
NUNUの911SCRS、完成までです。



まずはインテリアから。シートはちょっとブルーがかったモケット風なので、ネイビーブルーとフラットクリヤーを吹いています。
裏側にはディテールアップセットのデカールを。タミヤのマークフィットスーパーハードをたっぷりと塗って、ティッシュで押さえつけました。
ベルトの穴は拡大しておきます。






ベルトは大変。ディテールアップセットのベルトリボンが厚すぎてエッチングのスリットを通らないので、モデラーズの赤ベルトを採用。
細かいエッチングを組み立てます。アンカーのパーツもあったけどそのまま貼り付けちゃいました。後ろは交差していないのが正解なので後で修正しました。

消化器も塗装。ここのエッチングも穴を通らないし、下の取り付けボスとも干渉するのでボスをカットしました。


インパネは非常に良い感じ。


ロールケージは瞬着でガッチリと組んでおきました。




室内はリアル。シフトノブは平らだったので、瞬着を盛って丸くしてから白を塗りました。



ドアノブの先が欠けてしまったので、黒いランナーを炙って削り出しました。


アンテナの基部やキルスイッチの横のコネクターバルブはディテールアップセット付属の挽物。




ここのアンダーカバーはエッチングを重ねてプレスを表現、無塗装で使います。



ディテールアプセットのワイパー、アーム部分は取説の曲げが裏返しなので気をつけて。ブレードも巨大すぎるので手持ちのものに交換しました。




ボンネットピンはかなりよくできたエッチングの組み立て。ここだけで密度が出ますね。

シートベルトは付け直し。



泥除けはエッチングをミッチャクロン、グレーサフ、シトサフで白くして、ボディに瞬着で取り付けしました。














なかなかいい感じのキットでした。
ライトリムは合わせが良くなくて浮いてしまうので削り合わせが必要でした。ここはよく仮組みしておくといいかもです。
サイドウィンドウも奥まではまらないので外周を小さく削り込みました。
ディテールアップセットはかなり有用なので、ロスマンズデカールや挽物、エッチングのために買いだと思います。
こちらの作品もフィアットカフェ松濤の4/16からの個展で展示予定です。