はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

旅行の荷物

2008-05-30 23:01:48 | 京都・その他
私は旅行に行く時は基本的にキャリーバッグです。
大きなバッグを肩に掛けるよりは楽ですが、かなり大きめのバッグでして、特大サイズのコインロッカーにしか入らないのです。
特大サイズのコインロッカーは個数も少ないし高いし、近頃はバッグをもう少し小さいのに買い換えようかと考えているところです。

いつも京都に行くと、基本的には友人宅にお世話になります。
友人宅にお邪魔する前に京都駅のコインロッカーに荷物を置いて観光に出たりするのですけど、朝の10時位になると観光シーズンでなくても土日などはコインロッカーがどこもかしこも埋まっていて、空いているロッカーを探すのは一苦労です。
特に特大サイズのコインロッカーは数が少ないし。

特大サイズのコインロッカーは600円。
空きのロッカーがなければ、荷物預かり所があるのでそちらに預ける方が便利なんですが、荷物が複数あると高くつきます。

都合で友人宅に泊めて頂けない場合はホテルなどに泊まりますが、そういう時はキャリーサービスを利用するのが便利です。
荷物一個800円弱くらいだったと思うのですが、荷物が複数あれば高くつきますが、宿まで運んで貰えるし、また、宿から宿へ、宿から駅へと運んでくれるので便利です。
ホテルや旅館にしか荷物を運んでくれないと思っていましたが、サービスに加盟している宿なら、宿坊やペンション、ゲストハウスへも運んで貰えるそうです。

便利ではあるのですが、荷物の受付時間や引き取りの時間があるので時間には注意です。

一部のホテルや旅館などでは、駅近くに荷物預かり所を持っていたりして、宿まで無料で運んでくれるサービスをしている所もあるそうです。
これも便利ですね。でも、宿が駅から遠くなければ、チェックイン前に宿に荷物を預けるのが一番楽ですかね~。
無料だし(*^_^*)
宅急便で送るという手もあるのですが、荷物を送ったり受け取ったりするのも結構面倒です。

しばらく旅行には行きませんが、次に旅行に行く時までには新しいキャリーバッグを買おうと思います。
やっぱり大き過ぎるので。
荷物を少なくする工夫もしなくちゃ。

JR京都駅キャリーサービス
http://www.carry-s.com/index.html

連続テレビ小説「だんだん」

2008-05-29 20:41:21 | 花街関連テレビ映画
本日の京都新聞のニュースによると、秋から放送のNHK連続テレビ小説「だんだん」のロケが始まったそうです。
生き別れた双子の姉妹が再会し京都の祇園が舞台となるお話だとか。
双子の片方は舞妓さんをしているという設定だそうで、祇園甲部歌舞会や京舞井上流が全面協力されるとかで、都をどりのシーンでは祇園の歌舞練場や都をどりの衣装も貸出されるそうです。
双子の役は、双子タレントで有名なマナカナさん。
主人公達の実母は芸妓さんで、舞妓さんの時に主人公の父と出会い結婚、離婚して双子の片方を引き取って芸妓をしながら育てた、という設定で、石田ひかりさんが演じられるそうです。
主人公の父親は吉田栄作さんが演じられるとのことです。
石田ひかりさんや吉田栄作さんもあんな大きな子供がいる役かぁ…トレンディドラマに出られていた頃が懐かしい(^_^;)

祇園ロケの写真もニュースで出ていましたが、ドラマでありがちな舞妓風衣装ではなくかなり本物ぽく見える衣装のようですね。
日本髪も自然な感じに見えました。
写真一枚だけしか出ていないので、実際はわかりませんけど、祇園甲部歌舞会が全面協力という事ですから、ディテールにこだわった造りになっていると期待出来そうです。
祇園甲部の舞の流派である、井上流のお家元自らの舞の指導があるそうですから、舞のシーンも楽しみ。
芸妓さんや舞妓さんが出るドラマだと、祇園甲部という設定にもかかわらず、舞のシーンの指導は若柳流や花柳流だったりするので、雰囲気がかなり違うんですよね。
井上流の舞のファン?としては嬉しいことです。

祇園の本物の芸妓さんや舞妓さんもチラリと出演されないかな、と期待もしています(^O^)

連続テレビ小説は母親は良く見てたけど、私はあまりまともに見たことないのですよね。時間が合わなくて。
秋からはタイマー録画してでも頑張って毎日見ようと思います。

5月の京都にて

2008-05-23 20:47:22 | 京都・旅行記

5月中旬に京都に行きました。
今回の目的は鴨川をどりと三船祭の見物です。
大田神社の杜若も見たかったのですが、時間の関係で断念。
お天気にも恵まれ、5月の爽やかな風でした。でも激しい日焼けが・・・・

今回は数年ぶりに飛行機に乗ってみることにしました。いつもは夜行バスですが、最近体調が悪かったのと、特割のチケットなら安いので。
新幹線にしても時間も料金もあまりかわりません。でも空を見たくて・・・・
席は翼が近かったですが窓際の席。富士山もばっちり見えました。まだ随分冠雪していて白いです。

 

伊丹空港から京都へバスで向かうはずでしたが、渋滞しているようで遅れているとのこと。一旦大阪駅へ向かって、そこから新快速で京都入りすることにしました。
大阪駅行きのバスは私一人。バスを降りる時に、大阪駅から近い堂島という所に美味しいロールケーキがあると教えていただきました。
むむ、これは是非買いに行ってみるか!とその気になり、教えていただいた道順で歩いてみるとすぐわかりました。大行列があるので(^^)
一時間近く並んでケーキを買い、タクシーで大阪駅へ向かって新快速に乗り京都へ。
ケーキは有料の保冷バッグを買うと、しゃれたバッグに入れてくれるのです。
苦労して買ったケーキですが、お土産にあげてしまったので自分では食べられず・・・・
でも凄い喜ばれたのでうれしいです。今関西では大人気だそうですし。今度大阪に行ったらまた買ってこよう。
差し上げた方は大家族なので一人当たり何センチにカットされたのかが気になります。

京都の友人に迎えに来てもらい、ケーキと荷物を預けた後に私は先斗町の鴨川をどりへ。
電話で予約ができなかったのでチケットが帰るかどうか不安でしたが、何とかチケットも取れ、開演ギリギリに席へ付きました。
席は二階正面の桟敷席。舞台に齧り付くように見られる席です。
鴨川をどりを見るのは初めてです。歌舞伎のようにせりふがあり、後半は芸妓さん舞妓さんの踊りがあります。色々な踊り、衣装で目で楽しめる他、お囃子も杓文字や木魚などを使って様々な音を出し、耳でも楽しめます。
七人ほど出演していた舞妓さんはお揃いの衣装で、中心で踊っていた舞妓さんは「先笄」という舞妓さんが芸妓さんになる直前に結う特別な髪型をされていました。
おそらく、この鴨川をどりの開催が終わった後に芸妓さんになられるのでしょう。
来年は芸妓さんとして出演されるのでしょうね。

 

お茶席には時間がなくて寄れなかったので、一回目の舞台を見た後にお茶席に行くことにしました。
先斗町歌舞練場のお茶席は4階にあり、エレベーターであがります。
お茶席は撮影禁止なので写真は撮れませんでしたが、綺麗な芸妓さんと可愛い舞妓さんが黒紋付の正装でお茶を振舞われていました。
お茶席の外の廊下の窓からは鴨川が見えました。川のせせらぎが聞こえてなかなかの風情。
歌舞練場を後にして、先斗町をぶらつきながら祇園方面へ向かい、友人がお茶のお稽古に行くというので見学させていただきました。
鴨川をどりのお茶席でもお抹茶をいただきましたが、この日は計4杯もお抹茶をいただくことになりました。お菓子もたくさん(^^)

夕方は二条城前の京都国際ホテルのイベントへ行きました。
舞妓さんの記念撮影と踊りがあるのです。国際ホテルは何度か泊まったことがあったので前々から知っていました。
今回は宿泊者ではないのですが(^^;)
ちなみに私は京都国際ホテルは朝食のパンと最上階のバーが好きです。展望が最高です。
お庭には池があり、舞台があって、そこで舞妓さんが踊ります。流れるような動きが素敵。

夜は祇園に飲みに行って、なぜかお祝い事にも仲間入りすることになり、ケーキとシャンパンで乾杯。
宮川町の美味しいお好み焼き屋さんでたこ焼きを買い、友人宅へ帰りました。
たこ焼き美味しかった。

翌朝はのんびり支度してお昼過ぎに友人宅を出、京都駅のコインロッカーへ荷物を入れてから、JR線で嵐山へ。
嵐山では三船祭が開催されていました。川に沢山の船を浮かべて、今様や雅楽などの奉納、扇流しがあるのです。

  

ボートに乗ろうか、という話になり、友人は漕ぐ気満々でしたが、全然進まない・・・・どうするよ~、と途方にくれていたところ、一人のおじいさんがこっちへおいでと呼びかけます。なんと、代わりにボートを漕いで下さるというのです。
おじいさんが漕ぐとすいすいと進みます。海軍仕込みや!とのことでさすが。
ボートから見る景色は格別でした。龍頭船や鷁首船、お稚児さんや三味線を弾く人々の他に、舞妓さんが乗っている船もありました。
擦れ違うと扇を手渡してくれる船や、お酒を飲ませてくれる船もあり、本当に楽しい船遊びでした。

  

  

      

船を漕いで下さったおじいさんにお礼をいい、私たちは嵐山でカキ氷を食べて、またJRで京都駅へ戻りました。
嵯峨嵐山駅の隣にSLが展示してありました。デゴイチというタイプのものだそうです。資料館のようなところもありましたがそちらはもう閉まっていたようで見られませんでした。

 

4月と続けて京都に行ったので、当分は京都旅行はお預けです。
またがんばってお金を貯めて行こう!