コンプレックス・・・追加2

2006-12-12 14:21:52 | 私見アウフヘーベン
さらに追加で続けてみます。

私はどんな性格なんだろう・・・と多くの人は興味を持ちます。

コンプレックスとは、何らかの感情によって統合されている心的内容の集まりである。ある事柄と、本来無関係な感情とが結合された状態であり、これを「心的複合体」とも訳す。(ユングの定義:Wikipedia)・・・人の心は複雑ってこと?

人の心理を考える場合、「自分」に照らして考えることは自然ですが、やさしいとか誠実で正直だとか・・・・実は、必ず自分以外の現象、他人の行為や言動に対して、いかなる反応、応答をするのかということを考えることであることに気が付くはず。

占いで、あなたはこういう性格です、と言われ、なるほどと思う・・・けど、あなたの性格が独立して不変なものとして形成されているのでなく、外的事象にどのように反応するのかという判断の選択肢の形態が性格というものかもしれない。

性格は体験の積み重ねでも異なるので、その体験の積み重ねは、学ぶ力のような感受性でその量に差ができて、大数の法則のような確率論的に質を生み出す・・・。

なんでこんな難しい書き方なんだろね・・・まだ試行錯誤中だからですが・・・

心理学は、犯罪捜査のように事後的に活用されているのは知るところですが、犯罪が起こらないように、つまり予防のための心理学が未発達な気がします。

性善説に基づいた社会制度(それはすばらしいことですが)を、現代社会は少しだけ修正する必要が出てきている。
犯罪者の心理分析をする。心理的な更生が行われる。これらは事後処置です。
予防措置がなければ、更生施設はいっぱいになるでしょうに・・・

学校のイジメも同様・・・昨日書きました・・・予防。
同じ事を重ねて書くのは・・・
学校教育における罰則主義を否定するものではありませんが、予防の対策が同時に、かつ罰則の強調よりもさらに大きな声で普及しなければならないだろうとの思いからです。
「やっています」という言葉の繰り返しではない予防策。

そして、その予防は、体系的な対人関係の心理研究をベースにしなければならないと思うので、そもそもの、ベースの研究を体系的に始めるべきだろうと・・・

ちょっとアジっぽくなったので、おしまい・・・