はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

日本髪が結える美容室

2009-05-28 01:34:41 | 
お友達からの情報で、浅草で有名な日本髪が結える某美容室が近々閉店されるそうです。
ますます日本髪が結えるお店が無くなる…
夏頃には年末の日本髪をどうするか決めて予約をいれるつもりでしたが、閉店の話を聞いて焦ってしまい昨年末にお願いした美容室に急遽予約を入れました。
髪飾りの貸し出しの関係で無理かな?と思っていた髪型でお願い出来る事になったので嬉しい。
割れしのぶやおふくなら融通きくけど、特殊な飾りが必要な髪型だと早くからお願いしてないと無理みたい。
年末日本髪は貧乏だし仕事の関係もあって迷っていたけど、その為にまた頑張ってお金を貯めようと自分を奮いたてるのでありました。

閉店の話は、私が予約をした美容室の先生もすでにご存知だったそうで、非常なショックだと仰っていました。
本当に残念です。



そうそう、新橋に戦後初めての半玉さんが出たそうです。
以前から話には聞いていて、カツラではなく舞妓さんのように地毛で日本髪を結っているとも聞いていましたが、本日初めて写真を見る事が出来ました。
画像が小さいのでわかりにくいですが、菖蒲の花簪に地毛で結い上げた日本髪はやはり舞妓さんぽい雰囲気です。
でも良く見ると京都の舞妓さんと花簪を逆に挿してる。
舞妓さんは左側に花簪を挿しますが、写真で見る新橋の半玉さんは右側に花簪を挿しています。
そういえば歌舞伎などでも江戸の町娘は右側に挿していたような。
新橋の半玉さんは場所柄、銀座あたりの美容室に行かれると思われますが、銀座にはまだ日本髪が結える美容室があると以前聞いた事があったのですが、今はどうでしょうね。
東京で今日本髪が結える美容室は何カ所あるのでしょうか…

梅が見たい

2009-02-15 12:47:55 | 
今年はまだまともに梅を見ていません。
わずかに花をつけたご近所の梅の木を通りすがりに見るくらい。
梅の香りはしますけど・・・

今日は綺麗な梅の花を見ました。
といっても本物の花ではなく、花簪。
枝垂れ梅も良いですね。
梅の花簪はとても可愛い人が挿していました。


習い事を始めました

2009-02-13 18:21:53 | 
ずっと憧れていた習い事を始めました。
お稽古初日は全身筋肉痛(汗)


今年は京都旅行は控える事になりそうです。
お師匠さんが京都から来られるのでお稽古の日程が不定期で予定を入れにくいのと、実家でいろいろあり、遊び事は慎もうという事で。
仕事の事でも春以降は心配事がありましねぇ…
でも、突発的に強行軍で都をどりを見に行ったり桜を見に行ったりしそうですが…
お伊勢さんにも行ってみたいし和歌山で双子のパンダを見たかったり、京都以外にも行きたい所もあったりします。

お正月の花簪について

2009-01-23 12:35:53 | 

ここ数年年末に日本髪を結ってお正月を過ごしています。
お正月には新しいデザインの花簪を挿したいので、毎年デザインが変わるお正月の花簪のミニチュア、豆かんを購入しています。
お正月の花簪については過去に他の記事でも触れていますが、花簪を並べて写真を撮ってみたので改めてアップしました。

お正月の花簪は一体毎年誰がデザインを考えているのだろうかと気になっています。
京都の舞妓さんは基本的にはお正月にはその年のデザインの花簪を挿すらしいです。(一部の花街では置屋ごとにバラバラの簪を挿していたり、みなとは違う簪を挿したいなど過去のデザインの花簪を挿す舞妓さんもいるそうです)

画像の左から、平成19年、20年、21年のデザインとなります。
平成19年度のお正月の花簪は梅と寒菊と羽子板、平成20年度は松竹と寒菊、平成21年度は寒菊と竹と松葉となるようです。
この簪は舞妓さんがお座敷で挿す大かんより小さめに作られている関係で、お花とかの飾りが一種類少なくなっているなど若干雰囲気は変わりますが基本的なデザインは一緒です。
平成20年の簪だと、私が持っている豆かんは松と寒菊のみの飾りしかついていませんが、松ではなく竹と寒菊のもあって、どちらを買うか悩みました(^_^;)

さて、お正月の花簪ですが、舞妓さんの写真集や花街関連の書籍等では「お正月」と表記されている場合と「松竹梅」と表記されている場合とがあります。
お正月の花簪が必ずしも松竹梅ではないのですよね。
毎年デザインが変わっていますし、昔の本などを見ても松竹梅以外のデザインの写真を良く見掛けます。
「松竹梅」という表記はおめでたいものの代名詞的に使われているのかもしれません。
もちろん松竹梅もあるのでしょうが、松、竹、梅、寒菊、羽子板、鶴、松葉、折り鶴、糸車など、おめでたいモチーフを組み合わされていて、また、同じモチーフでも色合いや若干デザインを変えたり…
松も青々としリアルな感じの松葉だったり、摘み細工で柔らかな感じだったり、鶴も白の摘み細工だったり銀の細工だったり…
ここ最近は寒菊のモチーフは良く使われていますが、同じ寒菊でも花びらの形からして変えています。奥深いです!

 祇園祭の簪も、八坂神社の氏子である祇園甲部、先斗町、宮川町、祇園東の舞妓さん達は毎年デザインの変わる簪を一律で挿しています。(やはり好みで過去のデザインの簪を挿す舞妓さんもいます)
簪を作る職人さんも大変ですね。

余談ですが、上七軒は北野天満宮の氏子であるため、舞妓さん達は他の四花街の舞妓さんのように勝山髷を結うなどの祇園祭仕様の拵えは基本的にはしないと聞きましたが、近頃は所属する置屋さんによっては四花街の舞妓さんと同じように勝山髷を結ったり祇園祭仕様の拵えをするとかしないとか…

祇園祭の花簪は、銀色の飾りの土台に団扇や扇、桔梗の花や蝶々、渦巻きや露芝など、涼しげで可愛らしいモチーフが使われています。
これも毎年一体誰が決めるんでしょうねぇ。
簪屋さんや職人さんが相談しあって決めるのでしょうか。
お正月の花簪も、祇園祭の花簪も、どんなデザインになるのか毎年楽しみです。
毎年新しいデザインの簪を購入するのは良いのですが、簪のコレクションも増えて来たのでそろそろ収納する場所が心配になって来ました(^_^;) なんとなく色褪せしてきている気もしています…
また新しいお正月の花簪を購入したら画像を追加していこうと思います。

  


髪解いた

2009-01-04 18:17:18 | 
今年も食器用洗剤で洗ってからシャンプー、コンディショナー、トリートメント。
なんか異様に髪サラサラになったのですが…
いつもよりもしっかり洗浄してから潤いを与えたからかしら?

かもじを返しに行って、あとは着物を片付けるけど、次の週末まではハンガーに掛けたままと思われます(汗)

頭皮はまだ痛いなぁ。
シャンプーして激しく髪が抜けた。
暫く髪も養生しないと。
襟足ともみあげがやけに短くて、後れ毛を上手くなでつけられなくて格好悪くなったゃった。
ここだけなんでこんなに短いの(泣)