はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

秋の京都

2012-10-15 23:13:48 | 京都・観光

「秋の乗り放題パス」を使って京都に行こうと思ったのですが、スケジュールと体力的なものを考えて諦めました。

「秋の乗り放題パス」は以前は「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」という名称でして、10年ほど前に利用したことがあります。
5、6人ほどで「ムーンライトながら」という、東京から岐阜の大垣まで行く普通列車の夜行です。
ムーンライトながらは何度か使ったことはありますが、その時はまだ10代で、当時はまだ実家の仙台にいた時で、仙台から東北本線の各駅停車を乗り継いで上野に着いて、夜を待って東京から乗り継いで最終的には京都まで。
若かったから出来たのでしょう・・・・

最後にムーンライトながらを使った時は、当時は東京から小田原までは全席指定で、小田原からは指定席を取らなくても乗れました。
東京-小田原間の指定席が取れなかったので小田原から乗り込んだのですが、小田原で降りる乗客は殆どいませんでしたから満員の状態。
名古屋までは全く座れず、床に置いた荷物に持たれかかってウトウトしていたように思います。
これも、若くて仲間たちと一緒だから出来たこと。

今はムーンライトながらは特定の時期にしか運行されない為、今回の「秋の乗り放題パス」が利用できる時期には運行していません。
たしか、青春18きっぷが発売されている時期に運行されていたような?

各駅停車のみを乗り継いで、東京から京都へ行った場合の一例として
東京→京都 8時間51分/乗り換え5回
05:46 東京JR東海道本線
08:05 沼津
08:08 沼津JR東海道本線
10:17 浜松
10:20 浜松JR東海道本線
10:54 豊橋
11:03 豊橋JR東海道本線快速
12:31 大垣
12:42 大垣JR東海道本線
13:18 米原
13:30 米原JR東海道本線快速・網干行
14:37 京都

高速バスが主流の現在、夜行電車はどんどんなくなっていっていますから、電車のみで京都まで行こうと思うと、季節によっては早朝から各駅停車を乗り継ぐしかありません。
料金的にも高速バスのが安い場合が殆どですし。

秋の京都は、9月後半から10月前半、11月後半の時期に行くことが多く、時代祭の頃には行く機会に恵まれません。
今年の時代祭に行ってみたいけど、う~ん・・・・
紅葉の時期にも行きたいですね。
去年は11月の半ばに京都に行きましたが、あまりゆっくり観光はしなかったし、紅葉もちょっとまだ早くて。
たまには、綺麗なもみじをゆっくり見たいです。
今年の紅葉はどうでしょうか?

画像は、赤山禅院です。
久しぶりに行きたいなぁ。


京あるきin日本橋

2012-02-25 20:48:03 | 京都・観光

「京あるき」という、東京で開催された京都を紹介する大型イベントの一環で行われた、「京あるきin日本橋、舞妓はんとオペランチ」という有料イベントに参加しました。

午前中に東京駅八重洲口前の京都館にて待ち合わせ、舞妓さんのお出迎えがあり、しばし京都館内を見学後、案内人さんやサンケイリビング社の編集長さん、他の参加者の皆さんと日本橋観光へ出発。
日本橋高島屋の近くにある「東海東京証券」にて、花街写真家として著名な溝縁ひろしさんの写真展、「京都・花街の伝統美」を見学。
溝縁さんご本人も来場されていて、写真の説明をしてくださいました。
まだ白黒写真の、かなり古い時代のものから現在のものまでありました。
東海東京証券はギャラリースペースがあって、写真展や様々な展示を行っています。

写真展の後は、タクシーで人形町へ。
「東京唐草屋」さんにて風呂敷包みの体験。
三種類の結び方を教えていただきました。
名前や家紋入りの風呂敷、今度作ってみようかな。
人形町を散策しながら、人形町の老舗についての説明をいただきました。
有名な鳥料理のお店の親子丼ランチ目当ての人や、有名な人形焼のお店、水天宮の参拝客であちこち大行列でお祭みたいな賑わいでした。
「玉英堂彦九郎」さんで「虎家喜」をいただきました。
美味しかった。
和菓子もどれも綺麗で、今度ゆっくり買いに行こう。
桜餅を買いたかったけど、こちらは人気商品は早く売り切れるらしいです。
玉英堂彦九郎さんは創業が安土桃山時代の天正4年(1576)で、昭和になってから京都から東京に移ったそうです。
勤王思想家・高山彦九郎が、荒れた御所を拝し涙した後に立ち寄りお酒を飲んだのが玉英堂で、その縁で店名が玉英堂彦九郎となったそうです。
高山彦九郎といえば、三条京阪駅前に銅像があって、通称「土下座」として京都の待ち合わせスポットとして有名です。
人形町は、「東京の京都」なのですって。
和菓子屋さんや扇屋さんなど、京都から来たお店が多いそうです。


散策後はロイヤルパークホテルの最上階のレストランにてランチです。
素晴らしい青空に隅田川。
お料理は、京野菜や甘鯛、和牛のフィレ肉など、美味しかった〜。
肉〜!!

   


食事の後は舞妓さんが登場、祇園小唄や宮川音頭を踊っていただきました。
舞妓さんの踊りの後は、若手の声楽家によるミニオペラ。
日本人が作曲した日本語の歌詞のものと、シューベルトの「鱒」やプッチーニの「私の優しいお父さん」など良く耳にするものも。
舞妓さんは宮川町の舞妓さん、以前も観光誘致のイベントでお見掛けしたお二人でしたが、その時はまだデビューされたばかりで幼い感じでした。
すっかりはんなりとしたお姉さん。
お二人のお着物。
冬の衣装でポピュラーな飛び絞りで、黄緑色の着物に黒の帯、黒の着物に黄緑色の帯という、色違いの組合せ。
この2月は京あるき関連で何人の舞妓さんが来られましたが、別の週に行われたイベントでお見掛けした舞妓さんは、このお二人と同じ置屋の先輩でしたが、彼女も飛び絞りの色違いのお着物でした。
いかにも京都らしいお着物で好きです。

 

  

 

 


楽しい時間は過ぎて現地で解散、お土産物もいただきました。
お土産は、画像にあるお菓子と溝縁さんのポストカード、風呂敷の他に宇治茶のペットボトルと、玉英堂彦九郎の虎家喜も。
ロイヤルパークホテルでオペラとランチのみで1万円で受付けていますが、今回のツアーはガイドとお土産、舞妓さんの踊りをみて同じ値段だから大変にお得でした。
日本橋の老舗を巡るツアーは、様々なテーマで開催しているようです。
東京に住んでいて東京駅や日本橋周辺で働いていたことがありますが、歴史やお店を巡る事はあまりしなかったので、改めて参加してみて勉強になりました。

 

今回、カテゴリーを「京都」にするか「東京」にするか迷いましたが、一応は「京あるき」のタイアップなので京都のカテゴリーにいたしました。
今回、デジカメが壊れかけていた為、設定が上手く行かずに恐ろしいことになっております・・・・


京あるき in 東京2012~恋する京都ウィークス

2012-01-30 17:21:09 | 京都・観光

京あるき in 東京2012~恋する京都ウィークス」が開催されます。
昨年開催された「京あるきin東京2011~恋する京都ウィークス」について記事を書きました。
記事はこちら

今年も、様々な関連イベントがあります。
色々と興味深い内容のものが多いですが、流石に全部は行けません(^^;)
でも、舞妓さんスキーの私には、やはり舞妓さんが関連するイベントは要チェック、今回は有料のイベントに参加いたします。

プランタン銀座・JR東海タイアップイベント
会場:プランタン銀座
2月11日(祝)11時~19時
2月12日(日)11時~18時
宮川町舞妓二名による踊り披露とパンフレット配布など。

踊り 2月11日(祝) 13時半~・15時~・18時~
    2月12日(日) 12時半~・14時~・15時~

場所が、一階正面イベントスペースとあるけど、たぶん催事でお菓子を売っている玄関前の外っぽいです。
バレンタインのチョコレート販売スペースに混じってになるのかしら・・・

オープニングイベント舞妓さんの舞・記念撮影
会場:八重洲地下街センタースポット
2月17日(金)12時15分〜12時30分・17時15分〜17時30分

舞妓さんのお出迎え
会場:大丸東京店一階
2月17日(金)〜2月19日(日)10時〜10時15分
会場:銀座松坂屋
2月18日(土)13時〜13時30分

舞妓さんの舞と記念撮影
会場:大丸東京店レストラン街
2月17日(金)19時15分〜20時
会場:ロイヤルパークホテル
2月17日(金)〜2月19日(日)15時15分〜15時45分
会場:東海東京証券
2月18日(土)〜2月19日(日)14時〜14時45分

舞妓さんのお茶席
会場:京都館
2月17日(金)11時〜12時・14時〜14時45分・16時15分〜17時15分
2月18日(土)11時〜12時・16時15分〜17時15分
2月19日(日)11時〜12時・13時〜13時45分・16時15分〜17時15分

~椿山荘・京・みやびサロンin椿山荘 ~特別編~
会場:椿山荘
2月16日(木)18:30~
西陣文化の紹介や、東西の文化の違いの紹介、舞披露とミニ京会席 事前申込8,000円

京あるきin日本橋ツアー
2月17日(金)~19日(日)
日本橋を巡るツアー、舞妓のお出迎え、ロイヤルパークホテルではミニオペラ鑑賞&京野菜などを使ったランチ&舞鑑賞 事前申込10,500円

京都・花街の伝統美
会場:東海東京証券東京営業部1Fギャラリースペース
2月12日(日)~25日(土) 
溝縁ひろし氏の写真展です。
開催期間中の2月18日(土)・2月19日(日)の14時~14時30分に、舞妓さんの舞披露とトークがあります。

京の老舗めぐり(京都市物産懇話会50周年記念)
会場:小田急百貨店 新宿店
2月16日(木)~2月21日(火)
初日朝の開店時に、舞妓による舞披露あり

なんだか、非常に舞妓オタクな記事ですね(^^;)
京都の文化、伝統を東京で見たり聞いたり味わったり出来る大規模なイベントです。
今年も満喫したいと思います!


夜行バス

2011-10-23 04:18:18 | 京都・観光

11月に京都に行くことが半分決まり(仕事の都合が微妙)、観光シーズですしとりあえず夜行バスに手配をしました。

木曜日の夜に新宿を出発、金曜日の朝に着いて京都駅のマクドナルドで朝マックしてから東山区の友人宅へ行き、お風呂を使わせて貰ったら午後までちょっと観光、サントリー伊右衛門のお茶会、どこかのお寺のライトアップを観たら、友人宅で三嶋亭の牛肉で関西風すき焼きをご馳走になる予定。
土曜日は夜まで観光したりして、夜行バスに乗って東京へ戻り、日曜は一日寝るというスケジュール。
金曜の夜は祇園町に飲みに行く・・・かは不明。
懐が寂しいし。

今、京都のどこのお店が話題だとか人気がある食べ物とか、友人に色々聞いています。
たこ焼きバーというのが気になります。
たこ焼き屋さんは祇園にもありますが、出前を頼めばお茶屋さんなどにも持ってきてくれます。
たこ焼きの出前なんて他の地域にはないのでは・・・・

夜行バスですが、今回は往復でJRバスを利用します。
高速バスというと、今時はツアーバスが盛況ですね。
ツアーバスは安いイメージがありますが、時期やバスの設備、割引される条件によってはJRの方が安い場合もあります。
今回、うまいことJRのバスが安く予約できました。
往復で女性専用のレディース号です。
男子禁制なところがいいです。
女性客同士でもトラブルも起きることはありますが、最近は就寝中の痴漢事件などもあったりして、やっぱり女性のみの方が安心です。
ツアーバスもレディース号がありますし、周りを女性だけで席を配置する配慮はしているようです。
去年乗った、WILLERの女性専用バスは3列シートで、席毎にカーテンがあり個室のように出来るのが良かったです。
消灯後に撮ったので暗いですが、カーテンを閉めるとこんな感じです。
さすがに、どうしてもシートを倒すのでシートの前と後ろはカーテンで仕切るのはむりですが、左右はカーテンで仕切れるので周りは気になりません。
バスによっては、シートにフードがついていて顔を隠せるタイプの物もあるようです。

今回は仕事の都合でまだ完全に予定が決まっていないので、変更やキャンセルがしやすいJRの方がやっぱり便利です。
ツアーバスだと旅行ツアーと一緒なのでキャンセル料金も高めですから。

今年の紅葉はどうでしょうか、友人も今年はわからないと言っていました。
ま、花より団子ですので、紅葉が綺麗ではなくても美味しいものに走るでしょうけど。


京あるきin東京2011~恋する京都ウィークス

2011-08-15 17:57:24 | 京都・観光

2011年1月16日の「東京で楽しめる京都」で紹介した、2011年2月に開催された「京あるきin東京2011~恋する京都ウィークス」に行ってきましたが、記事をアップするのをすっかり忘れておりまして、半年経った今頃ですがアップいたします。

「京あるきin東京2011~恋する京都ウィークス」は、 京都市、京都商工会議所、京都市観光協会などの主催で、京都の歴史、文化、伝統工芸などが様々なイベント、講演、上映会等で紹介されます。
私は、舞妓さんの踊り、京町家に関する講演、映画の上映などを楽しんできました。

舞妓さんのお茶席が八重洲の京都館で催されたのですが、そちらは時間に間に合わず、翌日に銀座に用事があったのでついでに行ってきました。
京都造形芸術大学外苑キャンパスでの講演まで時間があったので、東京駅の大丸に入っている「イノダコーヒ」でランチを食べました。
イノダコーヒは京都で有名なコーヒー屋さんで大丸に入ったのは知っていたものの、今までなかなか行けませんでした。
メニューは、京都の本店とほぼ同じだと思います。
私はスパゲティを食べましたが、麺が太い!
お砂糖とミルクが入ったコーヒーも懐かしいです。

 

ランチの後は京都造形芸術大学外苑キャンパスに移動。
外苑に京都の大学のキャンパスがあるなんてしりませんでした。
こちらでは京都の町家に関する講演と映画の上映がありました。
京都の友人が住んでいる家も、一応町家になるのですが、リフォームしたりメンテナンスなど色々大変と聞いていて、講演の内容も腑に落ちるものでした。

講演と映画の後は、水天宮のホテルに移動して、舞妓さんの踊りを鑑賞。
舞妓さんは宮川町より、とし輝さんととし愛さんです。
とし愛さんはお会いしたことが無い方ですが、以前放送されていたテレビ番組で知った舞妓さんです。
テレビ番組で観た時は、まだ随分とあどけない感じでしたがだいぶ大人っぽくなっていたようです。

毎年、2月~3月頃に、八重洲の京都館を中心に京都観光誘致のイベントが行われ、京都から舞妓さんが来場しますが、今年は大掛かりなイベントでした。
来年も、また開催されたら嬉しいですね!
今年はいつもより楽しめました!