240521 さわやかに風の吹く日に季節の移るを感じていることが不思議なといえば何を移ろいとか空に澄みゆく方に日の沈む夕焼け前の清澄にはまことにさやかなるはさわさわふきわたる心地のすぐれたるひやひやとこの夏のはじまりにさやけさと思いふっと生命の息づくころ合いにさざなみうつ揺蕩いにはかくなるかくあるかとあれましし . . . 本文を読む
240520 暑い日が続きそう、沖縄では梅雨入りの知らせもあるに、こちらは毎週の雨予報と、流石に今日は朝から降りそうで降らずに照り付ける太陽となって、週末には30度を超えるようである。そしてまたまた次の月曜日には雨のマークが出充て、これは3週連続となるから、程よい巡りなのであろう。 . . . 本文を読む
文章法は文章作法であった。さほう さくほう いずれの読みを採用するか。意味が異なるので、さらには作法書か、作文の技術か。
すると文章法には文法論からの規定がある。
辞書の説明に、文論、構文論、措辞 論、シンタクスなど品詞論に対しての用法で、文章論の言いである。文法の分野から品詞、構文と説明をしてきた国語には文章を単位とする文章論が構想されてきている。
時枝学説の流れにある国語の分析 . . . 本文を読む
にわかなことでもないが、文科相がローマ字について表記の統一を諮るべく検討を始めたというニュースで、これだけの外国からの観光客のブームで、地名人名の固有名にいろいろと国内での書き方があるのはよろしくないというのはもっともだろうと、その表記の難しさを考える。
ヘボン式を推奨するのに、といってもこれは本人証明のことがあってパスポートを使って自分の名前でないような発音をされてしまう海外での . . . 本文を読む
いきなりガツンと、それは4回の先頭打者になったとき、12号ホームランとなった。右中間へ135メートルの大飛球、ビッグフライは場外の海にまで届けばスプラッシュヒットと言うそうだけれど、その手前の通路に落ちていくのが見えた。球場名物の特大場外ホームランをボートで待ち受ける人がいるので、そこまで届かなかった。このヒット名は敵軍に用いないそうだが。
180キロのスピードで、あっという間のすご . . . 本文を読む
質的研究のアプローチに複線性等至性モデリングという用語を得た。心理学の分野でのkとらしいが、その応用を広く説明する。検索にかけてヒットしたものから新しい動向を知るべく、10年ばかりを見てみる。人生の経路がわかるとうたうので、伝記のことかしらんと、それは、次のような問題の立て方による。
>設定したリサーチクエスチョンにも依存します。例えば、「新任教師Aはどのようにして自身の教育観を獲得 . . . 本文を読む
クリミア半島の戦争、ウクライナへの侵略で、ヨーロッパをあらためて地域としてとらえる。
ヨーロッパはロシアを含むのかどうかと思って見直すと、当然のごとくロシアも含むとなると、NATOとの関係でどうなっているか。いまさらながらに北大西洋での軍事同盟が旧ソ連邦の脅威に対するものであると確かめる。
ヨーロッパとEUと同盟かどうか、ロシアとのあり方をしている。
欧州の主権国家は承認されたものとし . . . 本文を読む
コラム日本語日記に ごむだん を紹介する。これで4回目の連載になる。なかなかに面白いのだけれど、2円のゴムだん という表現で1956年出版の小説から採録するが、難しいことである。
輪ゴムのことかと推測すれば段跳びだねと連想してそれがその通りであるというだけの話になる。しかし今やネット検索の時代だからそこまでの探求を書くか書かないかで趣きが異なる。まして2円は高いのになぁ。この方が現代 . . . 本文を読む
母の日、その由来を調べると、母の願いがわかる、その物語がある。カーネーションを贈ることも、それが白い花だったとか、花産業にまつわれば、日本式の記念日のさわぎように反省が生まれる。
母の日を、母たちの日にするか、母のための日にするか、Mothers’ なのか、Mother's なのか、そのとらえ方に隠れたストーリーがある。「カーネーションは花びらを散らすことなく、胸に抱きしめて枯れていき . . . 本文を読む
認知と痴呆とは意味の全く異なる語である。これはこの語を見れば誰しもそう思うにちがいないことである。
ところが認知症という語で言い換えられた痴呆症というので、どうなってしまうか。この語の使い方では老人の症例として同様に扱われるから語の使い方が変わってくる。
高齢による痴呆となればそれは認知機能の衰えをはじめとするいわばボケである。その原因にはボケを起こす認知症のとらえ方で代表的な脳の病 . . . 本文を読む