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作戦


過去問を解いていく段階で、1回目をやり終えたあと2回目に入っていくと、いろいろと子どもも考えていきます。

例えば最初は全然、時間が足りなかった。しかし、やっていくうちに難しい問題とやさしい問題の区別が大分ついてくるようになった。

あるいは、難しそうな問題でも半分は解ける問題がある、と考えて、少なくとも(1)は解くようにするようにした。などなど。

子どもなりに作戦が出てくるのです。

急いで解くか、ゆっくり解くか、ということも大事な作戦のひとつです。

過去の経験から考えて、急いでろくなことはないから、1問は最初から捨てて、じっくりやる、というようなことを作戦として考えている場合もあるかもしれません。

で、こういう話をぜひお子さんとしてみてほしいと思うのです。

どういう作戦で行こうとしているのか?

子どもたちがそれぞれに話すことをぜひ注意深く聞いてみてください。

そして、「あれ?」と思うことがあったら、なぜそう思うのかを聞いてみてください。

ある子が後ろから問題を解いていました。

「うん? 後ろから?」

と尋ねてみると

「この学校はね、3番に難しい問題が出てくるんだ。だから後ろからやった方が案外うまくいくの。」

「なるほどねえ。」

知らず知らず、成長してきたことを実感できると思います。

子どもを慶應義塾諸学校に入れる
クリエーター情報なし
株式会社 邦学館


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