6月は、柳または紫陽花の花簪です。
上記の画像は、柳に傘と燕をあしらったものです。
オーソドックスなのは柳にピンク色の撫子をあしらったもので、他に赤や水色の撫子をあしらうこともあります。
下の画像のように柳に蛍をあしらったものも見掛けます。
画像が荒くてすみません。
カメラの設定がうまくいかず、画像を弄っていたら大変なことに(T_T)
6月からは、着物は単衣袷や無双(紗合わせ)で帯と帯揚げは絽、珊瑚の玉簪から翡翠の玉簪、大きな舞妓さんになると髷に付けるおふく掛けも絽、櫛も摘みのものではなく銀の糸巻き櫛という夏仕様になります。
上記の画像の舞妓さんは、前挿しは真鍮の団扇、柳の花簪と合う黄緑色の糸巻き櫛で、ジメジメした梅雨の真っ盛りにも爽やかな組み合わせでした。