中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
出席日数が少なくても大丈夫?
中学入試では、小学校からの調査書もしくは通知表のコピーを付けます。
学校によっては、書類、試験、面接を総合的に判断して合否を決めると書いてある学校もあるし、筑駒のように調査書を100点分加点すると明言している学校もあります。
ただ多くの学校の場合は、成績は入学試験の点数で並べるわけだから、何を見られるのかよくわからない。それで出席日数を気にされる場合があるかもしれません。
しかし、これも誤解があるように思うのです。出席日数が少ないとやはり病気がちだろう。学校に通えないのではないか、だから落とす? 成績が合格点を越えているのに、出席日数が不足したから落ちたという子は少なくとも私は経験がありません。
一般的に出願というのは、親が責任を持つものです。親が判断して、この子は学校に通えると判断して出願するわけだから、そこは親が責任をもって判断してください、というのが前提です。
つまり出席日数が少なくて問題になることはあまり、考えられない。例えばいじめがあって、もう学校には行かないと判断している家庭だって充分ありえるでしょうから。
では何のために出すのか。
その子が確かに小学校に在籍する証明するためです。客観的な証拠がないと、いけないから通知表のコピーをとるわけです。これは一応公的書類だし。もちろん報告書は小学校側が在籍していることを証明してくれるわけですからていねいでいいと思いますが、たくさん書いてもらうのも大変なので、通知表のコピーで足りる場合はそれで充分です。
中大横浜の件もあるので、いろいろ憶測が飛びそうですが、少なくとも真面目にやっている学校が合格判定会議で面接や試験の点数を合計して成績を出せば、基本的にその順番で合否は決まるものです。補欠の順位も成績順で決まります。同点の場合はだいたい抽選してしまう学校が多いですが、それも公平に行われます。
落ちるときには成績が足りないから落ちるのです。書類に万が一不備があれば、郵送であれば学校は連絡をくれるし、学校での出願の場合は受け付けません。受け付けられた以上、少なくともそこに問題はないのです。
出席日数も気にせず、しっかりと受験準備をされると良いでしょう。
<2012年11月13日追記>
灘中学の説明会で「特別な理由がなく長期欠席している場合は、入試に合格しても入学を認められない場合がある。」という説明があったそうです。
このように事前に明確な説明をしてくれる場合は考慮しなければならないでしょうが、これも特別な理由がなく、という条件がありますから、心配な場合は一度学校に問い合わせてみられると良いでしょう。
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ただ多くの学校の場合は、成績は入学試験の点数で並べるわけだから、何を見られるのかよくわからない。それで出席日数を気にされる場合があるかもしれません。
しかし、これも誤解があるように思うのです。出席日数が少ないとやはり病気がちだろう。学校に通えないのではないか、だから落とす? 成績が合格点を越えているのに、出席日数が不足したから落ちたという子は少なくとも私は経験がありません。
一般的に出願というのは、親が責任を持つものです。親が判断して、この子は学校に通えると判断して出願するわけだから、そこは親が責任をもって判断してください、というのが前提です。
つまり出席日数が少なくて問題になることはあまり、考えられない。例えばいじめがあって、もう学校には行かないと判断している家庭だって充分ありえるでしょうから。
では何のために出すのか。
その子が確かに小学校に在籍する証明するためです。客観的な証拠がないと、いけないから通知表のコピーをとるわけです。これは一応公的書類だし。もちろん報告書は小学校側が在籍していることを証明してくれるわけですからていねいでいいと思いますが、たくさん書いてもらうのも大変なので、通知表のコピーで足りる場合はそれで充分です。
中大横浜の件もあるので、いろいろ憶測が飛びそうですが、少なくとも真面目にやっている学校が合格判定会議で面接や試験の点数を合計して成績を出せば、基本的にその順番で合否は決まるものです。補欠の順位も成績順で決まります。同点の場合はだいたい抽選してしまう学校が多いですが、それも公平に行われます。
落ちるときには成績が足りないから落ちるのです。書類に万が一不備があれば、郵送であれば学校は連絡をくれるし、学校での出願の場合は受け付けません。受け付けられた以上、少なくともそこに問題はないのです。
出席日数も気にせず、しっかりと受験準備をされると良いでしょう。
<2012年11月13日追記>
灘中学の説明会で「特別な理由がなく長期欠席している場合は、入試に合格しても入学を認められない場合がある。」という説明があったそうです。
このように事前に明確な説明をしてくれる場合は考慮しなければならないでしょうが、これも特別な理由がなく、という条件がありますから、心配な場合は一度学校に問い合わせてみられると良いでしょう。
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