IKEA

『スタバではグランデを買え！』
庶民経済学の本って感じで面白く読みました。
僕はスタバには行かないので、グランデと言われてもなんのこっちゃ分からなかったのですが、
要するにデカイサイズの事ですな。
中身は倍だけど値段は100円アップするだけ。『コーヒーの原価コストが低い事』と『人件費コストは変わらない』
ってのでお客もお店もグランデはお得なのだ。って話ですね。
ラーメン屋で大盛頼むと100円upで麺が倍になるのと同じですね。

他に面白い事が沢山書いてありました。
・テレビ,デジカメの値段がドンドン安くなるのはナゼか？
・100円ショップの安さの秘密は何か？
・物流システムでセブンイレブンは儲けている
・子供の医療費無料化は子育て支援になっていない。（←深く感銘）
・家具屋IKEAの繁盛の仕組み
本当に面白い事が沢山書いてあって勉強になりました。
いや勉強と言うとカッコいいのですが、そんなんじゃなく内容が自分の生活にリンクして面白い。

速攻で影響された僕は、家具を買うつもり無いけどIKEAに早速行った程です(笑)

影響されやすいって・・・
悪く言えば『影響されやすい』『自分が無い』とも言いますが、
自分ではあえてポジティブに考えて
『新しい事を受け入れる』『自分と違う意見を取り入れる』ひいては『変化に対応しやすい』と考えています。
話がそれましたね。

本の内容とは別で、IKEAに行って驚いたのは100円のホットドッグでした。
100円です。100円。
食券を買って、カウンターにてホットドッグをもらうシステム。待ち時間5秒です。
さすがに100円なんでパンにソーセージをはさむだけ。
受け取った時、あまりのビジュアルにビックリする。
その後、ケチャップとマスタード、ピクルス、フライドオニオン、を自由にかけて食べます。
ここまで来ると『おー美味そうだ。いただきまーす！』と言う気持ちになってきます。
他にはジュース飲み放題とホットドック1本で180円。ソフトクリームが50円。

ざっと見渡すと客が200～300人は居ました。
んでホットドックのカウンターにで働いている人が2人！
これは人件費がかからないと思いました。
だって15秒位で4～5本のホットドックを出していましたもん（笑）
他にもケチャップやマスタードの容器が一升瓶よりデカイ！吊るしてあってかけるんですね。
これも何百人とケチャップをかけます。
だから通常のケチャップ容器では『容器取替え』の作業コストが発生します。
そんな所もコストを省いているんですね。

人的なサービスを極力排除しているから、この価格で成り立つんですね。
そしてこの価格だから『パンに挟んだだけ』のホットドックも飛ぶように売れるんですね。
こう言う着眼点の経営者が成功するんだなぁ。と深く感銘しました。