先週、娘とのあいだでかなりの修羅場を演じたわたしですが、じつはあのあとも波瀾万丈だったのです。
主たる原因は『補聴器』です。
昨年末に「デフサポ」代表の牧野さんという若い女性に会ったとき、補聴器の常時装用をつよくすすめられました。
「もう生後8ヶ月ですよね。急いだ方がいいです。常時装用が遅れると、ことばの習得に悪い影響が出ます」と。
健聴児との聴覚のちがいを図示して説明してくれて、その図のインパクトも大きかった。
「そうよ、そうよね」と納得し、補聴器使用をがんばらない娘夫婦に、あらためて不満を感じたのでした。
さいわい、そのあとすぐに(正月3日~4日)娘夫婦が遊びにきたので、その話をしました。
牧野さんの書いてくれた図をわたしも書いて、「ね?わかった?」と言うと「わかりました」と婿さん。
「とりあえず一日1時間から始めて、今月末(生後満9ヶ月)をメドに常時装用をめざしましょう」とわたし。
「はい」と婿さん。
ところが...。
じっさいの常時装用への歩みは、あまりに遅々としています。
娘宅を訪問するたび、わたしはがんばって補聴器をつけますが(せいぜい1回30~40分ずつ2回とか)、そばで娘は知らん顔。
わたしの不安・焦り・怒りはだんだん強まって、ついに...。(次記事へ)