身と蓋、実とフタ、いずれか。
みがないので、ふたもない、という語順だから、何もそこにはない、ないということだろう。
だから、それを、表現が露骨すぎて味気ない、含みもあじわいもないとなると、率直だから、と、辞書などに解説する。
身や蓋で隠せばよいと、語源辞典によれば、この身はしたがって容器のことであるから、そうすれば、みにふたをして飾り立てるということになる。
それを、もともと中身がないのであるというふうに理解をしてしまうと、表現そのものに含蓄がない、内容がなくて、それを隠そうとすることもない、というようである。
ことわざ辞典には、容器の蓋に対して、物を入れる部分のことが見であると言い、身も蓋も無くて入れ物として成り立たないことから、とある。実も蓋もない、とも書くとしている。
鰾膠もない 、よみは、にべ、この言いかえを例にする。
そう言ってしまっては、身も蓋もない、となるのだが、にべもない、というのは、はたしてどうかと、また、わからなくなるのは、なぜか。
みがないので、ふたもない、という語順だから、何もそこにはない、ないということだろう。
だから、それを、表現が露骨すぎて味気ない、含みもあじわいもないとなると、率直だから、と、辞書などに解説する。
身や蓋で隠せばよいと、語源辞典によれば、この身はしたがって容器のことであるから、そうすれば、みにふたをして飾り立てるということになる。
それを、もともと中身がないのであるというふうに理解をしてしまうと、表現そのものに含蓄がない、内容がなくて、それを隠そうとすることもない、というようである。
ことわざ辞典には、容器の蓋に対して、物を入れる部分のことが見であると言い、身も蓋も無くて入れ物として成り立たないことから、とある。実も蓋もない、とも書くとしている。
鰾膠もない 、よみは、にべ、この言いかえを例にする。
そう言ってしまっては、身も蓋もない、となるのだが、にべもない、というのは、はたしてどうかと、また、わからなくなるのは、なぜか。