はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

マニアックな舞妓グッズ

2008-10-17 00:10:53 | 京都・舞妓さん変身体験(その他いろいろ)
私は舞妓オタクですが、舞妓変身体験も好みます。
昔から着物が好きだし(和裁を専攻してました)日本髪も好き。
舞妓変身体験以外でもお正月には日本髪を結い、気合いを入れて新年を迎えています(*^_^*)
舞妓変身体験の時や、お正月に日本髪を結う時に使うグッズも集まってきました。

まずは箱枕。
オークションで買いました。
日本髪を結ったまま寝るにはやっぱり必要です。
去年はこれで6日間頑張りました。
今時なかなか売ってないのですよねぇ。
京都なら布団屋さんで売っていることもありますが、他の地域ではなかなか。
今まで綿の入ったのと蕎麦殻のを借りて寝ましたが、綿のは痛くて余計辛かったです。
蕎麦殻な樹脂のチップ入りの方が頭の重さが分散してまだマシかしら。
昔舞妓だった知り合いが、自分も蕎麦殻を使っていて蕎麦殻の方がやっぱり良いよ、と言っておりました。


次に柘植の櫛。
日本髪の手入れをするのに使います。
私が持っているのは携帯用の小型の物で、折りたたみの鏡に差し込んで持ち歩いています。
鬢付け油を使っている髪は、すぐ埃が付いて櫛で梳くと埃が沢山取れる…
鬢の形を整える時に、この櫛の柄の部分を鬢に差し入れて髪を引き上げたり、鬢を補強する為に使う紺紙が乾いてきてズレるので、柄の部分でズレを直したり…
自分で手入れをすると、毎日手入れをする舞妓さんの苦労が少しでも理解出来ます。

次はおふく髷に付けるおふく掛けと、中島田の髷に付ける根掛け紐。
舞妓変身体験で地毛で日本髪を結った時の為に用意したもの。
季節に合う刺繍の入った半襟を使いました。
実際にこの飾りを作っている人から作り方を聞いたので作る気になったのですが、そこまでやらんでも、と呆れられそうですね(^_^;)
舞妓さん達も自分で作ったり、髪結いさんに作って貰ったりしているそうです。
舞妓さんに作って上げて喜ばれている人を知ってます。


ブローチを簪にする為に使う台?は簪屋さんで購入。
金具に安全ピンを通してドッキングさせ、そのままだとぶらぶらするのでホットボンドで固定。
ホットボンドはドライヤーなどで熱を当てると溶けるので、他の物に付けかえる事が出来ます。


上記の物は以前別の記事でもご紹介している物ですが、マニアなグッズとしてまとめて載せました。

前は自分のホームページやブログを、あくまでも舞妓オタク、舞妓変身オタク主体にするつもりはない!と思っていたのですが、最近開き直ったというか…
仕方ないよ、舞妓オタク、舞妓変身オタクなんだから!と…

でも一応このブログは京都に関するあれこれを語るという趣旨は変わりません(^O^)


次のお正月も日本髪を結う予定なので、これらのグッズが役にたってくれるでしょう。

祇園四条へおこしやす

2008-10-16 08:41:21 | 京都・観光
朝起きたら、携帯のアプリで読めるニュースに「祇園四条へおこしやす」という見出しが。
京阪の四条と五条ともう一つの駅の駅名が変わります。
駅名変更のPRをした祇園甲部の舞妓さんがしていました。
ニュースサイトでは主要ニュース欄で紹介されています。

Yahoo!で調べてみたら「祇園」という駅名は千葉県と福岡県に一つずつ、「祇園」の文字を含んだ駅は今回の祇園四条駅を含めると全国に四つ。
京都には意外にも「祇園」とつく駅は一つもありませんでした。
地下鉄にも四条駅があり、二人の駅は隣接していないし紛らわしいようです。
観光客や利用客により分かりやすい名称に、という趣旨があるみたいですね。


昔、初めて一人で京都に行った時にお友達と京阪の四条駅で待ち合わせしていました。
私は新幹線で京都まで来て、初めてなので右も左もわからない、京阪も地下鉄も区別出来なかった。
地下鉄の四条駅から地下道を歩いて、途中から地上に出て四条大橋を渡り、ようやくお友達と合流出来ました。
地下鉄の四条駅から延々と地下道を歩いた時は凄く長く感じたなぁ。
ちょっと懐かしい思い出です。

だんだん感想

2008-10-16 00:46:30 | 花街関連テレビ映画
ついに出ました!入れ替わりネタ!
ただの女子高生が1日のみでも双子の片割れの舞妓に入れ替わるなんてありえん。
かなりドタバタでお約束な展開に…
待て次回!です。

松江のトム・クルーズには笑いました。蜆カレーに続き蜆コロッケも…

今日の温習会シーン、鳥追いだから去年の演目だったかな?
やっぱり去年の温習会の映像に嵌め込んだ?
去年は温習会行ってないので番組が手元に無い。
あれば鳥追いを舞った舞妓さんの名前と、今日のオープニングで名前が出ていた舞妓さんと確認出来たんだけどな。

だんだん感想

2008-10-13 18:51:05 | 花街関連テレビ映画
「だんだん」見てます。
二週目はタイマー予約忘れて全部は見てないのですが、二人の出会いの話はちゃんと見られました。

双子の二人がどうして離れ離れになったのかはまだはっきりしていませんが、今日の放送で二人の父親と母親が誰かは、めぐみが戸籍をみた事で分かりました。
松江にいるめぐみの漁師の父が双子のお父さん、京都にいるのぞみの芸妓の母が双子のお母さん。
松江のめぐみのお母さんは継母。

設定によればお母さんは17歳で双子を生んだ設定だそうです。
凄い若いお母さんだし、舞妓になって何年もしないうちに、運命の相手と出会って舞妓引退、結婚出産離婚で芸妓として再出発という設定なんでしょうか。
随分とスピーディーだなぁ。
両親がどうやって出会い、何故別れ、どうして子供を離れ離れになる事になったのか、今後分かって行くでしょう。
松江のお父さんはひょっとしたら子供が双子だって事を知らない?そんな訳はないかな。
全話見てないのですが、今現在の放送を見てなんとなく思いました。



さてさて、舞妓オタクとしての突っ込みです。
まず、舞妓「夢花」ことのぞみは、大きい舞妓さん(おふく髷を結っている年長の舞妓さん)で衣装は襟が白く片方の肩に柄があり、髷につけた赤い布など大きい舞妓さんになったばかりの雰囲気の物なんですが、花簪は小さい舞妓さん(割れしのぶ髷を結っている年少の舞妓さん)の物ですね。
これまで8月のススキと9月の桔梗の花簪を挿して登場しました。
二人の出会いの日が18歳の誕生日で、実のお母さんからのプレゼントでそれまで小さい舞妓さん向けの花簪から大きい舞妓さん向けの花簪に交換していましたが、9月の桔梗は小さい舞妓さん向けのの花簪でした。
小さいお花が沢山付いた花簪は大きい舞妓さんも挿す事はあるんですが、勝山と呼ばれる髷の手前に挿す、頭頂部を覆うような簪の部分は小さい舞妓さんのだと幅が広くて段の数も多いんです。
どうみても小さい舞妓さんのだったなぁ。
誕生日プレゼントにススキの簪を貰っている時に、もう18歳だからピンクは…とお母さんに言われているシーンがあります。
ススキの花簪は銀紙で出来ていて、裏が舞妓さんのキャリアによってピンク→水色→白となり、花びらのように沢山重なっていて、その裏紙の色が銀紙に反射してピンク色がかった銀色や水色がかった銀色というように見える作りになっています。
舞妓さんはキャリアにあった装いに厳しいので、いくら見た目が幼くても、それなりにキャリアがついてくると「あんた、まだそんな赤いのしてるんか?」と周りの人から注意される話を聞いた事があります。
「もうピンクは…」という台詞はそういう意味なんですが、せっかく脚本がちゃんとなっていても、細かい所もきちんとしてほしいなぁ。



今日の放送は温習会のシーンがありました。
オープニングに祇園甲部の現役の舞妓さん数人の名前が出ていたので、本物の舞妓さんが出ると喜んだのですけど、どうやら温習会の去年の舞台映像を使用してたみたいで、本物はそれだけの出演だったみたいです。
他に舞妓さんが出ていたシーンは無かったし。
都をどりのシーンなどは実際の舞台映像に役者さんをはめ込んでいるらしい、という話をちらっと聞きました。
今日の温習会シーンも去年の舞台の映像を合成したのじゃないかしら。
舞の振りのタイミングとかあって合わせるの大変そうだし、本当かどうかは分かりませんが…


全体的には私は悪くないと思ってます。衣装も髪型もちゃんとしてるし。
他のドラマじゃ舞妓さんの日本髪も半カツラでバレバレな事多いですしね~。
夢花役のカナさんの白塗りが似合わないという評判があるようですが、好みの問題かもしれませんが私はそれ程悪くはないと思ってます。
ただ、白粉がなんとなく薄く感じました。
うちのテレビのせいかしら?
じゃんけんで負けた方が舞妓役になったという噂は本当でしょうか(笑)
ネットでの評判も悪い所ばかり見掛けます…
まぁ、これからこれから。

時間があればそのうちまた感想を書きます。

以上、舞妓オタクの知ったかぶりな感想でした(笑)

秋の祭と宇治

2008-10-11 03:14:45 | 京都・旅行記

夜行バスで到着後、朝マックして漫画喫茶で洗顔、歯磨き、化粧を済ませ、簡単にネットしてから京都駅の観光案内所へ。
そこで色々なパンフレットを貰い、博物館や特別拝観の情報をチェック。
これ基本。

  

 

  


竹田の方で大骨董市があるとのこと、地下鉄で行ってみることにしました。
鼈甲の櫛や笄や珊瑚の簪と着物が見たかったので。
定期的に開催しているイベントらしく、お客様の年齢層は還暦クラスが殆ど。
私浮いてる…お店の人に遠慮なく値切ってくださいと言われました(^^:)



好みの物が無かったので結局何も買わず京都駅へ戻り、今度は奈良線で宇治へ。
相変わらず本数ないし。
宇治では抹茶のスイーツを食べ、平等院を拝観。
大勢の修学旅行生がいました。
修学旅行生へのガイドさんの説明をちゃっかり聞く。
宇治川を渡り、宇治上神社を拝観。
ここは確か友人の某さんが挙式し、衣装のレンタル先の相談を受けたのを思い出した。
源氏物語ミュージアムを見学して館内で上映している映画を見た。
前も思ったけど、なんかなぁ…微妙な作品・・・。
平等院の雲中供養菩薩は本当に美しくうっとり。
某美大の教授が幾ら払ったら譲ってくれるか?と血迷ってしまったのは理解出来るかもです。
前に拝観した時に平等院の職員さんが苦笑しながら話してくれました。
暑い一日でしたが、宇治川の水の匂いと金木犀の匂いが漂い、秋の気配がしました。

  

 

  


時間がないので急いで京阪の宇治駅へ。
宇治から三条京阪へ行き、タクシーで上七軒へ。
なんとかお神輿通過に間に合いました。
お神輿の他に、牛車や馬車、鉾なども行列に加わっています。
稚児や八乙女という子供さんが綺麗にお化粧をし衣装を着けて可愛らしい。
普段は静かな上七軒、今日はお茶屋さんもお祭りの設えで舞妓さんもお神輿をお出迎えします。
カメラマン、観光客、ご近所の人々と入り混じって凄い事に。
ここでもやはりカメラマンの傍若無人に、同類のカメラマンが怒鳴りつけ、何も知らない観光客やご近所の皆さんが凍り付いてた。
割り込み横入りなんでもあり、今回は女性カメラマンもかなり多く、他人が持参した脚立に無断で上がろうと注意される外国人女性カメラマンまでいました。
牛車に繋がれた牛が暴れ、途中から牛車と切り離していました。
牛くんも長時間歩いて疲れてご機嫌斜めだった模様です。

  

 



北野天満宮に到着したお神輿を見届け、御霊を神社に戻す神事わ非公開なので一般は社殿から追い出されたので、ふらふらと上七軒を歩いてバス停へ。
本日のお泊まりは三条なので三条京阪でバスで向かいました。
ホテルに着いて、シャワーを浴びて休憩してから夜の祇園へ。

友人が出前で取ったたこ焼きが美味しいというので、たこ焼きで締めようと思ったけど、たこ焼き屋さんが混んでたので諦めて帰って寝ました。

二日目は祇園の温習会を見ました。
舞妓さんの可憐な舞と、ベテランの芸妓さんの凛とした舞、若手芸妓さん達のねずみ年にちなんだコミカルでユーモラスな舞を堪能しました。
この日は一日雨で、帰りは土砂降りでした。
友人と河原町で秋の味覚をたっぷり食べ、友人とは途中で別れて京都駅へ。
帰りも夜行バスでもうヘトヘト。
隣の席の男性のマナーが悪くてつらかったです。
もう女性専用車以外は乗らない・・・・