寝る子

この追い込みの時期になって、眠い顔をされると、「えー？！」と思ってしまうかもしれませんが、しかし、小学生はこの時期伸び盛り。

だから、当然体は新陳代謝が激しく、体は疲れやすくなる。そこへきて、夜遅くまで勉強したりするから、睡眠時間が短くなると、すぐ眠くなります。

で、寝ると本当に長く寝てしまう。いや、そのくらい必要なのですが、とはいえ、そう長く寝てもらうと勉強時間が確保できなくなります。

だから、細かく休んでもらうしかない。

もちろん、あまり遅くまで起こしておいてもあまり良いことはありません。実際疲労がたまるとかえって興奮して眠れなくなってくる。でもそのときにやった勉強はなかなか残りにくいそうです。

だとすれば、睡眠時間をしっかり確保した上で、なるべく元気な時間に勉強してもらうのがコツになります。

そろそろ寒い時期に入っていきますから、朝早く起きるのはつらい時期ですが、子どもの場合、睡眠後休養をとった後の方が効率が良いのです。

でも、早く起こしてもなかなか起きないし、起きたら起きたでボーっとしてる、と思うかもしれませんが、それは睡眠時間が十分ではない証拠。

実際に早く寝て早く起きることが習慣になってくると、やはり睡眠後の方が勉強は進みます。

また入試は午前中にあるので、朝、勉強することの方が入試にからだのリズムが合いやすい。

そろそろ朝型を意識して生活のリズムを作るようにすると良いでしょう。塾もあまり遅い時間まで残っていない。なるべく早めに帰ってきて、生活のリズムを前倒ししてください。

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