今まで撮らせていただいた、京都の舞妓さんの花簪の写真です。
この画像の花簪、5月の藤になるのですが、ぱっと見てなんか雰囲気が違う?と思いました。
よくみると、ちりめん細工の花簪です。
舞妓さんの花簪は羽二重を染めて作ることが多いのですが、たまにちりめんで作ることもあります。
羽二重は薄い生地で繊細なデザインにしやすいですが、ちりめんは生地が厚い分、藤のように小さい花びらの物は作るのが難しいように思います。
色合いも、羽二重とちりめんでは染まり具合が違うと思います。
5月は藤の他には菖蒲と牡丹があります。
藤も紫だけでなく、白やピンク、赤というのもあります。
赤い藤の花簪は過去に一回だけ見たことがあります。
七五三用や日本舞踊向けなどで売っているのは見たことがありますが、舞妓さん用ではあまりないと思います。
菖蒲も、紫、ピンク、白などがあります。
牡丹は、ピンク、赤などがあります。