あんまの投資活動日記!

住宅ローンを背負ったサラリーマンが投資活動をネタに体験談や雑感を綴ります。

保険の事

2008年05月07日 | 日記
生命保険の事を書こうと思います。
1年前までは1ヶ月に2.8万円払っていました。
2.8万円の内訳は65歳満期型の生命保険(僕)、入院保険(僕と妻)、女性型保険(妻)です。
65歳になったら払った金額よりちょっとだけ多い額のお金が貰えるらしいんでワーイ!
と思っていました。

話が逸れますが、僕は毎月、収入と支出(損益計算書)、負債と資産(貸借対照表)、の財務諸表を作成しています。
【金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント】と言う本で
『毎月正直に財務諸表を作成する事により、あなたのファイナンシャルインテリジェンスが格段に上がります。』
と書いてあったからです。
1回目に読んだ時には『ヘー。ホーウ。』読み流していました。
2回目に読み直した時に、素直な気持ちになって作る事にしました。
しかしまぁ、結果的に物凄く良かったなぁと思っています。
具体的に挙げますと
・自分の財産管理が一目で見れる事により、お金の管理が上手に出来るようになりました。
平たく言うと無駄遣いがかなり減りました。
・資産形成する上でどの様に財務諸表を変えていくか。を考えるようになりました。
これはビジネスを経営する側の目を磨く事が出来ます。
・おまけですが、色々な会社の決算書を見てある程度の評価判断が見えるようになりました。
遊びで勤務している会社の分析もしました。経営者のスタンスが見えてきます。

話を保険に戻します。
自分の財務諸表を見ていたら『家計の支出を何とか削減出来ないだろうか?』と考えるようになりました。
そこで生命保険の2.8万円に目をつけました。
キャッシュフローを良くする為には保険の支払額を抑える事が必要です。
しかし、もしもの非常事態が発生したら、家族への保障も必要です。

最後の子供が大人になるまでの間(約25年後位か)にもし僕が死んだ場合、
家族はどの様な生活を強いられるかをシュミレーションしました。
・毎月どの位の出費が必要か。
・子供達が独立した後、妻にどの様な収入があるのか。
・はたして僕が志半ばにして、死んでしまう確率はどの位なんだろう?
・30年後のインフレ率を考えて、現在の保険で65歳時の受取額が満足の行く金額だろうか?
等々です。
そうする事によって万一の時、家族に1億円が必要なのか、3000万円で良いのか、500万円で良いのかが浮き上がってきました。

勘違いしていたのは、保険で資産を増やす必要は無いと言う事です。
保険はあくまでも『家族を守るもの』として考え直しました。
資産形成は別の分野で行えば良いと考えたので、貯蓄型でない20年間固定の掛け捨て保険を探しました。
(損保ジャパンひまわり生命)

安くなった保険代は資産形成用の貯蓄に回す事が出来ます。

入院保険も掛け捨て保険です。ただ生命保険と切り離して考えているので生命保険とは別の会社です。
(オリックス生命)

結果として、現在の生命保険の月々支払いは8600円程度になりました。
家計の財務諸表上では2万円の支出カットです。
また、2万円分キャッシュフローが良くなったので、年間24万円を資産投資に回すことにしました。
自分への宿題として、20年後(正確には19年後)に目標点を置いて資産形成を進めています。
この目標を達成出来たら、以降は生命保険に入りません。

更に調子に乗って遺言書も作成しました。
父親として、家族にお金だけを残せばOK!では無いと思っています。
僕が居なくなった後、どうやって家族が豊かに暮らすか。が問題だと思っています。
保険やお金と言うのはあくまでサポートです。
もう一度言います。

『家族がどうやって豊かに暮らしていくか。』

が最重要の問題だと思っています。
ですので、
『転がり込んできた保険金をドーンと使ってはいけませんよ。』
『資産を増やしなさいよ』
『支出の管理をしなさいよ』
等々を遺言書に書き連ねました。
ここらへんは僕も勉強中なので、今後も遺言書を書き換える事もあるかと思います。

20年後の目標については、保険の話と絡むのですがまた今度の機会に書こうと思います。
コメント
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