はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

「源氏物語千年紀 Genji」最終回

2009-03-28 21:51:50 | 映画・テレビ
アニメ「源氏物語千年紀 Genji」も先日最終回でした。
大和和紀さんの「あさきゆめみし」がアニメ化されると聞いて最初は喜んでいましたが、監督さんが原作クラッシャーとあだ名されるほど、原作を壊すと有名な方だった為、結局あさきゆめみしを原作にせず、オリジナルの源氏物語のアニメになったという曰く付き作品です。
数年前に公開された、源氏物語の実写映画「千年の恋」もトンデモ作品でしたね。
松田聖子がダサい歌を歌いながら空中を舞ったり、明石の上が水中出産したり…
この「源氏物語千年紀 Genji」もトンデモさでは負けません。
須磨に追われるのが決まった源氏を、謀反人め!と武士集団が襲うんだ…
都大路で頭中将まで乱入しての大立ち回り。
源氏が10メートルは空中に飛び上がり、落下しつつ武士に斬りかかるというシーンにはもう大爆笑。
お腹痛すぎます(笑)
これって源氏物語ですよね?

源氏が須磨に追われるまでで終わりなんですが、すでに結婚しているはずの紫の上はまだ子供で、京に戻ったら結婚する約束をして源氏は都落ち。
まだ少女で源氏を父のように、兄のように思っていた紫の君を、前触れもなくいただきま~す!としてしまった展開は源氏物語の外せないエピソードだと思うんですけどねぇ(笑)
まだ少女の紫の君を…という展開がアニメではマズいとしたのかもしれませんが、他の女人方との逢瀬での描写はR18な感じでしたが(笑)
いや~、もう笑いしかありません…

だんだん最終回

2009-03-28 21:51:28 | 花街関連テレビ映画
終わりました。
双子同時妊娠の展開に。
しかもめぐみの出産予定日は自分達姉妹の誕生日。
のぞみはまだ検査してないから予定日は不明だけど、同じ日に生まれたら…なんて希望を語り、きっと同じ日に生まれるんでしょう(笑)
妊娠した日まで一緒だったかもしれないのはなんかちょっとイヤかも(苦笑)
最終回ではめぐみが暮らす島に出掛けたのぞみが産気づき、助産婦の資格も取っためぐみが赤ちゃんを取り上げるという噂がありました。
テレビ情報誌に事前に記載されていたあらすじも、後から脚本の変更があったらしいく実際の放送とは違ったみたいみたいです。
脚本はもぅ…
突っ込みがありすぎて中盤からもう見る気があまりなくて…
回収しきれなかった伏線がたくさんありますしね~。
結局その展開や設定はなんだったんだと小一時間語りたい気分ですが、とりあえず綺麗な着物や花簪が見られて良かったです、という感想でだんだんの感想を締めたいと思います(苦笑)

京都の桜開花

2009-03-22 14:59:49 | 京都・花

19日に開花宣言が出たそうです。
今年は東京より早い!
ニュースによれば、1953年から統計を取り始めて以来、最も開花が早かった3月18日に続いて二番目の早さだそうです。
私はここ10年ほど、毎年のように京都の桜を見に行ってきましたが、京都の桜の見頃の時期は東京より一週間後、という認識でしたが、今年は京都の方が早かった…
初めて京都に桜を見に行った年は、4月14~15日という日程でした。
洛中は染井吉野が満開、丸山公園の枝垂れ桜が満開だったと記憶しています。
でもそれ以来京都入りする日程はどんどん早まり…
私が京都で桜を見るための日程の決め方ですが、だいたいは過去の桜の開花データとその年の気候と自分の都合を考えて決めていますが、ばっちり満開の時もあればまだ早かった時もあり、急遽日程をずらしてホテルの予約を取り直す、ということもありました。
ホテルは例年は2月頃に予約しますが、2月では遅いのですよね~。
安くて良いホテルはすでに埋まってることが多いです。
直前になるとキャンセルで空室が出るので、旅行が近づくと予約サイトとにらめっこして何とか予約が取れたり…


京都御苑の早咲きの枝垂れ桜がもう五分咲きだそうです。
他の桜もどんどん花開くことでしょう。
今年は京都に桜を見にはいかないので、東京の桜とネットで京都の桜の写真を楽しもうと思います。


月刊京都

2009-03-08 20:00:18 | 京都・本
白川書院の「月刊京都」。
2009年2月号は祇園特集。
昔の祇園と今の祇園についてのエッセイ、現在放送中のドラマ「だんだん」の舞台となっている祇園のマップやドラマの設定などが紹介されています。
だんだんのヒロインの一人は舞妓を辞めて歌手になりましたが、祇園甲部の現役の芸妓さんでもあり歌手でもある方の記事もあります。
私の大好きな、内田康夫さんの浅見光彦シリーズ最新作は京都が舞台となっており、内田康夫さんが語る京都と祇園についてのインタビュー記事もあります。

「月刊京都」は時々祇園や京都の花街特集をしたり、祇園祭や季節の行事の紹介もあり、気に入った内容の時は購入しています。
でも近所の書店では取り扱いがないので、大手書店や東京駅前の京都館などで入手します。
京都館は京都の物産の販売以外に京都関連の書籍も充実しているので、京都に行けなくても京都以外はあまり出回らない本も買えるのでありがたいです。
2009年2月号では、一見さんでも芸妓さん舞妓さんに会えるお店も紹介しています。
お茶屋さん以外にも、祇園周辺の旅館やホテル、飲食店でも芸妓さん舞妓さんを呼べる所は結構あります。
舞妓さんに会いたいから、お座敷遊びがしてみたいからお茶屋さんに行きたい、という方は結構いると思いますが、一見さん向けのプランがあるお店なら紹介者はいりません。
お店によっては舞妓さんとお話するだけ、または舞も見られたり本格的なお座敷遊びも出来ます。
お茶屋に連れて行ってくれる方がいない場合、一回くらいお座敷遊びをしてみたい、お話してみたい、というだけなら一見さん向けのプランを利用されるのが良いと思います。
お茶屋さんは遊びの代金が後日請求されますが、こういったお店なら事前に大体の予算も分かるしその場でお支払いするのでお財布も安心です(笑)
一見さん向けのプラン場合、芸舞妓さんの花代プラスご祝儀プラス飲食代等がセットになっている事が多いようです。
実際にお茶屋さんの建物に入って味わえる空気とは違うのでしょうが、真の花街のお客様になるには様々な覚悟が必要なのでしょうねぇ…
一見さん向けのお店の紹介記事では、お座敷でのマナーについても少し触れられています。
最近は観光客がお座敷へ向かう舞妓さんに群がってトラブルが度々起きていると言われていますが、一見さん向けのお店においてもマナーの悪いお客様の話を時々耳にします。
お茶屋さんなら、お茶屋の女将さんや紹介者の方がマナーについて教えてくれるのでしょうが、お茶屋さん以外ではなかなか難しいものがあると思います。
お店の紹介をしつつマナーについても説明があるのは良いと思います。
初めて舞妓さんに会って舞い上がり、うっかりおかしな振る舞いをして恥ずかしい事になってしまうなんてありえますしねぇ(汗)
実は私の友人も、一見さん向けのお店に行って、浮かれて顰蹙な発言をしちゃった人がいます…

2月号には、祇園ことばミニ辞典も載っていて、私も知らないことばや、違う読み方をしていたことばもあって参考になりました。


「月刊京都」は年間購読の他、バックナンバーの取り寄せも出来ます。
個人的にはちょっとお高いと思いますが(笑)おすすめです。
で、こういう本を読むと京都に行きたくてしかたないです。
でも暫く京都はお預けです。