はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

皇居・宮殿一般公開のニュース

2013-12-17 01:26:06 | 東京

皇居・宮殿を初の一般公開へ=天皇陛下80歳を記念―宮内庁(時事通信) - goo ニュース

来年5月と10月に皇居の宮殿が一般公開されるとか。
皇居は、東御苑にある建物で行われる宮内庁楽部の演奏会には時々誘われるのですが行ったことはなく、個人で東御苑を一度だけ参観したことがあります。
宮殿の中に入れるなんて、たぶん一生ないでしょうし、ぜひ行きたいです。

特別な施設の一般公開って時々ありますが、わりと好きです。
最高裁判所の公開日に行って、裁判官の席に座ったりして。
なかなか面白いです。
赤坂の迎賓館の公開にも行ってみたいのですよねぇ。


京あるき in 東京2014~恋する京都ウィークス

2013-12-16 22:02:44 | 京都・観光

京あるき in 東京2014~恋する京都ウィークス
http://www.kyoaruki.jp/

京都の文化や観光名所、伝統工芸品などを紹介するイベント。
来年2014年もも開催するそうです。
すっかり恒例となりました。

期間は2014年2月4日(火)〜19日(水)
京都の大学の先生方による特別講座で行ってみたいのがいくつかあります。
オープニングイベントで演奏される大船鉾の祇園囃子、祇園甲部現役芸妓にしてシンガーの真箏さんによるジャズなども聴きたいです。
毎年楽しみにしている舞妓さんが来場するイベント。
今回は、2/4のオープニングイベントと、オープニングイベント後に開催される「京都ブランドフォーラム in 東京」での舞披露、2/8〜2/9のプランタン銀座での観光誘致イベント、2/14〜2/16に京都館で行われる「京都館春のキャンペーン 京都伝統産業の日&東山花灯路2014in東京」での有料イベントとなるようです。
京都館のイベントは事前申し込み制参加費1000円とあるので、お茶席と何か?というところでしょうか。

今年も残り半月。
インフルエンザの季節を乗り切って2月にはイベントを楽しみたいと思います。


十二月・まねきの花簪

2013-12-02 07:01:06 | 舞妓の衣装・装飾品

今まで撮らせていただいた、京都の舞妓さんの花簪の写真です。

12月はまねき。
11月の後半になると、南座で行われる顔見世興行に出演する歌舞伎役者の名前を書いた「まねき」が南座に掲げられます。
これを模したものを12月の花簪にしています。
顔見世興行が始まり、12月上旬には京都五花街の芸舞妓さんが桟敷席に並び観劇します。
これを「総見」といいます。
この時、舞妓さん達には置屋のおかあさんが選び抜いた、とっておきの衣装を着せると聞いたことがあります。

まねきの花簪には二種類あり、「もち花」と「竹矢来」です。
もち花は割れしのぶ髷の舞妓さん、竹矢来はおふく髷の舞妓さん。
画像の舞妓さんは割れしのぶで、もち花の花簪を挿し、冬に多い飛び絞りの衣装です。
このもち花は年ごとに微妙にデザインが変わるので、毎年拵えていると聞いたことがあります。

もち花にも竹矢来にも、まねきの白い板がついています。
これは真っ白な状態で売られていて、総見の時に舞妓さんたちは楽屋に行き、好きな役者さんにサインを入れて貰う習わしになっています。
立役の役者さんは黒い文字、女形の役者さんは赤い文字で、通常は板は二個ついていて、立役・女形それぞれにお願いするとのことです。
好きな役者さんが何人もいて選べないわ~と、板を一個増やして三個にしていた欲張りな舞妓さんもいたとか。

上の画像ですが、実は二人の舞妓さんと一人の芸妓さんが写っています。
手前の舞妓さんの後ろに芸妓さんがいて、髷のところなどが重なっているので妙な感じになってしまいました(^^;)
左の端にももう一人舞妓さんが。
簪がちゃんと写っている写真がなくて・・・・わかりにくいですよね。