淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 「すべての若き野郎ども」 久保寺 健彦

2018-03-14 08:11:46 | 棚の上の本

除籍本・・・無料配布があったとです。
オイは何も知らんで図書館に行ったら教えられたとです。
時間は夕方やったけんまもなく終了やったとです。
もう本はあんまし無かったとです。
その残りの本の中の一冊がこれです。

10年前の本ばってん、誰かに読まれてる痕跡が見当たらんとです。
汚れも何も無いとです綺麗すぎるとです。
ばってん図書館には置いてもらえんとです。

除籍本・・・・悲しい言葉だと思うとです。

ばってん仕方無いかもしれません。
全然面白く無い本やけん・・・・・・・・。

物語は
ケンカに明け暮れとるムチャクチャ若者コンビばってん
やがては未来への夢へと羽ばたいて行くと言う、ありふれたつまらん話やったけん
あと4冊も残っておる除籍された本達が
「自分たちは違うとです!」と言う叫び声が聞こえてくる気がするとです・・・・"(-""-)"。



 

 

 


読 「影の中の影」 月村 了衛

2018-03-12 08:28:08 | 棚の上の本

月村ワールドです。
「土獏の花」の日本版です・・・・・と思います(^^)/。

お話は
フリーの女性ジャーナリスト曜子は母国から逃れて日本に潜伏しとる
ウイグル人亡命団の老人とやっと取材が出来る事になったとばってん
待ち合わせ場所で何者か達に二人は襲われ老人は亡くなるとです。

曜子の腕の中で息ば引きとる老人が彼女に言うとです。
「カーガーに助けを求めるのだ・・・・・」と
ウイグル人亡命団の危機を救うのがカーガーと言うのか?
そしたらカーガーとは一体何なのか・・・・・。

弱者が権力ば相手に闘う壮絶なる物語やったとです。

今回も一気読みやったです。
面白かったです。

 



 


読 「氷結の森」 熊谷 達也

2018-03-11 08:01:51 | 棚の上の本

内容(「BOOK」データベースより)

 第一次世界大戦後、過去を引きずる柴田矢一郎は故郷の秋田を離れ
樺太の鰊場、伐採現場…と流浪の生活を続けていた。
そんな彼を姉の仇と狙う男が出現し…樺太、ロシアを舞台に描く過酷な男の人生。

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「邂逅の森」から始まった森シリーズの最終章と言う事で読んだら
いきなりニシン漁から始まったけんエッ海?と思ったばってん
やっぱ主人公「矢一郎」の魅力がどげな場所でも発揮されてカッコ良すぎたとです。

そいにしても生真面目で寡黙、腕っぷしもガバイ強くて女にもてて
オイには無いものばっかしの矢一郎が実際に大正9年にあった「尼港事件」ば舞台にして
愛する人達ば命ばかけて救う物語はまるで高倉 健 主演の映画やったです(^_-)-☆。

夢中になって読み終えたとは夜中の12時過ぎやったとです。
そんで今朝になって最初に読んだ邂逅の森と比べたらイカンとばってん
う~~~~ん  ガバイ面白かったばってん
氷結の森はハードボイルド感が強すぎてマタギ最終章には違和感ば感じるとです。

すんません、そげな事で・・・・・・!(^^)!。

 

 


読 「衣更月家の一族」 深木 章子

2018-03-10 07:31:35 | 棚の上の本

内容(「BOOK」データベースより)

「すぐ来て下さい!姉が…、私の夫に殺されたんです」
凶器の花瓶には通報者の夫の指紋が付着、その夫は逃走中…。
これを捕まえれば万事解決、当初は単純な事件と思われたのだが
数日後に男が出頭、そこから思わぬ展開を見せ始める…。

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最初の事件から関係の無いごたる事件が続く?とです。
それがどげな展開になるとかいなぁと読んでおったばってん
何かダラダラと続くけんスンマセン途中で飛ばしたとです。
まぁそれで充分やったとばってん"(-""-)"。

お話は、3つの事件が最後に繋がる事件の真相ば
今は刑事ば辞めて探偵ばしとる榊原が
現職の刑事が驚く推理ば淡々とした表情で鋭く犯人に迫るとです。

そげなことで榊原探偵劇場やったです(笑)。

 


読 「カーテンコール!」 加納 朋子 (BGM付き"(-""-)")

2018-03-09 07:04:58 | 棚の上の本

以前「トオリヌケキンシ」ば読んで好きになった加納朋子さんの本です。

やっと良か本ば読んだけん前回までのモヤモヤが吹っ飛んだ気がするとです(笑)。

物語は
経営難で閉校が決まり最後の卒業式ば終えた女子大があるとです。
ばってん、その女子大ばそれぞれの悩みと事情ば抱えて卒業出来んかった生徒達がおるとです。
何とか卒業させたい願う理事長が提案したのは半年間の補講と理事長家族達との合宿生活だったとです。


寮での共同生活の日々で彼女たちが成長して行くと言う青春再起物語のごたるばってん
そんだけじゃ無かったとです。
それは理事長が彼女たちに贈る言葉が世代ば越えた感動のメッセージやったとです。

読み終えてカーテンコールの題名が心に染み渡って来たとです。

よか本でした。

 

すんません又オイの思い込みBGMです"(-""-)"。 

文中に拒食症の娘さんが登場していたとです。
拒食症でオイはカーペンターズのカレンばすぐ思い出してしまうとです。
オイと同級生で生年月日までもが同じだったカレンば・・・・。

一説では彼女も家族への悩みが拒食症となり若くして旅立った・・・・。
ばってん、透き通った美しいカレンの歌声はいつまでも残っております。


青春の輝き    カーペンターズ


読 「葬式組曲」 天称 涼

2018-03-08 06:55:56 | 棚の上の本


この作者さんの目当ての本が無かったけん仕方なく葬式の話しばってん借りたとです。
やっぱ表紙ば開いて目次の内容ば見たらこりゃ駄目だと前回に続き読むのば止めておった本です。
そんでも結局、今回も読んだばってん・・・・・・・・。

物語は
国内では従来の葬式ば廃止して簡素化の名のもと「直葬」が主流になっとるとです。
ばってん唯一「葬式」が認められているS県で葬儀社ば経営する若き女性社長と
社員たちが様々な葬儀で故人に起きた謎ば解き明かす小さかミステリば絡めた5話の短編です。

5つの話しは最後に葬儀を選んで良かったと遺族から感謝されるとで終えるとばってん
最終章で明かされる驚きの結末・・・・
ばってん
ハッキリ言うて、こげな終わり方は無かったほうが良かったと思ったとです。
作者がこのラストの為だけに前章ば書いていたのかと思うとオイは残念かったとです。

意見は人それぞれ色々あるやろばってん
オイには最後で失敗した本として記憶に残る本やったです"(-""-)"。


読 「東京結合人間」 白井 智之

2018-03-06 08:14:33 | 棚の上の本

この本はおすすめしたらイカンと思うとです。
読んどる途中、オイは部屋のベッドに本ば放り投げたとです。

スンマセン噓です。
ホントは布団に放り投げたとです。
ばってんベッドの方が何となくドライで感情的な怒りの表現として
布団より伝わるとじゃなかろうか?と勝手に思って・・・
すんませんベッドと書きました"(-""-)"。

さぁ そげな事はどうでもよかとばってん
何で最後まで読んだかの理由と共に感想ば述べます。

お話は
男女が結合ばしたら目が四つで手足がそれぞれ四本ずつの結合人間(ノーマルマン)と
突然変異で嘘がつけなくなる正直者(オネストマン)達の異次元物語です。

「少女を売る」「正直者の島」の二部構成になっておるとばってん
最初に出てくる悪たれ三人の女の子への悪さがあまりにもエゲツ無かったけん
オイはこの時、本ば布団に・・・・・。

ばってん二部の「正直者の島」の題名が今までと違うような気になって
再び「布団」から拾い上げて読み始めたとです。

二部では正直者(オネストマン)達7名が報酬金目当てで
悪たれ3人が制作するドキュメンタリー映画に参加するとです。
ばってんロケ地の孤島に行く途中、事件は起きるとです。

二部は孤島で起きる連続殺人事件ミステリー小説のてんこ盛りです。
異常な世界で起きる展開の多さに少々疲れたばってん、読みごたえはあったです。

一部の話しが最後につながせるためのもんやったとが分かったばってん
「どうだ、このままきれいには終わらせんぞ!」のラストにオイはたまらず・・・・・・・。

 

 

終わります"(-""-)"。

 


 


読 「93番目のキミ」 山田 悠介

2018-03-04 07:57:06 | 棚の上の本

内容(「BOOK」データベースより)

人々の生活を助け、より快適にしてくれる“スマート・ロボット”が発売された。
後継機となる「スマロボ2」は、“相棒アプリ”をダウンロードすることで驚きの機能を発揮する。
大学生・ナリタは驚異のロボットを入手してキャンパスライフを楽しんでいたが
ある姉弟との出会いが、ナリタたちの運命を変えていった
2人は絶望する弟を救えるのか。そしてその先に待ち受ける涙の結末は・・・・。

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 何故この本を読んだのか?
少し前の事になりますが朝の散歩で出会っていたのです・・・・・・・・。
何度も何度も会っていたので気にはなっていたのです。

最近の私の散歩コースは近所のショッピングセンターです。
季節の足音も風のささやきも鳥のさえずりも何も無いです。
あるのは生鮮食料品で旬の食材を知る事位です。

速足で歩く店内のT書店の本棚は題名を一瞬しか見られません。
歩くのが目的なのでに足を止める事などありません。
それでも題名と帯の内容が目に飛び込んで来るのは仕方ありません。

前置きが長くなりました
この本が私の目線と同じ位置にあり、ラストで感涙など・・・・と書かれていたのです。

以上、読んでみようと思った理由をダラダラと書いてしまいました。

では感想です。
主人公がロボットに感情移入して行くと言うありふれた物語です。
ラストは読み始めてからすぐに予想できました。

つまりオイには面白くなかった本ですスンマセン"(-""-)"。

そんで今朝は温かいいけん
久しぶりに外ば歩く事にします。

もう春の陽気やけん
ショッピングセンターはそろそろ卒業せんとイカンと思うとばってん・・・・・(^_-)-☆。