はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

八坂神社の節分

2006-03-19 19:22:31 | 京都・行事

節分の時期には京都の神社仏閣では様々な節分の行事が行われますが、いくつかの神社仏閣で舞妓さんの舞の奉納と豆まきが行われます。北野天満宮では、北野天満宮の氏子である上七軒の舞妓さんの奉納舞と豆まきがあり、八坂神社では八坂神社の氏子である祇園甲部、祇園東、宮川町、先斗町の四つの花街の舞妓さんの奉納舞と豆まきがそれぞれ行われます。


※画像は祇園甲部の舞妓さんです。2006年2月撮影。

舞妓さんの奉納舞と豆まきのあとは、鬼の舞も奉納されます。鬼達は蓬莱の鬼の一族で、虎のパンツを履いた着ぐるみっぽい鬼ではなくて面に能装束のような衣装を着て登場します。
鬼達に頭を撫でられると健康になったり頭が良くなるらしいです。(^^)数年前に撫でて貰いましたが、健康はともかく頭はイマイチ効果は無かったかな・・・(^^)この鬼の舞も今後は行われなくなると聞いたのですが、どうなんでしょうね。こういった行事がなくなるのはとても残念です。

 


舞妓さんの髪型・お染(節分の変わり髷)

2006-03-06 23:01:33 | 京都・舞妓さん変身体験(髪型いろいろ)

節分の時には舞妓さんはいつもとは違った髷を結い、町娘のようなお着物を着て、特別な装いをするそうです。舞妓変身のお店でも、節分の時期には、節分の時の舞妓さんと同じような格好をさせてくれる所があります。

 

私が結った髪型は「お染」という髪型。出たばかりの若い舞妓さんが結う髪型で、割れしのぶという髷に橋というしっぽのような毛が掛かっています。昔はかなり若い娘さんが結った髪型なのでしょう。
今回は本物の舞妓さんが髪を結う美容室で結って戴きました。この時期はお茶屋のお客様なども舞妓さんの格好をさせて貰うそうで、美容室では日本髪を結うお客様が沢山いらっしゃいました。

 

※画像は全て私が変身体験した時のものです。

縮緬の可愛らしい柄のお着物に黒い襟を付け、くす玉の簪を挿すと江戸時代の町娘のような姿になります。この節分の時期に結える髪型は色々あるそうです。もっと他の髪型も結ってみたいな。もっと年を取る前にね。(^^;)今でも十分年寄りですけど・・・・