はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

京あるきin 東京2017 ~恋する京都ウィークス

2017-02-26 17:44:49 | 京都・観光

恒例となった京都創生のイベント、「京あるきin 東京2017 ~恋する京都ウィークス」に行ってきました。

今は勤務が土日休みではないのですが、行きたいイベントのある日が上手い事休みになったので、2/4に開催された「京都ブランドフォーラムin東京」と2/11に開催された「1 DAY KYOTO CAFÉ @daikanyama」、2/12に開催された「京都館 春のキャンペーン」に行ってまいりました。

「京都ブランドフォーラムin東京」では株式会社虎屋・株式会社榮太樓総本舗・株式会社末富・株式会社ロマンライフから社長さんが来場され、スイーツの魅力や菓子文化の可能性を語るというもので、お土産にはそれぞれの会社さんの商品を戴けて、お話も聞けてお腹も満足な催しでした。


会場となったJPタワーKITTEでは京あるきの様々なイベントがあり、京都国立博物館の公式キャラクターのトラりんと、なぜかくまモンが登場しました。
トラりんは尾形光琳の「竹虎図」をモチーフにしたキャラクターで愛嬌たっぷり。
ゆるキャラが登場すると盛り上がりますね~。

 

 2/11は代官山で開催された、「1 DAY KYOTO CAFÉ @daikanyama」へ。
オズマガジンとのコラボイベントだそうです。
イベントはトークショーや舞妓さんの踊りが数回行われ、私は午前中は仕事で中途半端なタイミングで会場に到着。
代官山なんて10数年足を踏み入れていないわ・・・・
ビルになっている会場なのかと思ったら、敷地内にカフェやTSUTAYA、ショップなどが点在して建っていて、オシャレな近所の人々が犬と散歩に来ていたり。
あちこちに河津桜?らしい濃いピンク色の桜が咲いていました。 

その一角にあるガラス張りの建物が会場。
中は狭くて、京都で話題のオシャレな綿アメのショップが出店、オズマガジンの販売や舞妓さんとの記念撮影スポットなどがあり、前方にはトークショーと舞妓さんの踊りを見る人たちの為に椅子が置かれていました。 
会場内に置かれた座席は空いているところに座って良いのかと思ったら、トークショーに申し込んだ人だけが座れるそうで事前に予約した人から先着になるとのこと。
当日申込は可だそうで申込み。
参加は無料で、ポップな色の可愛い干菓子が貰えました。
アンケートを書くとガチャガチャの券と引き換えになり、何かグッズが当たるとか。
私は和風のメモ帳が当たりました。
京都が好きだというモデルの田中里奈さんとオズマガジン編集長によるトークショー。
インスタに載せるのに映える京都のお勧めの場所などを紹介していました。
京都市観光協会から来られた職員さんによる、お勧めスポットの紹介もありました。

 

トークショーが終り、宮川町の舞妓さんによる踊りの披露。
早春に踊られる曲が二曲、最後は祇園小唄。
踊りが終ると、撮影スペースで舞妓さんとの記念撮影が始まりました。
スタッフが記念撮影した画像をインスタグラムやTwitterへのハッシュタグ付けでの投稿を呼び掛けていて、会場内に設置された特別な機械がその投稿を拾ってはカード状の写真を印刷して、投稿した来場者に渡していました。
プリクラみたいな機械なのだそうです。 

 

2/12は京都館で春のキャンペーン。
こちらは事前申込み制で舞妓さんの会があり、1月中に京都館で申込みをしていたので参加出来ました。
去年は申込み制ではなく舞妓さんの踊りを観るのに先着順でギュウギュウで、最後にバレンタインデーだったということで舞妓さんからチョコレートが配らたのを強引に割り込んでゲットしていた人がいたっけなぁ・・・
申込み方法が電話申込みは不可で直接出向く必要があるということと有料だからなのか、去年よりは来場者が少なかったような。

会はまず上七軒の舞妓さんによる踊りが二曲。
踊りが終ると、今度は舞妓さんがお抹茶とお菓子(桜餅)を一人一人に運びます。
お茶を点てるのはお茶の先生で、実際に配られるお茶は裏で点てられた陰点て。
お抹茶、熱くて飲めません(汗)
お茶が終ると舞妓さんの撮影タイムがあり、会は終了。
舞妓さんはパンフレットを配るのにお外へ。
京都館の前には高速バスのバス停があり、バスから降りてきた人達は舞妓さんがいてびっくりしたように見ていました。
会では写真が撮りにくかったので外で舞妓さんの写真を撮らせていただきましたが、京都館の建物前に自転車が何台も駐輪してあり、目立つ所に堂々と自転車があってびっくり。
警備員が敷地の端に移動させているそうですが、すぐにまた停められてしまうみたいです。
駐輪自転車の持ち主の人、京都館前に戻ってきたところに舞妓さんと記念撮影、パンフレットを貰って自転車に乗って帰って行きました(苦笑)

 

2月は毎年楽しみにしています。
舞妓さんが来るし、京都の様々な情報が手に入るし京都の空気も味わえる。
来年も楽しみです!


4月・五郎蝶の花簪

2017-02-10 21:24:42 | 舞妓の衣装・装飾品

4月の花簪は桜が多いですが、金属や布で作った蝶もあります。
ちりめんなどの布で作った蝶なら可愛らしい雰囲気なので、まだお店出しをして間もない小さい舞妓さんでもぴったりですが、こういった金属で作られたタイプだと大きなお姉さんに似合います。

こちらの舞妓さんは祇園甲部の方で、都をどりの髪型「中島田」を結われています。
芸妓さんになるとお座敷に出る時は組紐などを髷に掛けますが、舞妓さんは組紐以外には花簪と同じような細工の飾り(根掛け)を使うことも。
大かん(手前の大きな簪)と勝山(髷の手前の幅広の簪)と根掛けが同じデザインで誂えていて、とてもお洒落!
銀色に輝いた蝶々、豪華ですね。

4月の花簪については、「4月・桜の花簪」「都をどりのお衣装」「都をどりのお衣装その弐」もご覧下さい。