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6年生の塾をどうするか

最初に塾に入る時は3年生、4年生ということなので、行き帰りも心配だし、なるべく家から近いところを考えるのが一般的でしょう。

しかし、学年が進んで、だいぶ大きくなってきたし、6年生の塾はもう一度考えよう、というご家庭は決して少なくないのでしょう。6年生の2月で塾を変える方は時期で見ると一番多いようです。これまで約2年塾に通っていて、このままこの塾で最後までがんばるか、それとも塾を変えるのか、いろいろと考える要素はあると思います。

6年生のときに通う塾として私は2つの要素が大事だと思います。

1つは情報力。

これは、偏差値とか学校の情報という意味ではありません。今は教科ごとに先生が違う塾が多いでしょう。そうすると我が子の教科ごとの情報はばらばらに把握されている場合が多いのです。しかし、親としてはやはりワンストップで相談したいし、情報も一人の先生からまとめて話をしてもらうのが何かと便利でしょう。国語は国語の先生に、算数は算数の先生に、ではなかなか手間だし、結局、よく話がわからないという面が出てきます。教室長がまとめて担当します、という塾が増えてきましたが、それがはっきりしない塾もあるかもしれません。あと1年、いろいろなことを相談するのに、だれと話をしていいのか、明確になっている塾はやはり頼りがいがあるので、ここはしっかり塾に確認しておいた方が良いでしょう。

もうひとつは学校別の対策

どの塾もカリキュラムがあるので、最初は学校別ということではなくカリキュラム通り進みます。しかし6年生の夏休み以降はやはり志望校別の対策というのは大事になってきます。で、上位校の学校別特訓は多いが、我が子の学校別対策はどうなるのか、そこは明確に聞いておかないといけないと思います。
「過去問は家でやってください。」という塾も以前は多かったように思いますが、塾で学校別の対策をしてくれないと、その時点で学校別の塾を探さないといけなくなったりします。だから最初から確認しておいた方が良いでしょう。

それ以外にも、この2年間で不満に思ったことがあれば、塾に確認しておいた方が良いと思います。このまま進むか、別の塾に変わるか、は冬休みの講習で考えてみてもいいかもしれません。これまで通り同じ塾の冬期講習に通うのが普通ですが、新たな塾の候補が出てきたら、まずその雰囲気を確かめるために講習だけ行ってみるという方法があるでしょう。

そこで不安に思うことをしっかり確認した上で新学年が始まったら塾を変える、という決断をしても良いのではないでしょうか。最後の1年ですから、一番納得のいく準備をしてください。

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今日の田中貴.com

どこかで「何とかするさ」と思っておくことも大事です。
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