いくつかの花街ファン関係のブログを読んで、ブログ管理人よりもゲストのコメントに?と思うことが多くなりました。
芸舞妓さんのプライベートな、あまり公にしないような情報をあっけらかんと書かれていてブログが情報交換会と化していたり、芸の道に進んでほんの数年、まだ芸妓にもなっていない修行中なのに過剰に持ち上げて、舞の名手とか芸の達人なんて呼んでいるコメントがあったり、なんだかとても違和感を感じます。
芸舞妓は芸能人と同じだから、ネットで噂話くらいしたって良いじゃないという意見をいう人もいますが、最近は個人ブログやmixiなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスが芸舞妓のゴシップサイトと化していて、そこで交わされる話題もごく限られた人々しか知らないはずである話が平然と書き込まれて、誰でも知ることが出来る状況なのにはとても複雑な気分になります。
今時は置屋さんでインターネットも出来たりしますから、芸舞妓さんからしたら、なぜその話を知っているのかと不気味に思う方も多いと聞きます。
ネットに情報が書き込まれるのを喜ぶ舞妓ファンの方もいますし、情報を書き込みをする方は悪気はないのでしょうが、その書き込みが当事者にとって必ずしも歓迎出来るとは思えないし…
芸舞妓さんの引退など進退に関わる話についても、巨大掲示板などでいち早く書き込まれて、芸舞妓さんご本人と面識すらないような舞妓オタクの人がそこで知ったらしい情報を元に、舞妓好きのアマチュアカメラマンや舞妓オタクの方のブログや掲示板などで〇〇さんが〇月に辞めるそうですね、などとコメントされているのも随分と見かけます。
こういう事は、書いている本人は深く考えないで書き込みをされているのでしょうが、この手の話は辞めるという話がまだごく一部の関係者しかしらず、ご贔屓筋への正式な発表をする前にネットですっぱ抜かれたりする場合が非常に多いのです。
こういうネット情報をご贔屓筋などが見て、本人からはまだ辞めるなんて何も聞いていない、水臭いじゃないかと思ったり、不義理をしているように思われたりする場合もあり、その芸舞妓さんにとっては迷惑なことになってしまいます。
私自身、知っている舞妓さんが何月何日に辞めるとネットで知り、ご本人からは近いうちに辞める事になったとは聞いていましたが、予定よりも早くなったのでびっくりして、友人を通じてご本人に確認して貰ったところ事実で、日程が決まったのも何日も経っておらず、ごく近い筋しか知らないはずなのになぜもうネットで知れ渡っているのかと本人も大層気分が悪いと言っていたそうです。
中には舞妓さんのプライベートな姿の写真をアップして欲しい、舞妓の○○さんの事をもっと教えて欲しいというようなリクエストもあるようで、ブログ訪問者の要求もエスカレートしてきて、そういったプライベートな写真や情報の公開が普通の事のように思われるようになったら、ちょっと…と思います。
映画やドラマの影響で花街に興味を持つ人が増えたのは良いことだと思います。
でも、舞妓さんばかりが京都の花街や伝統を支えている代名詞のようにいわれがちです。
そこにも違和感を感じます。
つい最近までは、若い人や女性はなかなか足を踏み入れにくい場所であった花街。
私も、以前だったら花街に関心はあってもそれだけで終わっていたでしょうね。
なかなか知ることが出来ない花街の世界や、素晴らしい芸舞妓さんの衣装、簪などの写真など、ネットを通じて知る事が出来るのは素敵な事とは思います。
でも、ある程度の線引きって必要だと思うのですよね。
アマチュアカメラマンの撮影問題、外国人観光客の問題など、新たな様々な問題が出てきていますし、花街も変わってきたけど、花街を取りまく人々が一人歩きし過ぎて、どんどん温度差が激しくなる一方のように思います。
これからも花街は変わる事はあるのでしょうが、花街に行く側、関心のある側が変わって行かないと、この温度差はますます広がって、そのうちに全然違う形になってしまうかもしれません。
そうならないように祈るばかりです…
芸舞妓さんのプライベートな、あまり公にしないような情報をあっけらかんと書かれていてブログが情報交換会と化していたり、芸の道に進んでほんの数年、まだ芸妓にもなっていない修行中なのに過剰に持ち上げて、舞の名手とか芸の達人なんて呼んでいるコメントがあったり、なんだかとても違和感を感じます。
芸舞妓は芸能人と同じだから、ネットで噂話くらいしたって良いじゃないという意見をいう人もいますが、最近は個人ブログやmixiなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスが芸舞妓のゴシップサイトと化していて、そこで交わされる話題もごく限られた人々しか知らないはずである話が平然と書き込まれて、誰でも知ることが出来る状況なのにはとても複雑な気分になります。
今時は置屋さんでインターネットも出来たりしますから、芸舞妓さんからしたら、なぜその話を知っているのかと不気味に思う方も多いと聞きます。
ネットに情報が書き込まれるのを喜ぶ舞妓ファンの方もいますし、情報を書き込みをする方は悪気はないのでしょうが、その書き込みが当事者にとって必ずしも歓迎出来るとは思えないし…
芸舞妓さんの引退など進退に関わる話についても、巨大掲示板などでいち早く書き込まれて、芸舞妓さんご本人と面識すらないような舞妓オタクの人がそこで知ったらしい情報を元に、舞妓好きのアマチュアカメラマンや舞妓オタクの方のブログや掲示板などで〇〇さんが〇月に辞めるそうですね、などとコメントされているのも随分と見かけます。
こういう事は、書いている本人は深く考えないで書き込みをされているのでしょうが、この手の話は辞めるという話がまだごく一部の関係者しかしらず、ご贔屓筋への正式な発表をする前にネットですっぱ抜かれたりする場合が非常に多いのです。
こういうネット情報をご贔屓筋などが見て、本人からはまだ辞めるなんて何も聞いていない、水臭いじゃないかと思ったり、不義理をしているように思われたりする場合もあり、その芸舞妓さんにとっては迷惑なことになってしまいます。
私自身、知っている舞妓さんが何月何日に辞めるとネットで知り、ご本人からは近いうちに辞める事になったとは聞いていましたが、予定よりも早くなったのでびっくりして、友人を通じてご本人に確認して貰ったところ事実で、日程が決まったのも何日も経っておらず、ごく近い筋しか知らないはずなのになぜもうネットで知れ渡っているのかと本人も大層気分が悪いと言っていたそうです。
中には舞妓さんのプライベートな姿の写真をアップして欲しい、舞妓の○○さんの事をもっと教えて欲しいというようなリクエストもあるようで、ブログ訪問者の要求もエスカレートしてきて、そういったプライベートな写真や情報の公開が普通の事のように思われるようになったら、ちょっと…と思います。
映画やドラマの影響で花街に興味を持つ人が増えたのは良いことだと思います。
でも、舞妓さんばかりが京都の花街や伝統を支えている代名詞のようにいわれがちです。
そこにも違和感を感じます。
つい最近までは、若い人や女性はなかなか足を踏み入れにくい場所であった花街。
私も、以前だったら花街に関心はあってもそれだけで終わっていたでしょうね。
なかなか知ることが出来ない花街の世界や、素晴らしい芸舞妓さんの衣装、簪などの写真など、ネットを通じて知る事が出来るのは素敵な事とは思います。
でも、ある程度の線引きって必要だと思うのですよね。
アマチュアカメラマンの撮影問題、外国人観光客の問題など、新たな様々な問題が出てきていますし、花街も変わってきたけど、花街を取りまく人々が一人歩きし過ぎて、どんどん温度差が激しくなる一方のように思います。
これからも花街は変わる事はあるのでしょうが、花街に行く側、関心のある側が変わって行かないと、この温度差はますます広がって、そのうちに全然違う形になってしまうかもしれません。
そうならないように祈るばかりです…