ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

原作読書6回目その4

2007年06月15日 | 指輪物語&トールキン
LotRO以外のこと書くの久々だ・・・(笑)
朗読CDも今ちょっと停滞気味です。(LotROのせいというよりは、のだめのDVDボックスのせい・・・(汗))
原作読書もたまたま違うもの読んでいてちょっと間が空いてしまってまして、ちょっと記憶が怪しいのですが、それでも原作読書の話行ってみます。角笛城の戦いまで読みました。これからアイゼンガルドに行くところ。
映画を見すぎていると、映画と原作の展開を混同してしまうことがあるんですが、今回もまた自分の誤解を発見。
かなり前の日記にも書いたんですが、映画はほぼ時系列順に話が進むので、原作では読者には先の展開がわからない状態だったところが、映画では観客には先がわかっている、というシーンが多いんですよね。
たとえば黒門前の戦い、原作ではフロドたちの安否は読者も知りませんが、映画では皆、少なくともフロドたちがサウロンの手に落ちてはいないことは知っている、とか。
このシーンのパターンの印象が強いのか、「二つの塔」で勘違いしてたところがありました。
まず、アラゴルンたちがピピンのブローチを拾うシーン、原作でもちゃんと先にピピンがブローチを落とすシーンがありましたね。
そして、アラゴルンがファンゴルンの近くでメリピピの跡を見つけるシーンは、映画では観客もメリピピの安否をアラゴルンたちと一緒に知るようになってますが、原作では逆にすでにメリピピの脱出のシーンを読み終わった後、なんですね。うーん、思い込みって怖い・・・
映画は各30回以上観てるし、今後も簡単に回数を重ねて行くと思いますが、原作は頑張っても年一回程度しか読み返せません。(去年は読めなかった・・・年一回も読めてない(汗))やっぱり映画の印象に原作が侵食されて行くのはどうしようもないなあ・・・と実感しましたです(汗)
あと、話は変わりますが、メリピピパートを読んでいて、メリーとピピンの性格分けがちゃんとしてるなあと、今更ながらに思いました・・・(汗)なんで今まで「原作はメリピピの性格の違いがそんなに出てない」って思ってたんでしょうか(汗)まあ映画でも最初メリピピの見分け全くつかなかったくらいですから・・・(大汗)
やっぱりメリーはしっかり者で頭も切れますね。ピピンは普段は努力しないけど実は結構頭もいいし、いざとなったら機転も利く天才肌タイプ?
メリーが怪我で意識を失っている間はピピンの機転(と運の良さ)で危機を脱し、レンバスで人心地がついたら、今度は博識メリーの知識でファンゴルンに踏み込んで行く・・・というあたりのキャラクター分けになるほど、と思いながら読んでました。
でもやっぱり、ピピンの方が目立つキャラですよね。ピピンと離れて、一人になってからのメリーがまた面白いというか、いいんですよね。早くそのあたりも読みたいですねえ。
セオデンの復活のシーン、すごく好きで、映画でかなり変わったのにずっとぶーぶー言ってたんですが、今回読んでいて、やっぱ原作のままじゃわかりづらいかな・・・と初めて思いました(汗)
でも映画はもうちょっと上手くやって欲しかったですけどね・・・
しかし、やっぱり原作のグリマは扱いがひどすぎると思う・・・
角笛城の戦いは、原作では展開がよくわからないな・・・と思ってたんですが、なぜか今回は展開がすっきりと頭に入りました。うーん、読む時によって印象違うのはなぜ・・・?(汗)
アラゴルン、映画ではいかにもヒーロー、ですが、原作では結構危なかったりして、親近感が湧きます(笑)
戦いが終わったあと、ギャムリングと一緒に洞窟から現れるギムリはやっぱりかわいいなあ~
しかしレゴラスとギムリの首取り合戦の結果、原作ではレゴラスが途中から短剣オンリーになってるのでいい勝負になっているのは納得なんですが、映画のレゴラスは矢が無限なんだから42のみってあり得ないですよね、やっぱり(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする