あんまの投資活動日記!

住宅ローンを背負ったサラリーマンが投資活動をネタに体験談や雑感を綴ります。

山一電機

2012年10月16日 | 日記
山一電機が下がってきた。年初来安値を連発している。
3~4年前は財務優良銘柄であった。
アタクシ株価800円位の時に参入したね。
BPSが1200円位あって自己資本比率も高かった。
しかしここ数年は大赤字(EPSがマイナス50円以上が4回!)を連発して
BPSが600円台まで下がってきた。

こうなってくると、バリュー銘柄として魅力がなくなってくる。
株式投資をする上で良い(悪い?)見本のような銘柄だ。

数年前には、企業にお金(資産)があったけど、有効に使えないまま
資産を切り崩していって、今では『お金がある!』とは言えない
会社になってしまった。

コネクタ関連の会社なんだけど、2年前か?
EPSがトントン位になって『復活!』をアピール。
そんな所へ太陽光発電への参入を発表。
地震の影響もあって『太陽光銘柄』で、人気が急上昇した。

2年間で太陽光発電も上手くいかなかったんでしょうなぁ。
こないだ太陽光から撤退の発表をしたらしい。

会社が発表する売上予算(予測)はイツも大外れなんですね。
1部上場企業でも予算なんてエイヤーで作っている事がよく分かる。
目先の事ばかり、やり繰りしてきた結果なのだろうか。
今の株価は120円。
これはチョット厳しいかな。

『目先の事を云々・・・』と言うのはドコの企業にも言えると思う。

10年先の将来を見て経営している企業は、素晴らしいと思う。
優秀な経営者は将来を見て経営していると思う。
トヨタ、スズキ、マクドナルド、花王、キャノン、どこも凄い経営者が居る。
将来の事を見ている経営者の企業は、1年や2年赤字を出して苦しくても
3~5年後に必ず黒字化する。

まぁ上場企業でも中小企業でも、目先の事ばかり見て
やり繰りして、ジタバタする会社は非常に多いと感じる。
株の為の企業分析でも、実際に職場で働いている時にでも実感する。

山一電機は仕手株になるかもなぁ。

コメント (2)
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