中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
あきらめの早い子
この時期は、新6年生といっても、まだ動機づけが充分ではありません。
しかし、もう2年近く受験勉強をしている。そして、あまり成績がふるわない、ということになると「できない」ということに違和感がなくなってしまう。
「できなくて当たり前だ」とまでは行かなくとも、「仕方がない」という感覚は強くなっています。
したがって、ちょっと難しい問題になったり、記述の問題になったりすると
「わからない」
と簡単にあきらめてしまう。
本当は、もっと考えてみたり、実際に書いてみたりすればできることは多いのだと思うのです。しかし、あまりに多くいろいろなことをやり、かつ、できなかった経験が蓄積してくると
「きっとこれもできないに違いない」
という感覚が強くなってくるのです。
で、それがもちろん良いわけがない。
ではどうすればいいのか、と言えは、私は量を減らすことだと思います。
むしろじっくりやって、できる経験を増やしていく。できることが普通になってくれば「できないこと」に違和感を感じます。しかし、できないことが多ければ「できないこと」に違和感は感じない。
「できない」
と言い切ってしまうことに何のためらいもなくなってしまう。もし、今そうなら急いで手を打ちましょう。
塾の日数を減らしてもいいし、あるいは、やる問題を減らしてもいい。やり切る、全部できる、という感覚を持ってもらうことが大事なのです。
それには当然、ほめることも大事。
「すごーい、全部できた!」
と言われていやな子はいません。
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2013年入試を振り返って(1)
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今日の慶應義塾進学情報
普通部 実技試験
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算数5年前期第5回 算数オンライン塾「まとめのテスト」をリリースしました。
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しかし、もう2年近く受験勉強をしている。そして、あまり成績がふるわない、ということになると「できない」ということに違和感がなくなってしまう。
「できなくて当たり前だ」とまでは行かなくとも、「仕方がない」という感覚は強くなっています。
したがって、ちょっと難しい問題になったり、記述の問題になったりすると
「わからない」
と簡単にあきらめてしまう。
本当は、もっと考えてみたり、実際に書いてみたりすればできることは多いのだと思うのです。しかし、あまりに多くいろいろなことをやり、かつ、できなかった経験が蓄積してくると
「きっとこれもできないに違いない」
という感覚が強くなってくるのです。
で、それがもちろん良いわけがない。
ではどうすればいいのか、と言えは、私は量を減らすことだと思います。
むしろじっくりやって、できる経験を増やしていく。できることが普通になってくれば「できないこと」に違和感を感じます。しかし、できないことが多ければ「できないこと」に違和感は感じない。
「できない」
と言い切ってしまうことに何のためらいもなくなってしまう。もし、今そうなら急いで手を打ちましょう。
塾の日数を減らしてもいいし、あるいは、やる問題を減らしてもいい。やり切る、全部できる、という感覚を持ってもらうことが大事なのです。
それには当然、ほめることも大事。
「すごーい、全部できた!」
と言われていやな子はいません。
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英語の壁
中学受験生というのは、かなり難しいことを勉強しています。
今日、神奈川県の公立高校の入試問題を見ていましたが、その中でももう解けてしまうだろうなあ、と思える問題が散見されます。だから、中学に進学すると英語が壁になりやすい。
つまり最初から字を覚え、犬だ、とか、ネコだ、とかまあ、初学者はその辺から始めないといけないわけですが、まず最初はとにかく覚えることばかり。犬がdogであることは理論的に導き出すことはできません。犬はdogだと覚えないといけない。これが面倒だ。
ところが数学や理科は、結構難しいことをやる。あるいは、国語も多少なりとも大人の文章を読むことになりますから、英語だけ知的欲求が達せられないというか、つまらなく感じてしまう。
だから英語ができない中学受験経験者は、案外多いものなのです。
というので、一時海外の修学旅行が流行りました。もちろん英語圏。そこへ連れて行って、「ほら、みろ。英語ができないと困るだろう。」とやる。
もちろん、それが刺激になって勉強を始めるのもいるが、
「おらあ、日本人だ。日本語で通して何が悪い!」
と開き直る子もいて、さらに英語が嫌いになる、ということになるのです。
中1に英語を教えていた時、最初に一節ぶちました。
「こと英語に関して言えば、君たちは幼児と変わらない。何も知らないわけだから。とにかく、覚える。小さい子が日本語を覚えるのと同じだから、犬はdogだ、おはようはGood morningだ、と覚える。英語の勉強をうだうだ言う生徒は、だいたい覚えないから文句を言う。しかし、それしか王道はないので、うだうだ言う前に覚える。とにかく覚える。暗記する。英語は覚えるものだ、と覚悟を決めること。そうやって多少なりとも覚えると、次に文法だ、読解だと多少知的なことができるようになります。」
しかしねえ、これがやはり嫌いになる最初なのです。単語テストなんて、最悪だったでしょ?
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国語は積み重ね
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中学受験 算数オンライン塾
2月17日の問題
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算数5年前期第4回 算数オンライン塾「割合(2)」をリリースしました。
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つまり最初から字を覚え、犬だ、とか、ネコだ、とかまあ、初学者はその辺から始めないといけないわけですが、まず最初はとにかく覚えることばかり。犬がdogであることは理論的に導き出すことはできません。犬はdogだと覚えないといけない。これが面倒だ。
ところが数学や理科は、結構難しいことをやる。あるいは、国語も多少なりとも大人の文章を読むことになりますから、英語だけ知的欲求が達せられないというか、つまらなく感じてしまう。
だから英語ができない中学受験経験者は、案外多いものなのです。
というので、一時海外の修学旅行が流行りました。もちろん英語圏。そこへ連れて行って、「ほら、みろ。英語ができないと困るだろう。」とやる。
もちろん、それが刺激になって勉強を始めるのもいるが、
「おらあ、日本人だ。日本語で通して何が悪い!」
と開き直る子もいて、さらに英語が嫌いになる、ということになるのです。
中1に英語を教えていた時、最初に一節ぶちました。
「こと英語に関して言えば、君たちは幼児と変わらない。何も知らないわけだから。とにかく、覚える。小さい子が日本語を覚えるのと同じだから、犬はdogだ、おはようはGood morningだ、と覚える。英語の勉強をうだうだ言う生徒は、だいたい覚えないから文句を言う。しかし、それしか王道はないので、うだうだ言う前に覚える。とにかく覚える。暗記する。英語は覚えるものだ、と覚悟を決めること。そうやって多少なりとも覚えると、次に文法だ、読解だと多少知的なことができるようになります。」
しかしねえ、これがやはり嫌いになる最初なのです。単語テストなんて、最悪だったでしょ?
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自分で図を描く
子どもたちのテキストや入試問題集を見ると、その図によく書き込みが見られます。
問題の図を使っている、ということなのでしょうが、これはあまり勧められない。特に図形の問題などは改めて自分で図を描くべきです。
実際に図を描いてみると、その段階でわかることがあります。
この辺とこの辺の長さはどうして同じなのか。
あるいは、この点はどうやって書けばいいのか。
問題の図を使うと、小さい図もあるので、ごちゃごちゃしていきて、何を考えていたのか、わかりにくくもなります。
だから、図形の問題を解くときはなるべく自分で図を描く。
なので、算数のノートは最初は方眼罫が良いのです。
方眼罫だと、比較的図が描きやすい。しかし、だんだん力がついてくれば、白紙の方がやりやすくなります。
実際の入試では白紙の部分にいろいろ図や表、グラフを書いていくわけですし、定規を使ってはいけない、という場合もありますから、日ごろから図を描く練習を進めていた方が良いのです。
これはなるべく早くから始めた方が良い。
最初のうちは時間がかかるから、なかなかうまくいかなくて、となりで見ているとイライラするかもしれません。しかし、そこはぐっとこらえて、練習させていくことです。
子どもたちは同じところにはいません。練習を積んでいけば必ず上手に書けるようになりますから、なるべく早いうちに自分で図を描いておくくせをつけてください。
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力のつりあいの問題
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今日の慶應義塾進学情報
慶應進学オンライン 新年度開講しました。
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この辺とこの辺の長さはどうして同じなのか。
あるいは、この点はどうやって書けばいいのか。
問題の図を使うと、小さい図もあるので、ごちゃごちゃしていきて、何を考えていたのか、わかりにくくもなります。
だから、図形の問題を解くときはなるべく自分で図を描く。
なので、算数のノートは最初は方眼罫が良いのです。
方眼罫だと、比較的図が描きやすい。しかし、だんだん力がついてくれば、白紙の方がやりやすくなります。
実際の入試では白紙の部分にいろいろ図や表、グラフを書いていくわけですし、定規を使ってはいけない、という場合もありますから、日ごろから図を描く練習を進めていた方が良いのです。
これはなるべく早くから始めた方が良い。
最初のうちは時間がかかるから、なかなかうまくいかなくて、となりで見ているとイライラするかもしれません。しかし、そこはぐっとこらえて、練習させていくことです。
子どもたちは同じところにはいません。練習を積んでいけば必ず上手に書けるようになりますから、なるべく早いうちに自分で図を描いておくくせをつけてください。
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3つ叱って
先日、電車の広告の中でこんな言葉を見つけました。
「3つ叱って5つほめて7つ教えて子は育つ。」
この言葉で私が感じることは2つ。
ひとつは、叱るよりはほめることを多くすること。
もうひとつは叱るよりも教えることが大事だということ。
どうしても親はつい、子どもを叱る。しかし、本当はやはりほめなければいけない。ほめる言葉を多くすれば、子どもは積極的になり、また活発になります。
また、叱るよりは教えることを多くする方が良い。
やるか、やらないかはまた本人の判断があるでしょうが、それでもちゃんと親が教えていれば、少しずつでも子どもはそういうことを守るようになります。
教えることが大事という意味ではこんな言葉もありました。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
これは有名な山本五十六の言葉ですが、実はこれに続きがあるのだとか。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
ほめることと同様に、大事なのは聞くことです。
子どもと話をする、とはいってもどちらかと言えば、親が話をしていることの方が多いもの。
しかし、本当は子どもの話を聞いてあげるのが良いのです。聞く、というのは相手を尊重している一番の姿だから、子どもはその期待に応えようとするでしょう。
もうひとつ続きがあります。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
中学受験が終わりましたが、残念な結果であってもまたがんばり始めている子どもたちがいます。
そういう気持ちになったことを感謝して、信頼していれば、この失敗は大きな成功につながります。
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勉強ノートのすすめ
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中学受験 算数オンライン塾
2月15日の問題
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もうひとつは叱るよりも教えることが大事だということ。
どうしても親はつい、子どもを叱る。しかし、本当はやはりほめなければいけない。ほめる言葉を多くすれば、子どもは積極的になり、また活発になります。
また、叱るよりは教えることを多くする方が良い。
やるか、やらないかはまた本人の判断があるでしょうが、それでもちゃんと親が教えていれば、少しずつでも子どもはそういうことを守るようになります。
教えることが大事という意味ではこんな言葉もありました。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
これは有名な山本五十六の言葉ですが、実はこれに続きがあるのだとか。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
ほめることと同様に、大事なのは聞くことです。
子どもと話をする、とはいってもどちらかと言えば、親が話をしていることの方が多いもの。
しかし、本当は子どもの話を聞いてあげるのが良いのです。聞く、というのは相手を尊重している一番の姿だから、子どもはその期待に応えようとするでしょう。
もうひとつ続きがあります。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
中学受験が終わりましたが、残念な結果であってもまたがんばり始めている子どもたちがいます。
そういう気持ちになったことを感謝して、信頼していれば、この失敗は大きな成功につながります。
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バレンタイン
真面目に、学校にチョコレートを持ってくるな、という学校があります。
小学校では特に多いと聞きました。
やはり理由は「もらえない子がかわいそうだから。」
世の中、生存競争厳しきおり、そんなことを大人が決めなくても良いのではないか?という議論もありそうですが、学校でお菓子を食べてはいけない、と決まっているので、まあ、その延長線上であるのでしょう。
下記は、ある中学校の先生がバレンタイン前に生徒に配ったプリントだそうです。昨年のバレンタインで話題になりました。
女子諸君へ
(1) いくら大目にみると言っても、けじめが大切です。渡す時間や場所を考えて下さい。当然特別に「持ってきていい」だけで、「学校で食べるのは厳禁」です。
(2)友チョコだとか義理チョコだとか、いろいろとあるでしょうけど、物を大切にしないのはオシャレとは言えません。食べ物を粗末に扱うのはやめましょう。
(3)男の子は、一日中ドキドキしています。さりげなく机の中をチェックしたりします。表向きはそうは見えなくても、実は心の中はもう大変なことになっています。そんなデリケートな男心(?)を分かってやって下さい。決してからかったりしないように!
(4)君たちはもう13才。とっても多感なお年頃。同時に、自分がどう思っていようが、もう立派な大人なのです。余計な誤解を受けるような言動は慎みましょう。
男子諸君へ
(1)ちょっと気になるあの子からチョコを、、、、もらえないのが普通です。私も中1の時は、母親がくれた不二家の50円のハートチョコだけでした。貰えないからといって、自棄になるのはやめましょう。妬み半分で、もらった友達をはやし立てることは、絶対にしてはいけません。自分がよけいに悲しくなるだけです。
(2)でも、もしかしたら、チョコをもらえるかもしれません! もらう時の態度には細心の注意が必要です。照れくさいのは分かります。でもね、女の子は勇気を出して、一生懸命に作ったり選んだのです。バカにしたり、友達に軽々しく言いふらしたり、他の人がいる場所で食べたりなど、無神経な振る舞いは絶対にしてはいけません。
(3)もらった数を自慢するのはやめましょう。もらえない男子に対してもそうですが、君にチョコをくれた女の子に対しても、それはものすごく失礼な行為です。
この学校では、禁止にはなっていないのでしょう。まあ、お節介な、と思わず、ここは先生の気持ちを生徒が感じてくれれば良いのでは。
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春期講習
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慶應湘南 体育実技
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下記は、ある中学校の先生がバレンタイン前に生徒に配ったプリントだそうです。昨年のバレンタインで話題になりました。
女子諸君へ
(1) いくら大目にみると言っても、けじめが大切です。渡す時間や場所を考えて下さい。当然特別に「持ってきていい」だけで、「学校で食べるのは厳禁」です。
(2)友チョコだとか義理チョコだとか、いろいろとあるでしょうけど、物を大切にしないのはオシャレとは言えません。食べ物を粗末に扱うのはやめましょう。
(3)男の子は、一日中ドキドキしています。さりげなく机の中をチェックしたりします。表向きはそうは見えなくても、実は心の中はもう大変なことになっています。そんなデリケートな男心(?)を分かってやって下さい。決してからかったりしないように!
(4)君たちはもう13才。とっても多感なお年頃。同時に、自分がどう思っていようが、もう立派な大人なのです。余計な誤解を受けるような言動は慎みましょう。
男子諸君へ
(1)ちょっと気になるあの子からチョコを、、、、もらえないのが普通です。私も中1の時は、母親がくれた不二家の50円のハートチョコだけでした。貰えないからといって、自棄になるのはやめましょう。妬み半分で、もらった友達をはやし立てることは、絶対にしてはいけません。自分がよけいに悲しくなるだけです。
(2)でも、もしかしたら、チョコをもらえるかもしれません! もらう時の態度には細心の注意が必要です。照れくさいのは分かります。でもね、女の子は勇気を出して、一生懸命に作ったり選んだのです。バカにしたり、友達に軽々しく言いふらしたり、他の人がいる場所で食べたりなど、無神経な振る舞いは絶対にしてはいけません。
(3)もらった数を自慢するのはやめましょう。もらえない男子に対してもそうですが、君にチョコをくれた女の子に対しても、それはものすごく失礼な行為です。
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まず計画を立てよう
新学年になって、新しい先生になったり、あるいはやることが変わったりしていると思います。
宿題も多くなったかもしれないし、復習もしないといけない。あるいは、試験に向けて覚えなければいけないことも出てきて、なんとなく「わー、大変だ」という感じになりやすい時期です。
しかし、やはり1週間で勉強できる時間はある程度決まっている。子どもですから、当然、深夜まで頑張ってもなかなか力にはなりません。起きているだけの話。何となく本人は勉強しているような気になっているかもしれませんが、すでに疲れが限界を超えてしまうと、頭には入って行かない。
なので、1週間にできる分量はある程度決まっているのです。だから、計画を立てて優先順位を決めないと「追われる」ばっかりになってしまいます。
まず、1週間、どのくらい勉強できるか、時間数を数えてみてください。塾が多いと、案外家で勉強する時間が少ないかもしれません。しかし復習の時間が少ないと、当然、理解していないことが増えるので、どんどんわからなくなります。
だから、復習の時間と塾の時間のバランスをとり、あくまで「復習が追いつく」勉強量にしてください。その上で、次に具体的に何をやるかを決めて行く。算数、とかではなくて、もっと具体的に算数のどのテキストをやる、とか、どの授業の復習をやる、とか決めてください。そうやって当てはめて行くともはやこれ以上は入らない、ということがわかるでしょう。
しかし、それでも宿題が終わらないとすれば、「塾が多すぎる」のです。
習うことばかりが多くて、自分でやり直すことができなければ、力にはなりにくい。だから、そのバランスをしっかりとらなければなりません。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、と思うのではなく、やれることをしっかりやる、と決めた方が良いのです。やることを決める、ということはやらないことも決めるわけですから、そのやらないことに気を使う必要はありません。
ただ、それは子どもだけでは判断できないし、子どもは塾の先生にやってこい、と言われればやるしかないわけだから、その部分は親が判断して、難しいと思ったら、先生と相談してください。
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第70回 受験学年を迎えて
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中学受験 算数オンライン塾
2月13日の問題
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しかし、やはり1週間で勉強できる時間はある程度決まっている。子どもですから、当然、深夜まで頑張ってもなかなか力にはなりません。起きているだけの話。何となく本人は勉強しているような気になっているかもしれませんが、すでに疲れが限界を超えてしまうと、頭には入って行かない。
なので、1週間にできる分量はある程度決まっているのです。だから、計画を立てて優先順位を決めないと「追われる」ばっかりになってしまいます。
まず、1週間、どのくらい勉強できるか、時間数を数えてみてください。塾が多いと、案外家で勉強する時間が少ないかもしれません。しかし復習の時間が少ないと、当然、理解していないことが増えるので、どんどんわからなくなります。
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しかし、それでも宿題が終わらないとすれば、「塾が多すぎる」のです。
習うことばかりが多くて、自分でやり直すことができなければ、力にはなりにくい。だから、そのバランスをしっかりとらなければなりません。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、と思うのではなく、やれることをしっかりやる、と決めた方が良いのです。やることを決める、ということはやらないことも決めるわけですから、そのやらないことに気を使う必要はありません。
ただ、それは子どもだけでは判断できないし、子どもは塾の先生にやってこい、と言われればやるしかないわけだから、その部分は親が判断して、難しいと思ったら、先生と相談してください。
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中学に入って入る塾のメリット
最近は、大学受験に向けて私立の生徒を対象にした6年一貫の塾が出てきました。
大学の予備校部門につながっていたり、あるいは大学受験の塾につながっていたりするので、早くからテンポよく進んでいきます。
こういう塾に行くメリットを考えると、2つあります。
1つは、カリキュラムをきちんとやってくれるところ。
学校によってはシラバスを先生に任せているところがあります。そうなると、その先生のある得意分野のみ勉強するという場合があるのです。例えば世界史はローマ史だけ。生物は遺伝子だけ、みたいな授業。これはある意味大学の勉強の先取りみたいなもので、「こういう風に研究を進めるんだ」ということを子どもたちが体験できるという意味ではメリットがあります。しかし一方で通史はやらない、全部のカリキュラムは習わない。だからこういう塾に通って、シラバス通り最初から勉強できる、ということはあるでしょう。
もうひとつはいろいろな学校の生徒と知り会えるところ。
自分の学校以外にも友達ができる、というのは非常に良いことです。自分の学校だけ知っているよりは、他の学校の勉強の進み方ややり方を聞けるのはいい。それが刺激になって、自分で勉強を進める子どもたちもいます。
ただこれは、当然、自分で勉強する、という前提があって役立つこと。
自分で勉強しないので、塾に入れて何とかしてもらおう、と思っても、そう何とかなるものではない。
塾に行っても次の受験はまだ6年も先のことだから、当然、子どもたちもピンとこない。だから、自分で勉強する姿勢をまずきちんと作ることが大事です。その上で、時間に余裕があれば、こういう塾に行ってもいいかもしれません。
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平面図形の問題
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樹木と木の実
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塾を変わる子
新学年が始まって入塾する子どもたちがいます。
ここから受験勉強を始めるというのではなく、いわゆる転塾組。
子どもたちからはいろいろな話を聞かされます。
「3年生のときが、Aという塾だったんだ。でも先生が怖かったから、やめて4年生のときにBという塾に行ったんだけど。宿題が多くてやりきれなかったから、5年生の時にCに行ったの。でも、組み分けテストが多いばかりで、忙しくて成績が伸びない。そしたらお母さんが、この塾を見つけてきたの。」
「ふーん。君はがんばったのにね。」
「うん、でも、まあ、学校別の塾の方がいいんだ、って言ってた。」
なるほど。
当然、今までの塾でうまく行っていれば塾を変えようとは、なかなか思いません。しかし、成績が伸びなかったり、あるいは大量の宿題ばかりに追われて本当に力がついていないかもしれない、と感じられたら私は、転塾を考えてもいいだろうと思っています。
たくさんの生徒がいて、競争して、それが刺激になって勉強する、という子もいます。あるいはよく教えてもらって、納得がいくまで考えた上で、ようやく先に進める、という子もいます。子どもたちに合う学校があるように、子どもたちに合う塾があるのです。
また子どもの状況はそれこそ変化します。その状況に合わせて塾は変えればいいのです。確かに新しい塾に慣れるまでには時間がかかる。しかし、そのエネルギーを使っても効果があるのであれば、やはり転塾は考えた方が良いだろうと思うのです。
塾の実績は確かに、その塾の力を表します。ただすべての子に合う塾、というのはなかなかない。私はそれが当たり前だと思うのです。
切磋琢磨することがプラスになる子は、やはり競争の厳しい塾でがんばるべきだし、逆にそこで大変な思いをして疲れてしまっているのであれば、わかることを大事にするところから再スタートした方が良いでしょう。
実績のある塾でも、子どもに合うかどうかは別の問題です。
山の登り方はいくらでもあるし、やはり子どもに合う登り方を考えないと、最後まで到達できません。
マラソンでも最初飛ばして、あとが続かない選手もいるし、最後の最後で一気にスピードをあげる選手もいます。それぞれの選手が自分の特質を見極めた上で、自分なりの練習を積み、自分なりの戦いを挑むわけですが、これは入試でも同じことでしょう。
新学年が始まりましたが、今、何か問題を感じているのであれば、具体的な方策を考えてみてください。こればかりは早い方が良い、と思います。
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スタート
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2月11日の問題
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ここから受験勉強を始めるというのではなく、いわゆる転塾組。
子どもたちからはいろいろな話を聞かされます。
「3年生のときが、Aという塾だったんだ。でも先生が怖かったから、やめて4年生のときにBという塾に行ったんだけど。宿題が多くてやりきれなかったから、5年生の時にCに行ったの。でも、組み分けテストが多いばかりで、忙しくて成績が伸びない。そしたらお母さんが、この塾を見つけてきたの。」
「ふーん。君はがんばったのにね。」
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なるほど。
当然、今までの塾でうまく行っていれば塾を変えようとは、なかなか思いません。しかし、成績が伸びなかったり、あるいは大量の宿題ばかりに追われて本当に力がついていないかもしれない、と感じられたら私は、転塾を考えてもいいだろうと思っています。
たくさんの生徒がいて、競争して、それが刺激になって勉強する、という子もいます。あるいはよく教えてもらって、納得がいくまで考えた上で、ようやく先に進める、という子もいます。子どもたちに合う学校があるように、子どもたちに合う塾があるのです。
また子どもの状況はそれこそ変化します。その状況に合わせて塾は変えればいいのです。確かに新しい塾に慣れるまでには時間がかかる。しかし、そのエネルギーを使っても効果があるのであれば、やはり転塾は考えた方が良いだろうと思うのです。
塾の実績は確かに、その塾の力を表します。ただすべての子に合う塾、というのはなかなかない。私はそれが当たり前だと思うのです。
切磋琢磨することがプラスになる子は、やはり競争の厳しい塾でがんばるべきだし、逆にそこで大変な思いをして疲れてしまっているのであれば、わかることを大事にするところから再スタートした方が良いでしょう。
実績のある塾でも、子どもに合うかどうかは別の問題です。
山の登り方はいくらでもあるし、やはり子どもに合う登り方を考えないと、最後まで到達できません。
マラソンでも最初飛ばして、あとが続かない選手もいるし、最後の最後で一気にスピードをあげる選手もいます。それぞれの選手が自分の特質を見極めた上で、自分なりの練習を積み、自分なりの戦いを挑むわけですが、これは入試でも同じことでしょう。
新学年が始まりましたが、今、何か問題を感じているのであれば、具体的な方策を考えてみてください。こればかりは早い方が良い、と思います。
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3連休
長かった入試もほぼ終わりました。
そして気が付けば3連休。ゆっくり休んでください。子どもたちも疲れているし、お父さん、お母さんも疲れているでしょう。
自分の受験よりは、はるかに疲れるのが子どもの受験です。
東京、神奈川の受験はほぼ1週間。埼玉から始まった入試は1か月あまりあり、緊張もし、行きなれないところにも何度か足を運び、というので相当くたびれています。
だから、この3連休はしっかり、体を休めて、火曜日から子どもたちは学校に行きましょう。
親もまた普段の生活を取り戻していきましょう。もう塾の送り迎えもなくなったし、一抹の寂しさもあるかもしれませんが、しかし、いよいよ中学生になります。
小学校最後の生活が2か月弱、まだ残っているのでしっかり楽しんでください。
卒業式や、その他のイベントもあるだろうし、卒業記念に春休みに旅行に行かれる計画を立ててもよいかもしれません。
実際に入学してしまうと、まあ、部活だ、試験だ、学校のイベントだと、いろいろあって、家族でゆっくり旅行に行くなんてなかなか機会がありません。
「あ、そこは合宿。」だの、「あ、そこは練習。」だの
いろいろ言われて、
「なんだ、結局空いてないじゃないか。」
なんてことがたびたびでした。
残り少ない子どもの小学校生活ですから、入試の疲れをいやした後は、しっかり楽しんでください。
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そして気が付けば3連休。ゆっくり休んでください。子どもたちも疲れているし、お父さん、お母さんも疲れているでしょう。
自分の受験よりは、はるかに疲れるのが子どもの受験です。
東京、神奈川の受験はほぼ1週間。埼玉から始まった入試は1か月あまりあり、緊張もし、行きなれないところにも何度か足を運び、というので相当くたびれています。
だから、この3連休はしっかり、体を休めて、火曜日から子どもたちは学校に行きましょう。
親もまた普段の生活を取り戻していきましょう。もう塾の送り迎えもなくなったし、一抹の寂しさもあるかもしれませんが、しかし、いよいよ中学生になります。
小学校最後の生活が2か月弱、まだ残っているのでしっかり楽しんでください。
卒業式や、その他のイベントもあるだろうし、卒業記念に春休みに旅行に行かれる計画を立ててもよいかもしれません。
実際に入学してしまうと、まあ、部活だ、試験だ、学校のイベントだと、いろいろあって、家族でゆっくり旅行に行くなんてなかなか機会がありません。
「あ、そこは合宿。」だの、「あ、そこは練習。」だの
いろいろ言われて、
「なんだ、結局空いてないじゃないか。」
なんてことがたびたびでした。
残り少ない子どもの小学校生活ですから、入試の疲れをいやした後は、しっかり楽しんでください。
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志望校を考える視点
さて、2014年度に向けて、この入試を振り返りながら志望校について考えてみたいと思います。
中学受験生の減少は続いていますが、だからといって上位校が簡単になったか、といえばそうではありません。
例えば話をシンプルにするために、2月1日の男子校について考えてみましょう。
四谷大塚にしても、日能研にしてもトップ3校は、同じで、開成、麻布、駒場東邦です。
この合格人数は今年、開成387名、麻布 384名、駒場東邦281名なので合計1052名です。
2月1日にどのくらいの受験生がいたかを考えると、今年は38000人ぐらい。男女合計ですから、その半分19000人とすると
この1052名は5.6%にあたります。
2日の栄光、聖光、3日の国立という上位校を考えると、この2倍が上位層とすると11.2%。約2000名。
偏差値でいえば、偏差値62以上ということになります。(ちなみに5.6%だと66弱。四谷の3校の80%偏差値が65、日能研のR4が68。)
この層に入るというのはなかなか大変です。どの塾でもこういう層に対する名称があって、いろいろ記号がついています。例えばこの記号をAとすれば、
「Aにいないと、御三家は難しい。」
「A下2クラスまでじゃないと、受けてはいけない。」
みたいな言われ方をするわけです。
統計的に見れば、これはおおむね正しいと言えるでしょう。入試は1回の試験ですが、塾の組み分け試験というのは複数回、月一度行われているので、ある意味入試よりも子どもの力を捉えている、ということは言えると思います。
ただ、入試は一発勝負なので、僅差の勝負の中では入れ替わりがあります。今年もいくつかの逆転劇があったでしょう。
しかし、合格者の顔ぶれを考えると、やはり合格者はこのAの中にいることが多いわけです。
塾に通えば、このAがどういう存在なのか、子どもたちが一番よく知っているでしょう。で、Aの子どもたちはやはり力がある。今はなかなか実名が出てきませんが、昔はそうではなかった。中学受験も高校受験も大学受験も成績優秀者は実名で出てきたので、中学受験のときの成績優秀者がまた大学受験の成績優秀者で良く出てきたものです。だから学年通じて有名人がいました。
もちろんこぼれていった名前があり、新たに加わった名前もあるわけですが。
で、その層にいるか、いないか、ということで現実的に志望校は考えていくべきでしょう。
つまりAに入っておらず、上位校にこだわりがないのであればそこから目を離してみるべきなのです。すると、もっといい学校が見つかったりする。
上位校に入っておらずとも、最近伸びてきている学校がいくらでもあります。実際に駒場東邦はそのトップと言ってもいいでしょう。
忘れてならないのは、子どもに良い環境を与えるために、中学受験をするのだ、という目的です。
子どもがAに入っていないのであれば、まだ先先伸びなければいけない。とすれば、伸ばしてくれる学校でないといけないのです。
トップ校というのは子どもが自分でいろいろなことをしないといけない。あくまで自立して自分で考え、自分で行動できないといけないわけです。それを求められるし、それができる子が入らないとあとが大変になります。
実際に自分で勉強しなければ、やはりできるようにはならない。つまり、まだ不十分なわけだから、そこを鍛えてくれる学校を考えないといけないのです。
早稲田や慶應のような大学付属校の場合も同じです。入ってしまえはエスカレーターですが、中で多少のふるいはかかるので、勉強しない子は放校になります。つまり、中である程度やっていく力がなければ、入ることはあまり子どもにとってプラスにはならない。
狙っても充分ではない、とすれば、当然、先先に充分になるような教育環境を考えないといけない。それは、どこか?
そうやって考えるとなかなか魅力的な学校があるのです。
当然、6年生の夏休みまではカリキュラムもあるし、毎月組み分け試験があるので、その上位を狙ってがんばる、ということは必要でしょう。しかし、上位のメンバーはなかなかタフです。そう落ちてくれるものではない。
新6年生は、いよいよ受験学年になったわけですが、志望校対策を考えると夏休みまでには第一志望はしぼらないといけない。だとすれば、いったいどこにするのか、家庭の教育方針や学校説明会の内容、文化祭や体育祭などの体験を通じて、しっかり考えてください。
たまたま上位校に入ってもそこでついていけなければ、しんどい6年間になります。
教育は先があるのだから、我が子が伸びる環境はどこかを考えることは、お父さん、お母さんの大事な役割です。
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比熱の問題
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中学受験 算数オンライン塾
2月9日の問題
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中学受験生の減少は続いていますが、だからといって上位校が簡単になったか、といえばそうではありません。
例えば話をシンプルにするために、2月1日の男子校について考えてみましょう。
四谷大塚にしても、日能研にしてもトップ3校は、同じで、開成、麻布、駒場東邦です。
この合格人数は今年、開成387名、麻布 384名、駒場東邦281名なので合計1052名です。
2月1日にどのくらいの受験生がいたかを考えると、今年は38000人ぐらい。男女合計ですから、その半分19000人とすると
この1052名は5.6%にあたります。
2日の栄光、聖光、3日の国立という上位校を考えると、この2倍が上位層とすると11.2%。約2000名。
偏差値でいえば、偏差値62以上ということになります。(ちなみに5.6%だと66弱。四谷の3校の80%偏差値が65、日能研のR4が68。)
この層に入るというのはなかなか大変です。どの塾でもこういう層に対する名称があって、いろいろ記号がついています。例えばこの記号をAとすれば、
「Aにいないと、御三家は難しい。」
「A下2クラスまでじゃないと、受けてはいけない。」
みたいな言われ方をするわけです。
統計的に見れば、これはおおむね正しいと言えるでしょう。入試は1回の試験ですが、塾の組み分け試験というのは複数回、月一度行われているので、ある意味入試よりも子どもの力を捉えている、ということは言えると思います。
ただ、入試は一発勝負なので、僅差の勝負の中では入れ替わりがあります。今年もいくつかの逆転劇があったでしょう。
しかし、合格者の顔ぶれを考えると、やはり合格者はこのAの中にいることが多いわけです。
塾に通えば、このAがどういう存在なのか、子どもたちが一番よく知っているでしょう。で、Aの子どもたちはやはり力がある。今はなかなか実名が出てきませんが、昔はそうではなかった。中学受験も高校受験も大学受験も成績優秀者は実名で出てきたので、中学受験のときの成績優秀者がまた大学受験の成績優秀者で良く出てきたものです。だから学年通じて有名人がいました。
もちろんこぼれていった名前があり、新たに加わった名前もあるわけですが。
で、その層にいるか、いないか、ということで現実的に志望校は考えていくべきでしょう。
つまりAに入っておらず、上位校にこだわりがないのであればそこから目を離してみるべきなのです。すると、もっといい学校が見つかったりする。
上位校に入っておらずとも、最近伸びてきている学校がいくらでもあります。実際に駒場東邦はそのトップと言ってもいいでしょう。
忘れてならないのは、子どもに良い環境を与えるために、中学受験をするのだ、という目的です。
子どもがAに入っていないのであれば、まだ先先伸びなければいけない。とすれば、伸ばしてくれる学校でないといけないのです。
トップ校というのは子どもが自分でいろいろなことをしないといけない。あくまで自立して自分で考え、自分で行動できないといけないわけです。それを求められるし、それができる子が入らないとあとが大変になります。
実際に自分で勉強しなければ、やはりできるようにはならない。つまり、まだ不十分なわけだから、そこを鍛えてくれる学校を考えないといけないのです。
早稲田や慶應のような大学付属校の場合も同じです。入ってしまえはエスカレーターですが、中で多少のふるいはかかるので、勉強しない子は放校になります。つまり、中である程度やっていく力がなければ、入ることはあまり子どもにとってプラスにはならない。
狙っても充分ではない、とすれば、当然、先先に充分になるような教育環境を考えないといけない。それは、どこか?
そうやって考えるとなかなか魅力的な学校があるのです。
当然、6年生の夏休みまではカリキュラムもあるし、毎月組み分け試験があるので、その上位を狙ってがんばる、ということは必要でしょう。しかし、上位のメンバーはなかなかタフです。そう落ちてくれるものではない。
新6年生は、いよいよ受験学年になったわけですが、志望校対策を考えると夏休みまでには第一志望はしぼらないといけない。だとすれば、いったいどこにするのか、家庭の教育方針や学校説明会の内容、文化祭や体育祭などの体験を通じて、しっかり考えてください。
たまたま上位校に入ってもそこでついていけなければ、しんどい6年間になります。
教育は先があるのだから、我が子が伸びる環境はどこかを考えることは、お父さん、お母さんの大事な役割です。
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