あんまの投資活動日記!

住宅ローンを背負ったサラリーマンが投資活動をネタに体験談や雑感を綴ります。

年収の推移

2007年06月22日 | 日記

いきなりグラフだ。
2007年現在の30代サラリーマンは結構悲しい運命にある。

サラリーマンと言うか従業員だね。
『従業員と言うのは基本的に毎年徐々に年収が上がって行く。』
なあんて思われているが、のんびりしてられない。

50歳~55歳までに社内の重要ポストまで登り詰めないと、
『ハイ!下請け業者に出向ね』とか『ハイ!窓際に行ってね』とか
『ハイ!ご苦労さん。辞めてね』とかそんな運命が待っている。
実際、グングン出世して役員になってバリバリ仕事出来る人は、少ないと思う。
60歳過ぎても会社が欲しがる人材は5%も居ないんじゃないかな。

55歳~60歳で窓際や嘱託社員や転職になりますね。
そうすると年収は今までのポストからするとグッと下がる。
引退したらば年金を貰うまで収入はなしだね。

今のルールは65歳で年金がもらえる。
団塊の世代の人達は65歳まで嘱託社員やバイトをしながら、あるいは退職金を食いつぶして
生活すれば年金がもらえるので、生きて行けますね。
ワシ等の父親世代は、引退後の世界が明るいのだ。

一方、30代の従業員はどうだろう。これはチョット予想するだけで悲惨な未来が待っている。

【1個目の心配】
年功序列はドンドン消えていくし、会社からすると新しい知識を持っていない
給料の高い従業員は経費がかかるだけで、給料を払う側としてメリットが無い。
グラフでは55歳をピークに下がるように書いたが、平均ピークはもっと手前かも知れない。
今より生き残るのは困難だろう。

【2個目の心配】
更に、年収が今まで同じように上がったとしよう。
しかし、物価は上がるし、国の財布は大赤字だ。当然税金は上がる。
消費税も10%超えるだろうしね。それでも国の財布は赤字解消は出来ない。
したら所得税も上げざるを得ないでしょう。
年金も払う側だった団塊の世代が、貰う側に移行している。
やっぱり足りないから、年金の徴収額をあげましょう!
となると・・・困った。年収が上がっても、手取りがそれほど上がらなくなる。
こりゃ生活レベルが向上しないだろうね。

【3個目の心配】
そこへ持ってきて父親世代に見習って『60歳あたりで引退しようっと!』
とまぁ考えますね。。。。
あああ!!あああああ!!年金がもらえないじゃん!
年金貰う側の人間が沢山居て、払う側の人間は少なくて、破綻してるね。

『あなたが年金もらえるのは70歳です!しかも額は今現在の70%くらい。ひもじい生活しなさいね』
なぁんて言われるんだ。グラフの緑の部分だ。
生活する為に多くの人が65歳~70歳まで働かなくてはイカンのだね。

こういう3つの心配をひっくるめて考えると、
『従業員っていうのは、若い時からスンゴク頑張っているのに悲しいなぁ。』
『55歳あたりから70歳までどうすんだよなぁ』
と悩んでしまうのは当然だね。

政治が悪いんだ!なんて言うつもりは無い。
ただ自分の身を守るには、自分が変わらなきゃイカン。
と当然ながら思うわけだ。
コメント
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