孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

可愛くていとしくて

2023-02-05 20:29:31 | 1歳半から

わたしは小さい子どもと遊ぶのが苦手です。

めんどくさいし、かったるい。

外に連れ出すなどは苦にならないけれど、家の内外でちまちま遊ぶのは、とてもしんどい。

3人のわが子に対しても、5人の孫に対しても、そういう苦手意識をいつも感じていました。

 

でも、マメに関してはそんなことは言ってられない。

小さいうちは、遊びを通してこそ、言葉の理解を深めていくのだから。

 

先日娘とマメが泊まりにきたときも、張り切って遊びの相手をしました。

 

ある日の午後は、玄関先の階段にならんで腰かけて、シャボン玉遊び。

長い筒状の容器にシャボン液を入れ、そこに棒を突っ込んで出してから振ると、シャボン玉がいくつもできます。

(孫たち用に、一本300円くらいのこういうシャボン筒を何本も買ってあります。)

 

わたしがみごとなテクニックで(?)大きなシャボン玉をたくさん出すと、うれしそうに見とれるマメ。

マメ自身も、ぎこちない振り方ながら、何とかシャボン玉を作っています。

 

わたし的には「ものの10分もすれば飽きる」はずのこの遊び。

マメはぜんぜん飽きません。

せっせせっせと棒を振りつづけています。

もうやめようか、と言うたびに怒ります。

30分、40分とつづけながら、

「マメちゃーん、この遊びいつまでやる?」

「暗くなるまで?」

「夜まで?」

「それとも無限?」

などとふざけるのも楽しい。

 

やがて、ポカポカと暖かかった庭も、だんだん日が陰って風が冷たくなりました。

「さあ、もうおうちに入るよ」とシャボン筒を片づけると、怒って大泣きするマメ。

家に入ってから、最近おぼえた得意のポーズを披露してきます。

<(泣きやんだあと)無言で大の字にうつぶせになる>というもの。

「あたしは怒ってる」

「あたしは傷ついている」

のアピールです。

 

「ハイハイ」と抱き上げ、「明日またシャボン玉しようね」と言うと、すぐに機嫌をなおしてニッコリ笑うマメ。

ああもう...。

可愛くて可愛くて...。

いとしくていとしくて...。

この気持ちを何としよう...。