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そろそろ感想書くのも疲れて来たんですが・・・あと一冊で終わりなんで一応・・・
話は苦しくなって来たかなと思うんですが、語句の意味を皮肉に解説するあたりは頭いいなあ、といつも感心します。こういうところは面白いんですよね。
今回はヴェルディのオペラ「運命の力」が何度も出てきますが、この話の要約の仕方がなんとも(笑)って実はこのオペラの筋よく知らない私ですが・・・
前回の「善人も悪人もない」から更に発展して、自分たちは本当に善人なのか? 悪人だと思っていた人が実は善人なのか? というテーマが書かれていました。
大人たちは相変わらず頼りにならないし、一番頼れると思った人がいなくなってしまうのも相変わらず・・・こういうところも斬新と言えば斬新なんですけどね。
そんな中、一番幼いサニーが一番しっかりしていたというのが・・・サニーはかわいいよなあ。
赤ちゃんがコンシェルジュに化けられるかよ、というようなあり得ない設定も相変わらず。こういうのは確信犯でやってるのがなんとも。サニーにサイズが合う制服が用意されてるなんておかしい、というあたりを作者自身がツッこんでいるのがちょっとおかしかったです。
最後が近いということか、過去に出てきた登場人物たちがかなり登場しました。でもすっかり忘れていて「誰?」状態の人も・・・(汗)
しかし、この話で「大団円にはなるが終わりではない」とか書いてあったのに、たいして大団円でもなかったような・・・(汗)
あと一冊で謎は本当に解けるのか? ボードレール姉弟妹の運命はいかに?
アメリカではすでに完結しているそうですが、どうやって結末をつけるのか、ここまで来たら読まずにはいられませんねえ。
最終巻の発売はいつになるのでしょうか・・・
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