ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

二足のわらじ!?~SEEとUT

2003年12月14日 | 旧指輪日記
その後SEEはまだキャストのオーディオコメンタリー前半しか観られてません(汗)
今回のコメンタリー、物語の展開と同じく、フロド、サム、ゴラム組とメリピピ組に分かれていて、ホビット4人の楽しそうなおしゃべりが聞けなくてちょっと残念でした。ビリー・ボイドとドミニク・モナハンのコメントはかなり笑えましたけど、二人ともボケ系なのでオチがつきにくいのがやや残念というか(?)。あと、ショーン・アスティンはFotRの時はビリー・ボイドとドミニク・モナハンに押され気味だっんだなーと思いました(笑)
FotRの時はキャストのコメンタリーに感心することが多かったのですが、今回は、原作の解釈が私とは違う登場人物が多かったせいか、そんなでもなかったです。
でも、ミランダ・オットーのエオウィンについてのコメントはかなりツボに入るものでした。グリマについてもブラッド・ドゥーリフがいいこと言ってましたし。
特にエオウィンは、ちょっと原作と違うところもあるのですが、総合的にいい感じなのはミランダ・オットーの役の捉え方にもあるんだなあと思いました。檻を怖れるという台詞を黄金館での場面に変更してもらったとか、「あそこでエオウィンの強さを見せられてよかった」と言っているコメントを聞いて、嬉しかったですね。あの場面のエオウィン、とてもいいのはやはりミランダ・オットーの思い入れもあるんだなあなんて思って。
TTTのセオデンが「回復中」なのだということもバーナード・ヒルの口から聴けてちょっとホッとしました。
あ、あと、メリピピを拉致したオークたちの声、アンディ・サーキス氏が一人で全部吹き替えていたと知ってびっくり! いやー色んな声が出せるんですねー。

「終わらざりし物語」の方は、まだやっと序文読んだところです(汗)
訳者が「山下なるや」となってますが、(すごい名前ですよねー(笑))実際にはトールキン研究会「白の乗り手」のメンバーの皆さんが分担して訳されたものなのだとか。
ちょっといいなあと思ったのは、原文では各章の終わりにまとめてついている註を各ページごとにしてくれている点です。註も読んだ方がより理解は深まるのですが、面倒だとつい飛ばしてしまいがちなので、こうやってくれるとすごく助かりますね。さすが読者の立場にたってくれてるなーと思いました。

コメント
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