孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

幼稚園選び、激動の5日間(5)

2025-01-26 21:56:05 | 3歳半から

五日目 25日土曜日

 

この日は、長男一家が遊びに来ることになっていました。

マメは朝から大フィーバーです。

8歳と5歳のいとこたちがやってくると、ふたりにくっついてキャーキャーとはしゃいでいます。

 

そんなマメを見るのはうれしかったけれど、わたしはもう限界寸前。

いつもは楽しい長男夫婦とのおしゃべりも、やっとの思いでつなぎます。

 

「マメちゃん、幼稚園決まったんですか」という何気ない質問が、グサッと胸に刺さります。

幼稚園のことを話題にしたくない。

少なくとも今はまだ。

 

そのうち、例によって、長男が早期教育自慢を始めます。

タブレットで英語の自学自習をさせているんだとか。

「ハイハイ」と冷やかし笑顔で突っ込むのがお約束なのに、その元気が出ません。

「へぇ〜」と力なく相づちを打つのが精いっぱい。

 

長男一家は夕方5時ごろ引き上げていきました。

「ああ楽しかった〜」とマメ。

そのままお絵描きを始めますが、

「マメちゃんも帰るんだよ」とパパママに言われて、ビックリしてべそをかきます。

 

そうよね。

もう外は暗くなってる。

こんな状況だったら、今日もばあばのおうちに泊まると思うわよね。

パパに取りすがって泣いているマメを見て、わたしも泣いてしまいました。

でも、「じゃあ今日も泊まってく?」と喉元まで出た言葉は飲み込みました。

だって、そんなことしたら、わたしはこわれちゃう。

 

泣く泣く車に乗り込むマメを見送って、ソファにバタンキュー。

無表情にテレビを見るわたしのかたわらで、夫がかいがいしく部屋や食器を片づけています。

ああ、ありがたい。

 

ペヤングソース焼きそばを食べて、お風呂に入って、ブログを書いて、寝ました。

 

 


幼稚園選び、激動の5日間(4)

2025-01-26 20:56:42 | 3歳半から

四日目 24日金曜日

 

いっぽうには、幼稚園選びが何とか終わった安堵感があるけれど...。

もういっぽうに、苦く辛い思いが消えずに残ります。

 

幼稚園選び、うまくいかなかった...。

最後の最後で、あれほどのドタバタ劇になるとは予想もしなかった...。

もっと万全の状態で決定したかった...。

ああ、ああ、ああ...。

 

それとはべつに、D幼稚園はほんとうに定員に達したんだろうか、という疑念が頭をもたげます。

難聴のマメを受け入れたくなかったんじゃないのか。

 

いろいろな思いがぐるぐると胸を駆けめぐって。

メンタル的に「いっぱいいっぱい」になってしまいました。

そこに体の不調が追い打ちをかけます。

 

じつは、二週間ほどまえ、コロナに感染したのです。

インフルかなと受診したらコロナでした。

症状は軽く、6日間の自宅待機後は「完全快復」という感じでした。

それが、ストレスのせいかコロナ後遺症のせいか、ここのところ妙にだるいのです。

だるくてたまらないのです。

 

この心身絶不調の中。

「マメと遊んだり5人分の食事を作ったり」は辛すぎる。

 

日曜まで泊まる予定の娘一家に、「あした(土曜日)帰ってほしい」と言いました。

ほんとうはすぐにでも(金曜日)帰ってもらいたかったのですが。

(つづきます。)