの言葉に対して5~10の語釈、合計40~80の語釈をデジタル大辞泉に掲載。※書籍版大辞泉には掲載されません。募集期間
10月1日(火)~10月31日(木)
朝日新聞記事より。
【守真弓】言葉のプロが編集するのが常識の国語辞典に、普通の人々の「生きた解釈」を採り入れる試みが注目されている。小学館が「愛」や「失敗」「萌(も)え」「SNS」など八つの言葉の語釈を一般公募。優秀作品は年末に改訂されるデジタル版の「大辞泉」に収録される予定だ。人によって解釈の違う言葉を様々な角度から捉え直すことで、他の辞書との違いを打ち出す狙いだ。
7日に募集を始めてから10日あまりで4千件以上の投稿があり、ホームページで公開している。最も多かったのは「愛」で、「大人」「自由」が続く。
【自由】「義両親と同居じゃないこと」、【愛】「誰もが努力次第で持ち得るもの」、【大人】「世の多くの男性がなかなかなれないもの」、【友だち】「別れない恋人」、【カワイイ】「わしの孫」――など投稿者の思いがにじむ語釈も。大辞泉編集部は「言葉の意味の一面をとらえたものだが、リアリティーが出る。コラムのように読んでもらえれば」としている。
国語辞典の世界では今、正統派の語釈だけではない「個性派」が人気だ。
読み物として楽しめる辞典の先駆けとなったのは、三省堂の「新明解国語辞典」だ。同社によると、前身の「明解」からの累計は約2100万部に達し、これまで最も売れた小型国語辞典だという。
【公僕】は「[権力を行使するのではなく]国民に奉仕する者としての公務員の称。[ただし実情は、理想とは程遠い]」。【蛤(はまぐり)】では、「食べる貝として、最も普通で、おいしい」など、編者の個性が透けて見える語釈を収録した。初版から最新版までそろえる熱狂的なファンもいるほどだ。
昨年、国語辞典で最も売れた小学生向けの「チャレンジ小学国語辞典」(ベネッセコーポレーション)は、まるで教科書のような語釈が特徴だ。「お年玉はなぜ『お年玉』なのか」といった説明を載せ、「辞書をひくのが楽しくなる仕掛け」(編集部)を用意した。
独自性を問われる生き残り競争の中、大辞泉が追究するのは「生きのよさ」だ。電子版は4カ月に1回、2千~3千語を増やしている。今回の公募も、日々変化する言葉の「今」をとらえる試みだ。
投稿は31日まで。データは「Yahoo!辞書」などのポータルサイトや、電子辞書にも搭載される。ホームページ(http://kotoba.daijisen.jp/)などから投稿できる。
言葉の解釈を募集してそれを解説に載せようというらしい。
どういう形で収録するか、デジタル版であるから、コーナーのようになるか。
それは、いまのところ、朝日新聞記事によると、7日に募集を始めてから4千件以上の投稿があり、ホームページで公開しているようだ。最も多かったのは、愛 で、大人、自由が続く。
>【自由】「義両親と同居じゃないこと」、【愛】「誰もが努力次第で持ち得るもの」、【大人】「世の多くの男性がなかなかなれないもの」、【友だち】「別れない恋人」、【カワイイ】「わしの孫」――など投稿者の思いがにじむ語釈も。大辞泉編集部は「言葉の意味の一面をとらえたものだが、リアリティーが出る。コラムのように読んでもらえれば」としている。
さっそくサイトへ行くと、募集の概要は、8つの言葉、①愛、②自由、③大人、④失敗、⑤カワイイ、⑥友だち、⑦萌え、⑧SNSの語釈、1つの言葉に対して5~10の語釈、合計40~80の語釈をデジタル大辞泉に掲載。※書籍版大辞泉には掲載されません。募集期間
10月1日(火)~10月31日(木)
朝日新聞記事より。
【守真弓】言葉のプロが編集するのが常識の国語辞典に、普通の人々の「生きた解釈」を採り入れる試みが注目されている。小学館が「愛」や「失敗」「萌(も)え」「SNS」など八つの言葉の語釈を一般公募。優秀作品は年末に改訂されるデジタル版の「大辞泉」に収録される予定だ。人によって解釈の違う言葉を様々な角度から捉え直すことで、他の辞書との違いを打ち出す狙いだ。
7日に募集を始めてから10日あまりで4千件以上の投稿があり、ホームページで公開している。最も多かったのは「愛」で、「大人」「自由」が続く。
【自由】「義両親と同居じゃないこと」、【愛】「誰もが努力次第で持ち得るもの」、【大人】「世の多くの男性がなかなかなれないもの」、【友だち】「別れない恋人」、【カワイイ】「わしの孫」――など投稿者の思いがにじむ語釈も。大辞泉編集部は「言葉の意味の一面をとらえたものだが、リアリティーが出る。コラムのように読んでもらえれば」としている。
国語辞典の世界では今、正統派の語釈だけではない「個性派」が人気だ。
読み物として楽しめる辞典の先駆けとなったのは、三省堂の「新明解国語辞典」だ。同社によると、前身の「明解」からの累計は約2100万部に達し、これまで最も売れた小型国語辞典だという。
【公僕】は「[権力を行使するのではなく]国民に奉仕する者としての公務員の称。[ただし実情は、理想とは程遠い]」。【蛤(はまぐり)】では、「食べる貝として、最も普通で、おいしい」など、編者の個性が透けて見える語釈を収録した。初版から最新版までそろえる熱狂的なファンもいるほどだ。
昨年、国語辞典で最も売れた小学生向けの「チャレンジ小学国語辞典」(ベネッセコーポレーション)は、まるで教科書のような語釈が特徴だ。「お年玉はなぜ『お年玉』なのか」といった説明を載せ、「辞書をひくのが楽しくなる仕掛け」(編集部)を用意した。
独自性を問われる生き残り競争の中、大辞泉が追究するのは「生きのよさ」だ。電子版は4カ月に1回、2千~3千語を増やしている。今回の公募も、日々変化する言葉の「今」をとらえる試みだ。
投稿は31日まで。データは「Yahoo!辞書」などのポータルサイトや、電子辞書にも搭載される。ホームページ(http://kotoba.daijisen.jp/)などから投稿できる。