『両耳小耳症の男』さんの発言をまとめるとつぎのようになります。
*両耳小耳症では、両耳の外耳道が閉鎖している(耳の穴もない)ために音が聞こえない。
これは伝音性難聴といって(音の伝達に問題あり)、中耳や内耳や聴神経には問題がない。
*補聴器は骨伝導タイプとなる。
耳の裏にある骨に集音マイクをつけて、その振動で音を聞き取る。
耳の形がないから耳かけ式はダメで、ヘアバンド型のものを使う。
耳の形成手術後はメガネ型を使用する例が多い。
*この補聴器はかなりの聴力アップにつながる。
『両耳小耳症の男』さんの経験でも、幼時のことばの習得はごくスムーズだったらしい。
ろう学校に行く必要はなく、普通学校でまったくノープロブレム。
日常生活もとくに問題はない。
そうか...、そういうことなのね...。
『両耳小耳症の男』さんのおかげで、状況がよーくよーく理解できました。
その点はありがとう!なのですが、うちの赤ちゃんの場合を考えてみると...。(つづきます。)