今日ル・シネマで見て来ました。
なんだか連休中は3時間前に満席になっていたりしたと聞いたので、1時25分の回を見る予定で11時前に到着、それでも整理番号がもう20番くらいでした。
4時前の終了時には、7時の回も残りわずかと言ってました。
来週末からはもう一つのシアターもRENTにしちゃうみたいですね。大入り満員です。というか、なぜ全国ロードショーにならなかったのが不思議なくらいなんですが・・・RENTもなめられたものです(笑)
でも、来日公演のイープラスのプレオーダー、私も友達も当選してたりしたので、RENT人気ってやはりそんなでもないでしょうか・・・日本でやってたのももう何年も前のことですもんね。見たことない人も多いのかなあ。
舞台ファンの人の中には良くなかったという人もいるようで、あまり期待しない方がいいかなと思いつつ見たのですが・・・いやーボロ泣きしました(笑)
最後の方なんか、泣きじゃくらないように抑えるのに必死でしたよ・・・
初演のメンバーを集めたと聞いて、アンソニー・ラップくらいしか知らなかったけど「年齢的にキツイのでは・・・」と思っていました。アンソニー・ラップ、数年前のガラコンサートの時点ですでにおじさんでしたから・・・(汗)
確かに、UPになると厳しいキャストも何人かいらっしゃいましたが(汗)でも初演メンバーは素晴らしかった! いや疑った私が悪うございました(笑)
ベニーは今まで見た中では一番良かったです。良かったというか、初めて本当のベニーを見たというか・・・
ロジャーのOne Song Gloryも泣けたなあ。これも今まで聴いた中で一番でございました。
コリンズは個人的には来日公演のBennyチームにいたMark Fordが好きなんですが、やっぱり初演コリンズはいいですね。優しい表情がいいなあ。
そして、エンジェルが素晴らしかった!
初演メンバーは、役作りが既に完璧、という安心感だけでなく、実際にジョナサン・ラーソンと作品を作り、ジョナサンの死も経験しているという重みもあるんですよね。
そして、チームワークももちろん良くて、仲間たちの絆がしっかりと描かれていたのは良かったですね。
舞台と変えられているところや、書き足しているようなところも、初演メンバーだからこそ説得力のあるものになっていたと思います。
いやー、クリス・コロンバスのオリジナルを大切にする態度に感服しました。
キャストの話が先になってしまいましたが、舞台と変えていたところも、全て良かったとは言いませんが、なかなかだったな、と思います。
まあ、歌を省略したことで、「突然歌いだす」というような感じを受ける場面も結構ありましたが、元々好きな歌だからそのあたりは全然okでした(笑)
映画ならではの表現も、いいなあと思ったり、違和感を感じたりと色々でしたが、明るい陽射しの風景の中を歩いたり、走ったり・・・というあたりはやはり映画の強みだなあと思いました。
I'll Cover Youでコリンズとエンジェルが明るいN.Y.の街を走り回るところとか、ミミがOut Tonightでハイになって夜道を歌い踊りながら帰るところとか。
舞台ではどこまでが部屋の中のことで、どこまでが外なのか・・・というのがわかりづらかったですが、そのあたりがわかりやすくなっていたのも映画の強みですね。まあ、舞台と違うところもありましたけど。
そうそう、モーリーンのステージにオリジナルの舞台セットのミニチュアみたいなのがセットされていて、このあたりも舞台へのオマージュですよね。
何よりも良かったのは、舞台では描かれていなかった、仲間たちの場面がちょこちょこっと挿入されていたことですね。
ミミとエンジェルが仲良さそうなところがちょこちょこと映っていたりとか。
一人ひとりの表情も大映しになるので、優しい表情が見られてグッと来ました。これは映画ならではですね。
ライフサポートにロジャーが現れた時(これは映画オリジナルですね)、マークが嬉しそうな表情をするのにやられました(笑)いやー、やっぱアンソニー・ラップのマークいいです(笑)
このあたり、初演メンバーたちの絆があればこそ、という気もします。
でも多分、クリス・コロンバスのオリジナルへの思い入れ故、という気もします。一人ひとりへの眼差しがとても優しいと思うのですよね。ベニーに対してさえも。
RENTは、初めて上演された90年代初頭とは、エイズの致死率も、N.Y.の状況も変わってしまい、当時の新鮮さが薄れたと言われているようですね。
だからこそ、なのかもしれませんが、この映画では、仲間たちの絆、思いやり、優しさ、そんなものに焦点が当てられていたように思いました。
初演から10年の今、これからこの作品が、80年代から90年代のN.Y.を描いた、普遍的で古典的?な作品として残って行くだろうな、と感じさせました。
舞台ではアンサンブルがコーラスしながらメインのキャストたちをじっと見守っている、というのがすごく良いのですが、そのあたりはさすがに再現できませんでしたが、「サンタフェ」を地下鉄の他の客もいるところで歌わせたり、La Vie Bohemではライフ・カフェのほかの客たちが観客になって・・・という手を使っていて、なるほど、と思いました。どちらも暖かいシーンになってましたね。「サンタフェ」っていつも泣いてしまうのですが、ここもやはり・・・(笑)
冒頭、Seasons of Loveで始まるというのは知っていましたが、それが予告で流れていた舞台の上で歌っている映像だというのも予想していたのですが、それでもいきなりボロボロ泣いてしまいました。条件反射もあるかもしれませんが・・・(笑)
RENTはちょっと迫力が足りなかったかなーと思いましたが、燃える紙切れが窓から降っていく光景は綺麗でした。
その後も、好きな曲ではお約束のように泣きましたが(笑)ライフサポートの場面の曲は一番好きなのでやっぱり(笑)
クリスマスベルの曲がなくてちょっと残念でした。まあカットしても上手くまとまってはいましたが、別にあれくらいあっても良かったと思うけど・・・何回か出てくるから、全部ないと意味ないし、思い切ってカットしたのかな。
モーリーンとジョアンヌの婚約にはびっくりでしたが、なかなか状況としては面白かったかも。モーリーンとジョアンヌのエピソードは舞台では確かに少なかったので、上手い書き足しかもしれません。パーティーに出てるロフトの仲間たちには違和感でしたが(汗)ジョアンヌの両親が理解があるのも。モーリーンの両親はのんびり系で、ありそうな感じで良かったですが(笑)
そう言えばジョアンヌのタンゴドレス姿にも違和感あったな・・・(汗)ジョアンヌはスカート履いちゃいけないと思います~(汗)
モーリーンのライブ、観客がモーモー言い出しただけで警官が乱入するのは、「中国じゃないんだから・・・」と違和感でしたが(汗)
エンジェルが入院した後、皆でお見舞いに行っていたのがちょっと嬉しかったですね。舞台では寂しい死に方だったから・・・このあたりもクリス・コロンバスの思い入れを感じるような気がしました。
最後、舞台ではエンジェルが走ってくるところどうするのかと思っていたのですが・・・あれにはやられました~! これも映画ならではの表現ですね・・・
そして、その余韻もさめやらないまま、私が一番好きなライフサポートの曲(Will Iという曲なんですね)のバックだけが流れ続けるのが・・・もうダメでしたね~
そうそう、日本の舞台を見たのは大分前だし、歌詞もよく聞き取れていなかったので、字幕を見ながら、実はわかってなかったことが結構あるなあと思いました(汗)
エビータって犬の名前だったんですね・・・(汗)しかもその前のアキータって秋田犬のことだったんですか(汗)(エキータだと思っていた・・・)他にもいろいろありましたが、これが一番衝撃でした(笑)
でも、字幕結構誤訳してませんでしたかね。最後の方のロジャーとミミの会話も、「そこまで意訳して全部書かなくても・・・」と思いました。(I should tell youのあたりのことです)
というわけで、舞台を超えたとは言えないし、舞台そのままともいえないけれど、充分に舞台の良さを映像に残してくれた、という点に感謝したいような気持ちです。
5月中は確実に上映しているそうなので、もう一度観に行こうかな。
というわけで今年見た映画の順位。
1.ナルニア国物語第一章ライオンと魔女 / 2.RENT / 3.
ロード・オブ・ウォー / 4.僕の大事なコレクション / 5.スタンドアップ / 6. ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス /7.キングコング / 8.ハリーポッターと炎のゴブレット / 9.V・フォー・ヴェンデッタ / 10.DOOM / 11.プロデューサーズ / 12.PROMISE / 13.フライトプラン
それでもナルニアより下だったりして(汗)ナルニア、このまま首位を突っ走って行くのでしょうか!?
なんだか連休中は3時間前に満席になっていたりしたと聞いたので、1時25分の回を見る予定で11時前に到着、それでも整理番号がもう20番くらいでした。
4時前の終了時には、7時の回も残りわずかと言ってました。
来週末からはもう一つのシアターもRENTにしちゃうみたいですね。大入り満員です。というか、なぜ全国ロードショーにならなかったのが不思議なくらいなんですが・・・RENTもなめられたものです(笑)
でも、来日公演のイープラスのプレオーダー、私も友達も当選してたりしたので、RENT人気ってやはりそんなでもないでしょうか・・・日本でやってたのももう何年も前のことですもんね。見たことない人も多いのかなあ。
舞台ファンの人の中には良くなかったという人もいるようで、あまり期待しない方がいいかなと思いつつ見たのですが・・・いやーボロ泣きしました(笑)
最後の方なんか、泣きじゃくらないように抑えるのに必死でしたよ・・・
初演のメンバーを集めたと聞いて、アンソニー・ラップくらいしか知らなかったけど「年齢的にキツイのでは・・・」と思っていました。アンソニー・ラップ、数年前のガラコンサートの時点ですでにおじさんでしたから・・・(汗)
確かに、UPになると厳しいキャストも何人かいらっしゃいましたが(汗)でも初演メンバーは素晴らしかった! いや疑った私が悪うございました(笑)
ベニーは今まで見た中では一番良かったです。良かったというか、初めて本当のベニーを見たというか・・・
ロジャーのOne Song Gloryも泣けたなあ。これも今まで聴いた中で一番でございました。
コリンズは個人的には来日公演のBennyチームにいたMark Fordが好きなんですが、やっぱり初演コリンズはいいですね。優しい表情がいいなあ。
そして、エンジェルが素晴らしかった!
初演メンバーは、役作りが既に完璧、という安心感だけでなく、実際にジョナサン・ラーソンと作品を作り、ジョナサンの死も経験しているという重みもあるんですよね。
そして、チームワークももちろん良くて、仲間たちの絆がしっかりと描かれていたのは良かったですね。
舞台と変えられているところや、書き足しているようなところも、初演メンバーだからこそ説得力のあるものになっていたと思います。
いやー、クリス・コロンバスのオリジナルを大切にする態度に感服しました。
キャストの話が先になってしまいましたが、舞台と変えていたところも、全て良かったとは言いませんが、なかなかだったな、と思います。
まあ、歌を省略したことで、「突然歌いだす」というような感じを受ける場面も結構ありましたが、元々好きな歌だからそのあたりは全然okでした(笑)
映画ならではの表現も、いいなあと思ったり、違和感を感じたりと色々でしたが、明るい陽射しの風景の中を歩いたり、走ったり・・・というあたりはやはり映画の強みだなあと思いました。
I'll Cover Youでコリンズとエンジェルが明るいN.Y.の街を走り回るところとか、ミミがOut Tonightでハイになって夜道を歌い踊りながら帰るところとか。
舞台ではどこまでが部屋の中のことで、どこまでが外なのか・・・というのがわかりづらかったですが、そのあたりがわかりやすくなっていたのも映画の強みですね。まあ、舞台と違うところもありましたけど。
そうそう、モーリーンのステージにオリジナルの舞台セットのミニチュアみたいなのがセットされていて、このあたりも舞台へのオマージュですよね。
何よりも良かったのは、舞台では描かれていなかった、仲間たちの場面がちょこちょこっと挿入されていたことですね。
ミミとエンジェルが仲良さそうなところがちょこちょこと映っていたりとか。
一人ひとりの表情も大映しになるので、優しい表情が見られてグッと来ました。これは映画ならではですね。
ライフサポートにロジャーが現れた時(これは映画オリジナルですね)、マークが嬉しそうな表情をするのにやられました(笑)いやー、やっぱアンソニー・ラップのマークいいです(笑)
このあたり、初演メンバーたちの絆があればこそ、という気もします。
でも多分、クリス・コロンバスのオリジナルへの思い入れ故、という気もします。一人ひとりへの眼差しがとても優しいと思うのですよね。ベニーに対してさえも。
RENTは、初めて上演された90年代初頭とは、エイズの致死率も、N.Y.の状況も変わってしまい、当時の新鮮さが薄れたと言われているようですね。
だからこそ、なのかもしれませんが、この映画では、仲間たちの絆、思いやり、優しさ、そんなものに焦点が当てられていたように思いました。
初演から10年の今、これからこの作品が、80年代から90年代のN.Y.を描いた、普遍的で古典的?な作品として残って行くだろうな、と感じさせました。
舞台ではアンサンブルがコーラスしながらメインのキャストたちをじっと見守っている、というのがすごく良いのですが、そのあたりはさすがに再現できませんでしたが、「サンタフェ」を地下鉄の他の客もいるところで歌わせたり、La Vie Bohemではライフ・カフェのほかの客たちが観客になって・・・という手を使っていて、なるほど、と思いました。どちらも暖かいシーンになってましたね。「サンタフェ」っていつも泣いてしまうのですが、ここもやはり・・・(笑)
冒頭、Seasons of Loveで始まるというのは知っていましたが、それが予告で流れていた舞台の上で歌っている映像だというのも予想していたのですが、それでもいきなりボロボロ泣いてしまいました。条件反射もあるかもしれませんが・・・(笑)
RENTはちょっと迫力が足りなかったかなーと思いましたが、燃える紙切れが窓から降っていく光景は綺麗でした。
その後も、好きな曲ではお約束のように泣きましたが(笑)ライフサポートの場面の曲は一番好きなのでやっぱり(笑)
クリスマスベルの曲がなくてちょっと残念でした。まあカットしても上手くまとまってはいましたが、別にあれくらいあっても良かったと思うけど・・・何回か出てくるから、全部ないと意味ないし、思い切ってカットしたのかな。
モーリーンとジョアンヌの婚約にはびっくりでしたが、なかなか状況としては面白かったかも。モーリーンとジョアンヌのエピソードは舞台では確かに少なかったので、上手い書き足しかもしれません。パーティーに出てるロフトの仲間たちには違和感でしたが(汗)ジョアンヌの両親が理解があるのも。モーリーンの両親はのんびり系で、ありそうな感じで良かったですが(笑)
そう言えばジョアンヌのタンゴドレス姿にも違和感あったな・・・(汗)ジョアンヌはスカート履いちゃいけないと思います~(汗)
モーリーンのライブ、観客がモーモー言い出しただけで警官が乱入するのは、「中国じゃないんだから・・・」と違和感でしたが(汗)
エンジェルが入院した後、皆でお見舞いに行っていたのがちょっと嬉しかったですね。舞台では寂しい死に方だったから・・・このあたりもクリス・コロンバスの思い入れを感じるような気がしました。
最後、舞台ではエンジェルが走ってくるところどうするのかと思っていたのですが・・・あれにはやられました~! これも映画ならではの表現ですね・・・
そして、その余韻もさめやらないまま、私が一番好きなライフサポートの曲(Will Iという曲なんですね)のバックだけが流れ続けるのが・・・もうダメでしたね~
そうそう、日本の舞台を見たのは大分前だし、歌詞もよく聞き取れていなかったので、字幕を見ながら、実はわかってなかったことが結構あるなあと思いました(汗)
エビータって犬の名前だったんですね・・・(汗)しかもその前のアキータって秋田犬のことだったんですか(汗)(エキータだと思っていた・・・)他にもいろいろありましたが、これが一番衝撃でした(笑)
でも、字幕結構誤訳してませんでしたかね。最後の方のロジャーとミミの会話も、「そこまで意訳して全部書かなくても・・・」と思いました。(I should tell youのあたりのことです)
というわけで、舞台を超えたとは言えないし、舞台そのままともいえないけれど、充分に舞台の良さを映像に残してくれた、という点に感謝したいような気持ちです。
5月中は確実に上映しているそうなので、もう一度観に行こうかな。
というわけで今年見た映画の順位。
1.ナルニア国物語第一章ライオンと魔女 / 2.RENT / 3.
ロード・オブ・ウォー / 4.僕の大事なコレクション / 5.スタンドアップ / 6. ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス /7.キングコング / 8.ハリーポッターと炎のゴブレット / 9.V・フォー・ヴェンデッタ / 10.DOOM / 11.プロデューサーズ / 12.PROMISE / 13.フライトプラン
それでもナルニアより下だったりして(汗)ナルニア、このまま首位を突っ走って行くのでしょうか!?