はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

週刊文春 2013年 10/31号

2013-11-16 09:01:05 | 京都・本

週刊文春2013年10/31号をAmazonで購入しました。

先日ネットで篠山紀信氏が撮った京都の芸舞妓のグラビアが載っていると知り、既に店頭にはないのでAmazonで探しました。

週刊文春では、篠山紀信氏の「原色美女図鑑」という企画のグラビアを昔から載せていますが、今回は京都の芸舞妓さんがモデルで「原色京都美女図鑑」というタイトルで、祇園甲部から芸妓さんが二人、舞妓さんが一人。
宮川町からは芸妓さんと舞妓さんがそれぞれ一人ずつ登場。
皆さん人気のある方々ばかりで、少々ご縁のある方も載っていたので購入いたしました。

グラビアは数ページありますが、最後のページには五人全員で祇園小唄の「だらりの帯よ〜♪」のポーズ。
祇園甲部は井上流の京舞、宮川町は若柳流の踊りで振り付けが違います。
通常は違う花街の芸舞妓が一緒に舞うことはないので珍しい図です。

芸舞妓さんのグラビアの他、「秋の京都 美食案内」という企画では、京都の有名な料理屋さんを紹介しています。
秋の味覚、良いですね~。
前々から行ってみたいお店が紹介されていました。
京都の美味しいものが食べたいです~。


祇園・芸舞妓日記2

2011-09-04 01:27:31 | 京都・本
「美しいキモノ」の秋号が出ていました。
今回の祇園・芸舞妓日記は、芸妓多満葉さんの秋の装いと、今年の都をどりのお茶席での紗矢佳さんと紗月さんの写真などの紹介。
芸舞妓姉妹はお揃いの花簪、ご贔屓さんが特注してプレゼントしたようです。

「るるぶ」と同じ出版社から出ているガイドブックは京都の秋の特集でした。
甲部の杏佳さんが載っていました。
杏佳さんは紗矢佳さんの妹舞妓であり、紗月さんの姉舞妓さん。
杏佳さんお薦めの京都の秋を楽しめる場所などの紹介などがありました。
6月に撮影したみたいで、柳の花簪、花簪と合う黄緑色の糸巻き櫛には傘のモチーフが。
これは特注かしら?

京都の秋、ご無沙汰ですなぁ。
京都自体がご無沙汰だけど、紅葉の時期は相当前・・・
サントリー伊右衛門のお茶会、当たればいいな・・・・

祇園・芸舞妓日記

2011-05-23 22:55:54 | 京都・本
美しいキモノ 2011年 06月号から、「祇園・芸舞妓日記」の連載がはじまりました。

このたび、祇園甲部の舞妓の紗矢佳さんが襟替えをして芸妓になり、同じ日に妹分の舞妓となる紗月さんがお店出しをされました。
その紗矢佳さんと紗月さんが「美しいキモノ」で連載を持つと聞いておりまして発売を楽しみにしていたのですが、先日本屋さんを覗いたら掲載号が売っていました。

紗矢佳さんの舞妓最後の姿と、置屋に入り舞妓の修行をする紗月さんの姿、お店出しの日に日本髪を結いに行く姿、二人の晴れの日の姿などを写した写真など、10ページ以上に渡って特集記事が組まれていました。

紗矢佳さんはちょっと縁がある方で、舞妓さんとして出た頃から知っていました。
新人さんなのに舞が上手いな~と感心する舞妓さんでした。
いつのまにか、舞妓さんとしてトップクラスの人気になり、芸妓として襟替えをして同時に妹分の舞妓を引くのは数十年ぶりの快挙と成し遂げると聞いてびっくりしていたものです。

妹を引く、というのは、自身の名前の一部を与え、様々な面倒を見ることをいいます。
紗矢佳さんの名前は君佳さんという姉芸妓から「佳」の一文字を貰いました。
君佳さんは里佳さんから「佳」の一文字を貰いました。
姉芸妓は、妹舞妓を引き回して、たくさんのお客様に贔屓にしてもらえるようにしたり、妹舞妓が挿す花簪を作ってあげたりするそうです。
また、妹舞妓を旅行に連れて行ってあげたりとか、様々な面倒を見るので大変な物入りなので、妹を引かない芸妓さんもいるとのことです。

今回の記事には、見習いさんの衣装、お店出しや襟替えに三日間に着る黒紋付、二日目の挨拶回り時に着る衣装、四日目から六日目に着る色紋付などの説明もあり見応えがあります。

連載とのことですので、次号はどんな内容になるのか楽しみです。

Discover Japan

2010-09-08 22:07:09 | 京都・本
先日本屋で表紙だけ見かけたけど中身をチェックしていませんでした。
舞妓名鑑が載っているらしいと聞いたので買ってみた。
アマゾンで午前に注文して夜に届きました。
早い!

京都の名所や食べ物の写真は綺麗だけど、舞妓名鑑の写真が…
これは殆ど、「をどり」のプログラム用写真からの転用ですね。
かなり残念な写真ばかり…
撮り方の問題はあるけど、あんまりな…
実物はもっと綺麗で可愛いでしょうに。

五花街で舞妓さん88人だそうです。

月刊京都

2009-03-08 20:00:18 | 京都・本
白川書院の「月刊京都」。
2009年2月号は祇園特集。
昔の祇園と今の祇園についてのエッセイ、現在放送中のドラマ「だんだん」の舞台となっている祇園のマップやドラマの設定などが紹介されています。
だんだんのヒロインの一人は舞妓を辞めて歌手になりましたが、祇園甲部の現役の芸妓さんでもあり歌手でもある方の記事もあります。
私の大好きな、内田康夫さんの浅見光彦シリーズ最新作は京都が舞台となっており、内田康夫さんが語る京都と祇園についてのインタビュー記事もあります。

「月刊京都」は時々祇園や京都の花街特集をしたり、祇園祭や季節の行事の紹介もあり、気に入った内容の時は購入しています。
でも近所の書店では取り扱いがないので、大手書店や東京駅前の京都館などで入手します。
京都館は京都の物産の販売以外に京都関連の書籍も充実しているので、京都に行けなくても京都以外はあまり出回らない本も買えるのでありがたいです。
2009年2月号では、一見さんでも芸妓さん舞妓さんに会えるお店も紹介しています。
お茶屋さん以外にも、祇園周辺の旅館やホテル、飲食店でも芸妓さん舞妓さんを呼べる所は結構あります。
舞妓さんに会いたいから、お座敷遊びがしてみたいからお茶屋さんに行きたい、という方は結構いると思いますが、一見さん向けのプランがあるお店なら紹介者はいりません。
お店によっては舞妓さんとお話するだけ、または舞も見られたり本格的なお座敷遊びも出来ます。
お茶屋に連れて行ってくれる方がいない場合、一回くらいお座敷遊びをしてみたい、お話してみたい、というだけなら一見さん向けのプランを利用されるのが良いと思います。
お茶屋さんは遊びの代金が後日請求されますが、こういったお店なら事前に大体の予算も分かるしその場でお支払いするのでお財布も安心です(笑)
一見さん向けのプラン場合、芸舞妓さんの花代プラスご祝儀プラス飲食代等がセットになっている事が多いようです。
実際にお茶屋さんの建物に入って味わえる空気とは違うのでしょうが、真の花街のお客様になるには様々な覚悟が必要なのでしょうねぇ…
一見さん向けのお店の紹介記事では、お座敷でのマナーについても少し触れられています。
最近は観光客がお座敷へ向かう舞妓さんに群がってトラブルが度々起きていると言われていますが、一見さん向けのお店においてもマナーの悪いお客様の話を時々耳にします。
お茶屋さんなら、お茶屋の女将さんや紹介者の方がマナーについて教えてくれるのでしょうが、お茶屋さん以外ではなかなか難しいものがあると思います。
お店の紹介をしつつマナーについても説明があるのは良いと思います。
初めて舞妓さんに会って舞い上がり、うっかりおかしな振る舞いをして恥ずかしい事になってしまうなんてありえますしねぇ(汗)
実は私の友人も、一見さん向けのお店に行って、浮かれて顰蹙な発言をしちゃった人がいます…

2月号には、祇園ことばミニ辞典も載っていて、私も知らないことばや、違う読み方をしていたことばもあって参考になりました。


「月刊京都」は年間購読の他、バックナンバーの取り寄せも出来ます。
個人的にはちょっとお高いと思いますが(笑)おすすめです。
で、こういう本を読むと京都に行きたくてしかたないです。
でも暫く京都はお預けです。